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2023年6月17日-ストーム・キング・アートセンター

NY時間の昨日、6月18日は父の日! Father’s Dayということで、イベントが大好きな娘が家の中を可愛くデコレーションし、みんなでお祝いしました。今年は息子も手書きのメッセージと、イベントで作った父の日用のプレゼントを用意できたので、娘と息子と私から手書きの感謝のカードやプレゼントを貰い、主人はとても嬉しそうでした。ちなみに私からのプレゼントは、ゆずジンジャーアルコールサイダーと、美味しいコーヒーと、珍しいテイストの日本のポテトチップでした。

父の日の前日の6月17日は、主人が行ってみたい所があるとのことで、ベイサイドから車で、道が多少混んでいたので約2時間、ニューヨーク州ニュー・ウィンザー(New Windsor)にあります、広大な景観に位置する大規模な彫刻を中心に、自然の中で芸術を探求するダイナミックでユニークな場所、屋外美術館ストーム・キング・アートセンター(Storm King Art Center)に行ってまいりました。

なんと敷地面積は、約500エーカー(200ヘクタール:東京ドーム約43個分)!! 広大な敷地内に設置された巨大な彫刻など約100の現代アートを楽しむことが出来ます。

元気いっぱいの子供たちも自由に走り回れる広大な敷地。アート鑑賞だけでなくハイキングも楽しめます。Kana2023_6_17_2

入場料は1人$23(5歳児未満は無料:駐車料金込み)。これから日差しが強く、虫も増えてくるので、その前に来ることが出来て良かったです。秋のシーズンは特に混雑が予想されるとのことです。

1960年に設立され一般公開されたストーム・キング・アートセンターは、当初、ハドソンリバー派の絵画を専門とする美術館として構想されていましたが、創設者らは現代彫刻に専念するようになりました。

1967年にアメリカの抽象表現主義の彫刻家デイビッド・スミス(David Smith)(1906~1965年)の13 点の作品を購入したことで、ストーム・キング・アートセンターは風景の中に彫刻を直接配置し始めました。以来、すべての作品は、周囲と遠景の両方を考慮して配置されています。60年以上を経た現在でも、成長と進化を続けており、世界有数の彫刻公園の1 つとなっています。

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きちんとお手入れされた芝生、平たんではない斜面から覗く景色。優雅で綺麗です。斜面を子供たちは転がって遊んだりしています。ここ最近は気温も高いので水分補給はもちろん、いつでも何か食べ物があるように、私のバックパックはいつもパンパンで重いので、ハイキングも大変です(笑) 来場の多くの方も敷物や軽食を持参しているので、好きな所で休憩しています。

数多くの世界的に有名なアーティストの作品と景観の見事な調和。スケールの大きさに脱帽です。無限の発見ができる場所です。

板金を使った巨大彫刻で知られる、リチャード・セラ(Richard Serra)の作品もあります。Schunnemunk Fork(1990-1991)。

日系アメリカ人の彫刻家イサム・ノグチ(Isamu Noguchi)の作品、Momo Taro, (1977–1978)。来月、ロングアイランドシティ(Long Island City)にあるノグチ美術館(The Noguchi Museum)に家族みんなで行く予定なので楽しみです。

ワシントンD.C.のベトナム戦争戦没者慰霊碑の設計で有名な彫刻家でデザイナーのマヤ・リン(Maya Lin)のStorm King Wavefield(2007-2008)。広い敷地内で小山をいくつも作っています。緑の波のように見えとてもユニークです。端から端の小山を3回も娘はダッシュしていました。

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ストーム・キング・アートセンターは、土壌に息づき、空と水に反映される生命に敬意を表し、仕事にインスピレーションを与えてくれるこの場所に感謝する心を大事にしています。これだけの広大な敷地を、常に完璧に保つことの大変さ。その完璧さを維持していることにこのストーム・キング・アートセンターの強いポリシーを感じます。

とにかく広い敷地、子供達も私も休み休み敷地内を歩きます。もう疲れて歩けない・・・、そんな時は、トラム(Tram)やカートが敷地内に走っているので自由に乗り降り出来ます。これは助かりました!

NYCから車で約1~2時間でこんなにも自然が溢れ、ダイナミックなアートが楽しめる場所。しかもいい運動が出来ます。都会の喧騒から離れてリフレッシュするには最高です。これもNYの魅力ですね。

  • 12月1日生まれの射手座
    東京都浅草出身
    ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
    アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。

    2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
    そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。

    NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。

    チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。

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