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コメディアン出身で、英国のテレビ番組のホストを務めるジョエル・ドメット(Joel Dommett)。

OK! 独占インタビュー☆ジョエル・ドメット:「この仕事は僕の完璧な夢!」Vol.3

英国テレビ界の最新兵器、ジョエルが「ビッグスターからのアドバイス」や「結婚式がもたらした特別な人生」などについて語る。

━━奥様のハンナ(モデルのハンナ・クーパー(Hannah Cooper)との結婚生活はいかかですか?

素晴らしいの一言! ハンナはとても気立てが良い女性で、一緒にいると本当に落ち着いた気持ちになるんだ。もちろん、僕も彼女にとって同じような存在でありたいと思っているよ。

━━出会った当時、あなたがディーバ(Diva:成功した有名人)のような振る舞いをすると、彼女はあなたを諭したりしたと思いますか?

確かにそうかもしれないね。僕はきっとハンナと絶好の時期に出会ったのではないかと思うよ。僕はちょうど(英国サバイバルリアリティテレビ番組)『アイム・ア・セレブリティー:ジャングル』(I’m A Celebrity…jungle)を辞めて、彼女はその頃マイアミに住んでいたので、僕の番組を見ていなかったしね。彼女がイギリスに戻ってきた後、最初のデートに出かけたんだけれど、僕たち2人にとってはきっとタイミング的にも完璧な出会いだったのではないかと思っているよ。

彼女はモデルとして10年、僕もコメディアンとして10年のキャリアを積んできて、多分お互いに人生の同じ岐路に立っていたんだね。僕の結婚式のベストマンを務めてくれた友人のスティーブ(Steve)もちょうど同じような環境の中にいて、僕がまだディーバのような行動を取っていたら、きっと「一体何を考えているんだ!」と言っていたと思うね。

━━今でも昔の友達とお付き合いしているのでしょうか、それとも現在のあなたのアドレス帳はいわゆる「有名人」の名前でいっぱいなのでしょうか?

僕はショービジネスの世界にどっぷりと浸るような生活はしていないんだ。もちろん有名人の友達もいるけれど、それはジョシュ・ウィディコム(Josh Widdicombe)、ジェームス・アカスター(James Acaster)、ロブ・ベケット(Rob Beckett)、ロメッシュ・ランガナタン(Romesh Ranganathan)のように僕と同じ世代のコメディアンが皆成功しているから、そう言えるんだと思うよ。

僕たちは皆揃って、客の前で酷いギャグを飛ばしたりたりする、オープンマイク・サーキット(店のマイクを飛び入り客に解放する)の時代にコメディアンとしてスタートしているんだ。でも、今はそれを立派な劇場で披露する時代になったんだよね。皆で揃ってよくエディンバラ・フェスティバル(Edinburgh Festival)に出かけたりしたし、ジェームス、ジョシュ、トム・アレン(Tom Allen)とはルームメートとして3年間一緒の家で暮らしていたこともあるんだ。

OKJ.Joel-Dommett.3.2

━━なんて豪華な仲間でしょう! 彼らとは今でも連絡を取り合ったりしているのでしょうか?

もちろん、僕たちは他のコメディアンたちも一緒によくクラブで会ったりして、お互い小さな家族同士のような繋がりがあるんだ。ギャグを飛ばしながら彼らと一緒に時間を過ごしていると、時が経つのを忘れてしまうよ。

━━最初の頃、コメディアンとして気まずい思いをしたようなことがあれば、その経験を少しお話しいただけますか?

僕が話をしている間に誰かが立ち上がったとき、ある1人の女性も立ち上がって、真剣な表情で「もうそんな話はやめて、なぜ早くラッフル(抽選)を読み上げないの?」と言って、そのまままた席に着いたときがあったんだ。そのとき僕は観客が僕のトークではなく、抽選に方に関心があるということが初めて分かったということがあって、あの時はちょっと辛かったね。

━━現在抱いていらっしゃる仕事の夢について、少しお話していただけますか?

とても難しい質問だね。『ザ・マスクド・シンガー』(ITV 英国のリアリティ歌唱コンペティションテレビシリーズ)は僕の夢を実現させてくれた番組だし、『サタデーナイト・テレビ・ショー』(Saturday night TV show)は一緒に仕事をした仲間から触発されてとても楽しい番組だったしね。

その後はチケットを購入して僕のコメディーショーを見にきてくれるツアーを楽しませてもらったし、それぞれの分野で夢を達成したあと、次の夢に向かうことは結構大変な作業なんだ。でも強いて言うなら、ジョナサンの後を追って観客と交わいながら面白い話をするというのが僕の夢で、目標だと思うね。

━━将来アメリカに移住するような考えはあるのでしょうかか? それともあなたにとっては、やはりイギリスがご自身の居場所だとお考えですか?

僕はやはりイギリスをこよなく愛しているし、ここのコメデイー・サーキットが好きなんだ。だってイギリスのコメディー・コミュニティーは本当に素晴らしいから! 僕にとってアメリカは寂しい場所という印象があって、アメリカに渡って成功した人と、そうではない人をたくさん見てきているけれど、また最初からアメリカでスタートするということを考えると、やはりどうしてもおじけづいてしまうよね。

どちらにしても簡単に飛び込んでいくことはできないよ。それよりも僕は今までキャリアを積んできたこの場所でショーをすることが楽しいし、自分の家とワイフとの生活の方が大切なんだ。だから今のところは仕事の面でも無鉄砲な冒険はしたくないと思っているのが正直な気持ち!でも、いつかまたチャンスがあれば、そのときまた改めて考えることにするよ。

WORDS © RIANNE ISON
PHOTOS © LORNA ROACH
CHRISANDRUTH.COM
MAKE-UP: MARCOS GURGEL
STYLING: RAY WOOLDRIDGE

END.

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