新型「TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER」は、2017年に登場したモデルの進化版。
1930年代に始まったとされるボバースタイルは、もともとはレース用のカスタムで、フェンダーなどのボディパーツを”カットダウン”し軽量化を計ったことが起源と言われていますが、レトロ&ワイルドなスタイルはいつの時代も独特のオーラを放ちます。
とことんワイルド方向に行きがちなボバーも、TRIUMPHの手にかかるとおしゃれ&上品なイメージに。特にエンジン回り、シート形状や裏側の仕上げは秀逸です。
4000rpmで最大トルクを発生する1200cc並列ツインエンジンは、2000rpmからトルクが盛り上がってきて、2500rpmあたりのクルージングは”ドコドコ”した振動とサウンドが心地よく、一方で6000rpmまで回していくと力強い加速を堪能できます。
ボバーはコーナリングが苦手なイメージがありますが、新型「TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER」は、リアブレーキをうまく使うことでリアを基点にクイックにターンしながら立ち上がっていき、走行中は車体が小さく感じられました。
それにしても、ここまで完成度が高いとカスタムするポイントも限られてきますが、10年くらい乗り倒して自然にエイジングが進むと、一段と格好よくなるのではと思います。
- レーサー鹿島
Racer Kashima
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TOKYO FM他の局アナ、プロデューサーを経てマルチプロデューサーとして活動中。有名企業やブランドのプロデューサーとしては主に新規プロジェクト(new business development)を担当。持続可能で社会貢献度の高いビジネスモデルの構築がライフワーク。
幼少のころからクルマやレースに親しみ、大学在学中にレースデビュー。レーシングカートチャンピオン、フォーミュラトヨタ、F3などを経て、2001年からは米国ロサンゼルスを拠点にINDYライツなどに挑戦。参戦中の全日本EV(電気自動車)GPでは5度のタイトルを獲得。クルマ、オートバイ、レース文化の訴求もライフワークのひとつ。
プロデューサーを務めるフルオーケストラ「ORCHESTRA POSSIBLE」は、医療に従事する方々への思いを込めて、医療ドラマの名曲公演“音楽は心のくすり”を公式YouTubeで無料配信中。
タイトルのDOUBLE TIMERは、日本と世界、オンとオフ、右脳と左脳・・・ふたつのタイマーを有効的に使い分け人生を謳歌しよう!という自身のライフスタイルのテーマから。
◆『FMドライバーズミーティング』
~1999年スタート、著名人やセレブをゲストにカー&オートバイライフをトーク~
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◆愛車:FERRARI F355, ALPINA B3S, YAMAHA YA-1, TRIUMPH T120 BONNEBILLE,
BMW R60/2, SUZUKI GSX1000S KATANA, DUCATI 900 MHR,
MAGNI SFIDA 1100, YAMAHA YZF R6 RACER
◆1968年12月16日生/RH+A/176cm