NY時間の10月11日はコロンブス・デー(Columbus Day)で祝祭日となり、今週末はゆっくり過ごすことが出来ました。11日はお休みということもあり、雨がぱらついていましたが、10日に現在期間限定(5月29日〜10月31日)で無料公開中の帆船ウェイバーツリー号を見学してまいりました。
マンハッタン(Manhattan)の人気観光スポットでもある、スペイン人建築家のサンティアゴ・カラトラバ(Santiago Calatrava)が手掛けた骨格のような外観が印象的なワールドトレードセンター駅(World Trade Center Station)のオキュラス(Oculus)で下車し、歩いて約15分、帆船ウェイバーツリー号(The tall ship Wavertree)が係留している、サウス・ストリート・シーポート(South Street Seaport)のPier16に向かいます。
1885年の帆船ウェイバーツリー号は、19世紀頃にNYの貿易として栄えた港や移民の受け入れた港などの歴史や芸術作品や工芸品を紹介している博物館のサウス・ストリート・シーポート博物館(South Street Seaport Museum)の展示の1つです。現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響の為、屋内の展示は閉鎖中ですが、帆船ウェイバーツリー号と1908年に建造された灯台船のアンブロ―ス号(Lightship Ambrose)の船2隻は現在公開中です。オンライン予約が必要ですが直接訪問した場合はそのまま見学出来ます。
12歳以上は少なくとも1回のワクチン接種の証明が必要になる為、乗船前にワクチン証明書を提示して乗船します。見学中にはマスクの着用が必要です。小雨と風が気になる1日でしたので、見学者は少なめです。係留中のウェイバーツリー号・・・揺れます。しっかり手摺に掴まりながら乗船します。
1885年に英国で建造され、英国とインドを結ぶ貨物船として使われたウェイバーツリー号。メインデッキとクォーターデッキの見学が出来ます。ルートに従いながら船内を歩きます。“Cathedral”(大聖堂)と呼ばれる美しく広がる主要貨物エリアの貨物倉の見学はガイドの方と一緒です。
甲板には狭い空間に配置されたクルーの就寝場所やキッチンがあります。
操舵ハンドルも大きい。
約30分の帆船ウェイバーツリー号の見学。狭い空間で寝泊まりしながらの長い航海・・・常に揺れる船・・・当時の過酷な様子を想像しました。子供たちはもちろん、主人や私にとっても貴重な体験となりました。ガイドの方、ありがとうございました。
ウェイバーツリー号の見学を終え、サウス・ストリート・シーポート周辺の石畳の道にレンガ造りの建物と街並みが美しいシーポート・ディストリクト(Seaport District)を歩いていると、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)のシューズブランド“SJP”のストア・・・存在感あるカラフルなピンヒールがウィンドウに並んでいました。その隣にはセレクトが素敵な本屋さん、McNally Jackson Books。お天気が良い時にまた来たいエリアです。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。