そして、10代の頃からバイクメッセンジャー、アイスクリーム販売員、ウエイトレスなどの仕事を続けながら生活を支え、役者になる夢を胸に何とかハリウッド業界で活躍の場を見出したかに思われたジェニファー!
しかし最初に手にした4作品はすべてキャンセルされるという不運に見舞われ、やっと“フレンズのレイチェル”役に巡り合い、幸運の切符を手に入れることができたという。
ちなみに、当時のレイチェルの “チョッピーボブカット(ギザギザにカットされたボブヘアスタイル)”は一世を風靡し、皆がこぞってレイチェルのヘアースタイルをまねしたがったという。
そして、その頃を振り返りジェニファーは自身の気持ちを次のように語っている。
「当時の私には、心の奥深くに感じる何か予感のようなものがあったの。だからあとは、辛抱強くチャンスのときを待つだけという気持ちだったわ。」
その後キャリアを積み続け、推定出演料約300億円(US$300million)といわれる、世界でもトップクラスの出演料を誇る女優に成長したジェニファー!
そして、レイチェル役でゴールデングローブ賞(Golden Globe)、プライムタイム・エミー賞(Primetime Emmy)、さらに全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)を獲得したジェニファーは、その後『グッド・ガール』(原題:The Good Girl)、『Cake/ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜』(原題:Cake)、『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』(原題: The Break-Up)、『なんちゃって家族』(原題:We’re the Millers)などを含め、数々の映画への出演を果たしている。
写真左から:ジェニファーとリース・ウィザースプーン。
さらに、リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)とのドラマ『ザ・モーニングショー』(原題: The Morning Show)(2019年)に出演し、彼女の公私にわたる成功は世界のニュースをにぎわしている。
また、私生活においては1998年ブラッド・ピット(Brad Pitt)との出会いから2年後に結婚し、ハリウッドのゴールデンカップルとして数々の豪華な話題を提供したジェニファーだが、その後ブラッドのアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)との浮気がきっかけとなり、2人は2005年に破局を迎えている。
ちなみに、ジェニファーとの離婚3ヶ月後、ブラッドは既にアンジェリーナと共に新しい生活を始めていて、後にジェニファーはブラッドとの別れについて次のようなコメントを残している。
「時には誰にでも起こり得るような出来事だと思うし、今となっては別に誰が悪いというような問題ではないと思っているわ。」
その後2008年から2009年にかけてジョン・メイヤー(John Mayer)と“つかず離れず”の関係を続け、2011年にはジャスティン・セロー(Justin Theroux)と恋に落ち、2015年に結婚するも、その2年後には再び別れを経験しているジェニファー!
正式に別れた後ジャスティンは、ジェニファーとの別れの経緯を「とても穏やかな別れで、お互いに傷つけあうようなことは一切なかった。」と述べている。
また、ここ最近の数年間は“もしや、懐妊か?”という噂もチラホラ流れているが、その噂を全面否定するジェニファーいわく「パートナーや子供がいなくても人生は人それぞれ、そしてどういう人生を送るかを決めるのも自分次第ではないかと思うわ。結婚や母親になることが人生の全てではないし、自分の幸せは自分で決めるべきではないかしら?」
Words © Georgia Trevitt
Photos © WENN.com
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