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写真左から:同じ場所で働くクリスの元パートナーの娘のメーガン・マッカビン(Megan McCubbin)、クリスの長年に渡る人生のパートナーのシャーロット・コーニー(Charlotte Corney)、野生生活をこよなく愛し、自身がホストを務める様々なネイチャー番組を通してアウトドアライフの楽しみを伝えるクリス・パカッム(Chris Packham)。

OK! 独占インタビュー☆クリス・パッカム:「野生に魅せられて!」Vol.2

「今ここにいる幸せを、決して当たり前のことと思っているわけではないよ!」と語る、野生生活をこよなく愛すテレビプレゼンターのクリス。

━━あなたはご自身のことを“慈悲深い”とお考えですか?

今まで人生のほとんどをチャリティー活動に費やしてきたことを考えると、確かにそう言えるかもしれないね。それに今僕が特に自分の時間を惜しみなく使っているのはコーチングを通して若者を支援するという活動なんだ。様々なチャリティー活動を通して、志を高く持つ若者と会ったりしていると、本当に刺激を受けることばかりだよ。

━━何をきっかけに“若者がより良い人生を送ることができる支援”をしたいという考えを持つようになったのでしょうか?

僕自身、若い頃にたくさんのメンターから教えを受ける機会があって、とても幸運だと思っているし、あの経験は今でも忘れることができないんだ。中学生のころは、科学に関心を持つような教育を授けてくれた生物学の先生がいたし、5年生の頃は、基本的に僕が勉強を嫌いにならないような指導をしてくれる先生がいたんだ。というのも、あの頃の僕はまるでパンク・ロッカーのような外見で、学校は僕を退学させたいと考えていたくらいで、僕はメンタルな面でもかなり“落ちこぼれ”生徒だったから!

そして、大学時代は“希望を胸に大学で勉強している普通の大学生とは異なる僕のことを理解してくれて、温かい目で見守りながら僕を育ててくれた”メンターの存在があったし! だから、そうした経験を通して、今度は僕が今の若者たちに恩返しをしたいと思っているんだ。

━━その当時は、どのようなことで悩んでいたのでしょうか?

実は1970年代から1980年代にかけて、まだ診断未確定ではあるけれど「アスペルガー症候群」の症状があったんだ。あの当時はまだアスペルガー症候群がはっきりとした形で病気として認められていない頃だったから! だから「自分が他の人たちと異なっていること」や「周囲の人たちの自分に対する反応」などを含めて、ひたすら自分を責めるしかなかったし、僕は誰の目から見てもいつも嫌悪感と怒りでいっぱいという形相だったと思うよ。

とにかく、自分が嫌いでたまらなかったし、自分という人間の存在自体がおぞましくてならなかった時期! だから、自分を守る方法として、いつも友達を作ることを避けていたし、僕にとってはシャーロットとメーガンが唯一の友達だった!

あの頃の僕はとにかく、被害者意識のかたまりだったと思うよ。でもあの当時、僕の周囲には見識豊かな尊敬できる人たちがいて、その人たちから時々、自分のことを認めてもらえるようなことがあると、なぜか自分の正当性を実感することができたんだ。

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━━いつそれがはっきりと“アスペルガー症候群”だと診断されるようになったのでしょうか?

僕が40歳代のころ! 僕の周囲にも、同じような症状を抱える人たちがけっこうたくさんいたのだけれど、あの当時はまだはっきりと診断できる見込みがなかったし、世間にも広く知られていなかったしね。とにかく医学的にも誰も何も知らない時代だったから、両親や周囲の人たちも僕が病気に掛かっているとは思えなかったはず! あの当時は「ディスレクシア(Dyslexia:文字の読み書きに著しい困難を抱える障害)」も未知の病気だったけれど、今はメーガンが「ディスレクシア」と診断されて、幸いなことに様々なサポートを受けているんだ。

━━つまり、彼女はあなたの足跡をしっかりと理解しているということですよね?

そうだと良いね。僕はずっとメーガンのメンタリングをしているし、彼女が受け入れてくれる限り、これからもそうしていきたいと思っているんだ(笑) 僕たちは仲良し父娘だから!

━━昨年はあなたにとって、どのような年だったと思いますか?

実は最初のロックダウンのとき、シャーロットはずっとワイト島にいたので、僕はメーガンと2人で過ごすことになったんだ。そして、あの時期にさらにお互いを理解することができるようになって、2人の絆はもっと深まったのではないかと実感しているよ。

━━メーガンと一緒に仕事をすることに関してはどのようにお考えですか?

彼女と一緒に仕事をすることを大いに楽しませてもらっているよ。彼女の基本的な情熱は「自然への共感」から生まれているんだ。僕は彼女の幸せを心から望んでいるけれど、その幸せは彼女が自然界に対して何らかの肯定的な影響を与えることができる、あるいは、何らかの貢献ができていると感じたときにしか手に入れることができないんだ。

WORDS © EMILY WHITWAM
PHOTOS © DAVID CUMMINGS

Vol.3へ続く・・・。

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