今日の最高気温は13度と軽めのジャケットで過ごせる1日となりました。
NY時間の昨日、3月13日。現在Jacob K. Javits Convention Centerで開催中(3月13日〜15日まで)のヘアーケア・ブランドやネイル・ケア・ブランド等の美容メーカーの出展ブースが並び、キャリア構築やスキル向上を目的に全米のサロン・オーナーや美容専門家が来場する大規模なビューティーの見本市のIBS(International Beauty Show) newyorkと、同日同時開催のスパやエステなど美容に特化した展示会、ニューヨーク最大のスパショーとされる International Esthetics, Cosmetics & Spa Conferences (IECSC)に行ってまいりました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で開催をキャンセルしていたため、2019年以来の久しぶりの開催となります。(過去の関連ブログ記事:2019年3月10日-IBS newyork)
大きい規模の展示会ですが、マスクの着用の義務とワクチン接種の証明の義務はありません。NYはやっとここまで来ました。マスクの着用は任意です。ビューティーのイベントということもあり、会場内の多くの人たちがマスクをしていません。多くの人たちのお顔が見られる・・・久しぶりの光景です。
IBS newyorkの出展ブースは約180、IECSCの出展ブースは約200と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受ける前より出展ブースの数は少なめですが、リアルイベントの開催に沸いている様子、会場内には活気がありました。IBS newyorkのカーペットはピンクでIECSCのカーペットはグリーンと分かりやすい会場作りです。IBS newyorkとIECSCの間は同じパスで自由に行き来できます。
業界のアイコンから新しい技術やトレンドを学び、スキルを磨き、サロンやプロのニーズに合わせる一流の教育を受けるチャンスがあり、あらゆるキャリアを新たな高みへと引き上げることをIBS newyorkではゴールとしています。1日の入場券のお値段は$85~。スペシャリスト、業界のアイコンによるレクチャーなど約80の教育クラスを無料で受講することができます。メインステージでは業界最高のアーティストによる講演も開催しています。
プロフェッショナルのアーティストの方が新製品の使い方などを直接教えてくれます。製品はブースで販売しているのでその場で、イベント特別価格で購入する事が出来ます。会場内では、ファッション・美容業界に常に旋風を巻き起こしている、キンバリー・カーダシアン(Kim Kardashian)やカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)風のメイクやファッションの方を多く目にしました。
もちろん、多くの男性来場者もいらっしゃいます。男性向けにヘアーカットはもちろん、シェービングをしている“Barber”ブースもあります。
ネイルケアを販売しているブースでは、ネイルアーティストの方が1本カルジェル(Calgel)を使ってアートを施してくれるということでお願いしました。
フロリダ在住のネイルアーティストの方との会話を楽しみながら・・・常に短い私の爪に少しだけカルジェルを使って長くし、その上から素敵なお花のアートを施してくださいました。真剣に丁寧に作業している姿を目にして感動しました。ありがとうございました。
ヘアーエクステンションの付け方のデモンストレーション中のブースを発見。パーティーシーンにもぴったりなラメ入りのヘアーエクステンションを付けていました。初めてラメ入りのヘアーエクステンションを見ました。可愛い!
ヘアアクセサリーやシザーやコスメやドライヤーなどを販売しているブースも多くあります。ラインストーンで埋め尽くされたドライヤーとコテアイロンを発見。テンションが上がります。
IECSCでは、皆さん施術台に横になり、最新のリフティングやフェイスマッサージなどを試しています。
最新のレーザーマシーンを使ってホクロ1つを無料で除去しているブースもありました。オーナーの方に私も「どうぞ!」とお声をかけていただきましたが、いきなりで心積もりが出来ておらず、「またの機会にお願いします!」と返しました。お試しされた方曰くまったく痛くないとのことでした。
中国で生まれのカッピング(吸い玉)療法のお試し施術ブースも多くの方で賑わっています。
高品質のオーガニックスキンケア製品のブランドのフェイスマッサージのデモンストレーションを多くのサロンやスパオーナーの方が真剣に聞き入っていたのが印象的でした。
$200くらいをお支払いして、眉毛やアイラインにその場で2年くらい色が長持ちするフェイスインクの施術をするブースもありました。毎日のメイクの手間が省けていいな・・・なんて考えながらその様子を拝見していました。
私もそうですが、私の周りの友人達もここ最近髪色を変えて、ヘアカラーを楽しんでいます。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、自粛気味の生活を少しでも楽しもうという気持ちもあります。気分をリフレッシュしたり、自分自身の変化を楽しむことも有難さや重要さを、会場内の賑やかな雰囲気を感じて思いました。
あちこちで美容業界に纏わるセミナーが開催され、聴講者の方が真剣に聞き入っている様子を何度も目にしました。新商品のプロモーションやセミナーの様子などSNSをフルに活用していました。新製品や新技術を一気に試すことが出来るとあって、会場内は活気があり明るい雰囲気・・・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響前に少し戻った印象です。これまでの鬱憤晴らしに皆さん大きなバッグを下げ、購買意欲満々でお買い物を楽しんでいました。自分が好きなことに情熱をかける・・・皆さんの真剣な眼差しや笑顔に感動し私にも元気を分けていただきました!
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。