ここ最近のNYの日中の最高気温は20度と、日中は過ごしやすい日が続いています。
NY時間の11月10日、10日と11日の2日間、ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センター(Jacob K. Javits Convention Center)で開催されましたBoutique Design New York(BDNY)に行ってまいりました。(過去の関連ブログ記事:2023年11月12日-Boutique Design New York)
アメリカの文化の中心地でもあるNYで開催される、ホテル業界の中心地に位置するBDNYは、ホスピタリティのブティックとライフスタイルセグメントを定義する製品、プロジェクト、および人物に出会う場所です。
独創的な新しい家具、照明、テキスタイルなど、デザイン重視の製品セレクション、充実したカンファレンスプログラム、および特徴的なフロアデザインのスペースは、ホスピタリティデザイナーと仕様決定者にとって生産的な体験を生み出します。ビジネスのしやすさと無限のインスピレーションを組み合わせを体験できます。
デザイナー、建築家、購入者、ホテルブランド、開発者、建築業者、コンサルタント、学生、その他業界の専門家の2日間の入場料は、$85.00~(7月15日までの購入として)。非出展メーカーの2日間の入場料は、$1,600.00~(7月15日までの購入として)。
昨年のBDNYの開催の出展社は約720。約56ヶ国から入場者が集まり、主催者の資格をクリアしたバイヤーの入場数約1万人、そのうち約86%のバイヤーがBDNYへの参加を推奨しました。
まるでホテルのラウンジにいるような、出展しているほとんどのブースの印象はラグジュアリーで、来場者が寛げる空間作りをしています。素材、機能性、デザインに拘った家具や照明で作られた素敵な空間が広がります。
BDNYの魅力の1つに充実したカンファレンスプログラムがあります。会場内に設置されたステージをはじめ、出展ブース内でも専門家によるブティックとライフスタイルの風景、デザインされた空間の作り方、企業の成長とチームのダイナミクスを導く方法などについてのトークが繰り広げられ、来場者の方が真剣に話を聞き入っているのが印象的でした。
多くの出展ブース内にミニコーヒースタンドや、ミニバーのスペースが設けられ、来場者に美味しいエスプレッソやラテ、シャンパンやカクテルなどを振舞い、有意義で実りある会話やビジネス交流につながる環境作りをしていました。すべてのブースが和やかで楽しい雰囲気です。
夏の引っ越しのため、物を処分したりと、こざっぱりしている新居で過ごし、居心地の良い空間で時間で過ごすことの重要さを再認識しています。今回のBDNYで発見しました、個人的に気になるインテリアをご紹介します。
“家に欲しい!”と思いました! オフィスやご自宅での一人通話、バーチャル会議、集中作業に最適な、ROOMの防音オフィス電話ブース(Phone Booth)。共有スペースを自分だけの空間にできます。サステナビリティ(持続可能性)もケアしたシンプルでオシャレなデザインです。1 対 1 のミーティングや、小規模チームの共同作業のためのスペースが確保できるミーティングルーム(Meeting Room)も気になります。電話ブースのアメリカ国内での販売価格:$5,995.00~(税・送料別)。
広く空間を使いたい・・・コンパクトに収納できるか、どうか・・・重要です。直感的なフォームで衣類を収納してディスプレイ出来る、user friendlyの立てかけて収納できる荷物ラック + バレットスタンドは滞在先のホテルでのスーツケース作業に便利です。スナックトレイなど何でも使えるデザインはご自宅の使用でも重宝しそうです。
汎用性が高く軽量なサステナビリティな建築材料である99.99%の最高品質のアルミニウムを使用して製造している、Kriskadecorのアルミニウムリンクでは、完全にカスタマイズ可能なプロジェクトを作成し、建築家やインテリアデザイナーに、空間の仕切り、壁紙、天井の特徴、照明要素、クラッディングなど幅広いソリューションを提供できます。空間のデザインはもちろん、短期間のイベントのデコレーションなどにも便利だと思いました。
高級感溢れるインテリアを見て回ります。ブースのスタッフの方に「今日の展示会はどうですか?」とお話しをお伺いすると、みなさん「すごく良いです!」と答えが返ってきました。大きいアメリカの市場の景気の動向をリアルな声で感じます。
会場内を見て回ると、同じメーカーを使用するリピーターの方が多く、顔馴染みのスタッフとの商談も楽しそうで、安定している業界との印象を受けます。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。