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3世代に渡るファンを魅了し続けている、今年40歳を迎えたクレイグ・デイヴィッド(Craig David)。

クレイグ・デイヴィッド:「僕にとって故郷は“神聖な場所!”で、“心のよりどころ”なんだ!」(後編)

「今の僕は違った人生のステージにいると感じているんだ。」と語るイギリス音楽界に旋風を巻き起こしたクレイグ。

アフリカ系グラナダ人で大工として働く父ジョージ(George)と、アングロサクソン系ユダヤ人で、スーパードラッグで働く母ティナ(Tina)との間に生まれたクレイグだが、彼が8歳のときに両親は離婚し、その後は母親と一緒に暮らし、素晴らしい母息子関係を築いているという。

ちなみに、父親もまた大工として仕事をする傍ら、レゲエバンドで音楽活動を続けていたという。

さらに、10代に成長したクレイグは地域のダンスクラブで父親のバンドで手伝いをし、そのときDJが彼にマイクを渡して舞台で歌うチャンスをつくってくれたことをきっかけに、音楽活動への目覚めを感じたという。

そして自身の育ちを振り返りながらクレイグは次のようなコメントを残している。

「もちろん、僕を育ててくれたのは祖母と母親だけれど、父は週末になるといつも僕を連れ出して、父息子の関係を築く努力をしてくれたんだ。父の寝室には12インチのレコードがたくさんあって、いつも自分のミックスを楽しんでいたよ。そういう意味でも、父は僕の潜在意識にとても大きな影響を与える存在だった!」

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そして90年代、ボーイバンドのダメージ・アンド・アートフル・ドジャー(Damage and the Artful Dodger)と一緒に音楽活動をしている17歳のときに『ウォーキング・アウェイ(Walking Away)』を作り、その曲を耳にしたワイルドスター・レコード(Wildstar Records)の共同創設者、コリン・レスター(Colin Lester)は「若干17歳でこんなに素晴らしい歌を作るなんて全く信じられない! まさに未知の才能を感じさせる存在!」とコメントしている。

そして、その後レコードが積み重なっているクレイグの寝室を見て“これは、ただまね事で音楽活動をしている、素人の若者ではない”と直感したコリンは、即契約を交わし、そのとき生まれた新曲がソウルフルなポップクラシック『セブンデイズ(7 Days)』だったという。

しかし、その上り詰める成功にも関わらず、コメディアンのリー・フランシス(Leigh Francis)演じるキース・レモン(Keith Lemon)にテレビ番組『ボー・セレクタ(Bo’Selecta)』の中でしばしばジョークのネタに使われ、笑いものにされたというクレイグ! もちろん後日、リーはクレイグにその非礼を謝罪したと言われているが!

その後6年間をマイアミで過ごし、今では成功したクラブDJとして知られるクレイグだが、ごく最近“燃え尽き症候群”を感じて、ロンドンに戻ったという彼は、現在の心境を次のように語っている。

「夜な夜なホームパーティーを開いて、それこそ360度全てのものを見たマイアミでの生活は、もちろん信じられないほど素晴らしいものだったよ。でも、今の僕は違った人生のステージにいると感じているんだ。」と語り、さらに付け加えるように「僕にとって故郷は“神聖な場所!”で“心のよりどころ”なんだ!」とコメントしている。

そして、人生の成功のわなを楽しむ一方、自分の真の立ち位置を決して忘れていないクレイグは、現在の心境について次のように語っている。

「車の送り迎えからセレブとのお祭り騒ぎ、自分のファッションラインを発表するためのスポンサー活動、その全てが僕にとっては非現実的! もちろん、それはそれなりに大いに楽しい経験だったけれど、今は“自分がなぜ音楽活動を始めたのか?”という基本的なルーツに戻ることが何よりも大切だったと思っているよ。」

Words © Lisa Marks
Photos © WENN.com

END.

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