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Netflixで11月4日より独占配信中の『エノーラ・ホームズの事件簿2』でシャーロック・ホームズの天才的な才能を持つ妹エノーラ役を演じるミリー・ボビー・ブラウン。

OK! インタビュー☆ミリー・ボビー・ブラウン:『エノーラ・ホームズの事件簿2』(前編)

演じるエノーラの共鳴した点に“彼女の機知に富んだユーモア”と答える『ストレンジャー・シングス 未知の世界』にも出演中の18歳のミリー!

Netflix(ネットフリックス)から11月4日より独占配信中の『エノーラ・ホームズの事件簿2』(原題:Enola Holmes 2)でヘンリー・カヴィル(Henry Cavill)演じるシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)の天才的な才能を持つ妹、エノーラ(Enola)としてスクリーンに登場し、活動を再開したミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)。

シリーズ第1弾はブラウンのスクリーン上で人を惹きつける溢れんばかりの魅力のおかげで、Netflix放送開始以来、空前の成功を収めている。そして、シリーズ続編の成功もまた、若干18歳という若きスターのちょっと風変わりで超自然的な演技、そして悪名高き犯罪者を追跡する探偵を演じるブラウンとカヴィルの間で微妙に化学反応を起こす演技の魅力に依存するところが大きい。

今回の演技についてブラウンは次のような感想を述べている。

「エノーラのキャラクターを深く追求し、そこに自分なりの解釈を取り入れて演技をする経験はとても楽しいものでしたし、エノーラの様々な資質を見出し、彼女の真実の声に耳を傾けることにワクワクしながら演技をする体験は非常に創造的で満足のいくものでした。エノーラの再演は、彼女への深い洞察を通して発見する新しい側面だけではなく、私自身の欠陥を見出す旅のようなものでした。

それがエノーラという人物に深みを与え、より興味深い人物像をスクリーン上で紹介してくれているのではないかと思います。今回エノーラは初めて自分自身の采配で事件に取り組むことになるわけですが、そうした彼女の新しい中心的な立場がエノーラという人物にさらに深みを与え、より興味深い人物像をスクリーン上で紹介してくれているのではないでしょうか?」

この作品のオリジナル版はヴィクトリア朝のイギリスを背景に、母親(ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter))の失踪を追跡調査しながら、何とか解決の糸口を見出そうとする無垢なティーンエイジャーという役柄設定だったが、『エノーラ・ホームズの事件簿2』では、自身が担当するケースを抱える、成長したエノーラが登場! そして、兄であり同じく天才探偵と評判の高いシャーロック・ホームズ(ヘンリー・カヴィル)の影響から何とか逃れようとする、若く賢いヒロインを演じている。

そして今回のエノーラは、昼間はマッチ工場の労働者、夜はダンスホールで働く女の子、サラ(Sarah)(ハンナ・ドッド(Hannah Dodd))の失踪を調査するという役どころで、最終的にはカヴィル演じる、さりげなく傲慢なシャーロックが意欲満々な妹の訴訟ケースを手助けするというストーリー展開。そして前回同様、ブラウンとカヴィルが繰り広げる生き生きとした“わき演技(俳優が演劇効果のために演じる付随的な動き)”が、この作品の見どころでもある。さらに今回は、エノーラを厄介なアマチュア探偵と見下す苦々しいスコットランドヤードのコミッショナーとしてデヴィッド・シューリス(David Thewlis)が出演している。

イギリス人の両親の間に、スペインのマルベーリャ(Marbella)で生まれたミリー・ボビー・ブラウン。そのブラウン一家は、ミリーが4歳のときイギリス、ドーセット(Dorset)に戻り、その後8歳でフロリダ州オーランド(Orlando)に移住し、ミリーはそこで演劇を学び始めている。そしてミリーの並外れた才能を見出した演技コーチの助言により、一家はさらにロサンゼルスに移り住むことになる。そして、ロサンゼルスに移った直後、ABCテレビシリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム イン ワンダーランド』(原題:Once Upon a Time in Wonderland)でアリス(Alice)役に抜擢されたミリーは、その卓越した演技力でその後『アンデッド~戦慄の秘密結社』(原題:Intruders)シリーズという絶好のチャンスを手にしている。

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さらに、2016年には『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(原題:Stranger Things)で主人公のイレブン(Eleven)役に抜擢されたミリーは若干13歳にして最優秀助演女優賞エミー賞にノミネートされている。

その後も映画『GODZILLA ゴジラ』(原題:Godzilla)の2作に出演し続けたミリーは、2023年初頭から撮影予定の『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の新作シーズンの他にも、現在4本の映画出演への話が持ち上がっているという。また、来年春のリリースが予定されているファンタジー映画『ダムセル』(原題:Damsel)では王女役を演じることが決まっていて、ちなみに、『ダムセル』の共演はロビン・ライト(Robin Wright)、アンジェラ・バセット(Angela Bassett)、レイ・ウィンストン(Ray Winstone)といった豪華な顔ぶれが並んでいる。

━━演じるエノーラ・ホームズに最初に共鳴した点についてお話して頂けますか?

たくさんありますが、特に好きな点を挙げれば“彼女の機知に富んだユーモア”や“頭の回転の速さ”ではないかと思います。また、彼女が持つ“非理性的な感性や、ちょっと躁病的な一面”に私自身共鳴できる部分があり、彼女の欠陥や複雑さが織りなす性格的な重みにもとても惹かれるものがあって、そうした全ての側面を映画を通して具体化してみたいと思ったんです。

━━このエノーラ・ホームズの第2作『エノーラ・ホームズの事件簿2』は、最初の作品と比較して、どのような違いがあると思いますか?

最初の作品で学んだエノーラの特徴を土台に演技することができたのは幸運だったと思います。また、第2作目に登場するエノーラは人間として成長し、より野心的で、真の自分探しに悩み、目の前に差し迫る障害に何とかして立ち向かおうとして苦労していると思います。

さらに今回に関しては、前回はあまり紹介されなかったロンドンの喧騒の中にある魅力を観客の皆に感じてもらおうとしている点にも違いと特徴があると思います。1人の若い女の子がロンドンという混沌とした街に放り込まれ、その中で自分を失うことなく、何とか我が道を進もうとする強く明るい側面を描き出そうとしているという点でも、この映画作りに関わる一員として、前向きで肯定的な感覚を共有できたことは本当に素晴らしく、演じていてとても楽しかったというのが正直な感想なんです。

━━続編でもヘンリー・カヴィルと共演し、“遊び心”を含めた演技を楽しまれたのではないですか?

ヘンリーと一緒にまた仕事をすることができて光栄に思っています。彼は聡明で才能に満ち溢れた俳優で、この映画を通して私たちが伝えたいと思うメッセージを自分なりにしっかりと表現することができたことを、とても幸運に思っています。

Interview © Jan Janssen / Wenn
Photos © WENN.com

後編へ続く・・・。

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