1968年、その圧倒的なスピードで世界を席巻した「TRIDENT T150」は53年経った今も伝説的なオートバイとして世界中で人気です。
今年デビューしたばかりの「TRIDENT 660」は、丸みを帯びたタンク、丸目のヘッドライト、丸いメーターがTRIUMPHらしいレトロフューチャー感を演出。プロダクトというより相棒、愛犬といった暖かい雰囲気です。
軽いタッチのクラッチをつないで一つ目の左コーナーを曲がった瞬間、189kgという数値以上の軽さと、一方でしっかりとしたトルクを感じ、一気にテンションが上がります。
S字コーナーの切り返しはヒラヒラ、フロントブレーキもコントローラブルで、スパイ映画のスタントマンのようなアグレッシブなライディングが自分にもできそうな錯覚に(笑)
昔からTRIUMPHのアクションシーン登場率は高いですよね。クリント・イーストウッド、トム・クルーズ、アンジェリーナ・ジョリー・・・、そういえば、最近、2017年の映画「ヒットマンズ・ボディーガード」を観たんですが、主演のライアン・レイノルズ(のスタント)の「SPEED TRIPLE R」の縦横無尽な走行が印象的でした。
半世紀前のエポックメイキングな名車を起源に持ちながら、肩ひじ張らずに”今を生きる”「TRIUMPH TRIDENT 660」には、”自由自在”というフレーズがぴったり。
そうそう、この存在感とフットワークで100万円を切った価格も素敵です。
- レーサー鹿島
Racer Kashima
BLOGGER PROFILE - 投稿アーカイブ
TOKYO FM他の局アナ、プロデューサーを経てマルチプロデューサーとして活動中。有名企業やブランドのプロデューサーとしては主に新規プロジェクト(new business development)を担当。持続可能で社会貢献度の高いビジネスモデルの構築がライフワーク。
幼少のころからクルマやレースに親しみ、大学在学中にレースデビュー。レーシングカートチャンピオン、フォーミュラトヨタ、F3などを経て、2001年からは米国ロサンゼルスを拠点にINDYライツなどに挑戦。参戦中の全日本EV(電気自動車)GPでは5度のタイトルを獲得。クルマ、オートバイ、レース文化の訴求もライフワークのひとつ。
プロデューサーを務めるフルオーケストラ「ORCHESTRA POSSIBLE」は、医療に従事する方々への思いを込めて、医療ドラマの名曲公演“音楽は心のくすり”を公式YouTubeで無料配信中。
タイトルのDOUBLE TIMERは、日本と世界、オンとオフ、右脳と左脳・・・ふたつのタイマーを有効的に使い分け人生を謳歌しよう!という自身のライフスタイルのテーマから。
◆『FMドライバーズミーティング』
~1999年スタート、著名人やセレブをゲストにカー&オートバイライフをトーク~
〇TJS@ロサンゼルス 土曜19:00~/日本時間日曜12:00~
(TJS公式サイト経由で、世界中で聴いて頂けます!)
〇K-MIX/FM山口/radiko.jp 日曜18:00~
〇radiko.jp(日曜18:00~)
◆愛車:FERRARI F355, ALPINA B3S, YAMAHA YA-1, TRIUMPH T120 BONNEBILLE,
BMW R60/2, SUZUKI GSX1000S KATANA, DUCATI 900 MHR,
MAGNI SFIDA 1100, YAMAHA YZF R6 RACER
◆1968年12月16日生/RH+A/176cm