日本は、お花見シーズンで盛り上がっていますね。いいな~。NYは、まだまだ寒い日が続いています。
先週の土曜日、3月17日は、アイルランド発祥のお祝いイベント、St Patrick’s Day(セント・パトリックス・デー)で、NYは緑一色となりました。
Manhattanの5th Avenue(44th Street と 79th Streetの間)では、The NYC St. Patrick’s Day Paradeが開催され大いに盛り上がりました。
それから1週間がたった3月24日の土曜日。NYCの北に位置する市、Yonkers(ヨンカーズ)のMcLean Aveでは、第63回目となるYonkersのSt.Patrick’s Paradeが開催され、バスに乗って主人と娘と一緒に行ってまいりました。
肌寒い1日でしたが青空が広がっています。1時少し過ぎた頃にMcLean Aveに到着。1時からパレードは始まっています。McLean Aveには、緑のアイテムを身に着けた大勢の観客が集まっています。
パレードは、地元の学校の学生による緑を身に着けての行進から、地元の高校生が演奏するマーチングバンド等とほのぼのしている行進から、アイルランドのコミュニティーの方々が何十組に分かれ、アイルランドの民族衣装を身に着け、イリアンパイプス(アイルランドのバグパイプ)を吹いて、アイリッシュミュージックを奏でながらの行進で観客を沸かせます。アイリッシュミュージックを聴きながら、娘は喜んで踊っていました(笑)。
鳴り響くイリアンパイプスの音色・・・。アイルランド人の方をはじめ、アイルランドにルーツがある方々が離れた故郷を思って演奏される、アイリッシュミュージックを聴きながら・・・その思いにぐっと共感し故郷の日本、生まれ故郷の浅草のお祭りの三社祭を思い出し、何だか目頭が熱くなりました。
遠く離れた土地や国で祖国や故郷を思い、同郷の人達や同じ環境にいる人達と一緒に自分のルーツの文化や伝統行事に参加しお祝いする思い・・・土地や国は違えど、共感します。やはり自分の生まれ育った国の存在は大きいですよね。
パレードを嬉しそうに眺める観客のみなさんと今日の日の為に一生懸命練習し伝統を誇らしげに披露するパレードの参加者のみなさんの様子を見ながら、私もあたたかい気持ちになったと同時に故郷に帰りたいというセンチメンタルな気分にもなりました。
パレードの後は、McLean Aveに並ぶアイリッシュレストランへ。フィッシュ&チップスやシェパーズパイ等がメニューにありましたが、無性にステーキが食べたくなりオーダーしました。($20.99)
お食事を堪能した後は、McLean Aveを歩いていたのですが、どこのアイリッシュパブでも大音量のアイリッシュミュージックが演奏され、パブに入りきれず、溢れる人・人・人でした。警官も大勢配備されていました。
お酒大好きな人達も大いに盛り上がるSt.Patrick’s Parade。その光景でも三社祭を思い出しました(笑)。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。