”もっと良い母親になる”と語る、
ドリュー・バリモア
ハリウッド大作に出演し、多額の報酬を受けることは、今やドリュー・バリモア(Drew Barrymore)にとっての優先事項ではない様子。
夫であるウィル・コペルマン(Will Kopelman)との間に4ヶ月の娘、オリヴィア(Olivie)が生まれたことで、新たなゴールが出来たのだ。
「母親になる事の1番のお気に入りは、毎日良い人間でいられるということね。毎朝彼女を起こす時には“娘を笑顔にできるかしら?”」って考えるのよ。」と、去年6月、35歳のアート・コンサルタントであるウィルと結婚したドリュー(37歳)は語る。「それに、そう考える事で良い気分になるの。これまでとは完全に違った生き方だし、断然良い人生よ。」
信じられない程、娘への愛情は深いというドリュー。
「最悪の片思いって感じよ。娘に会うのが待ちきれなくて、心臓をドキドキさせながら家まで車を走らせるの。この気持わかるかしら? 彼女は、電話してくるだろうかとか、夜のデートに誘ってくるだろうかとかね。娘はとても面白いし、いつでも笑っているわ。こういうのって、大人同士で朝一緒に起きたとしても味わえないから、ただただ楽しいの!」
約US$125Million(約112億5千万円)ともいわれるドリューの資産を考えれば、手に入れられないものはないはずの小さなオリヴィア。ところがドリューによれば、彼女がオリヴィアに与えるもっとも大きなプレゼントは値段のないもの、つまり安心感だという。
自身の母親であるジェイド・バリモア(Jaid Barrymore)とは複雑な関係にあったドリュー。「私は、3時には娘を迎えに学校へ行くわ。それが私が子供の頃本当に必要としていたことで、最も重要なことなの。自分の母親が必ず迎えに来てくれていると信じることがね。世の中、ゆくゆくは自分の為になると感じるような困難なことが色々と降りかかると思うけれど、子供にとって自分の母親がそこにはいないかもしれない、なんていう不安は必要ないと思うの。」と語る。
結婚式にも出席しなかった実の母親とは、未だにギクシャクしていると認めているドリュー。「私の母親は、そこにはいてくれなかったの。本当に辛かったわ。」と、10代の頃に正式にジェイドの親権から外れたドリューは言う。
オリヴィアの世話に全てを注ぎ、いざこざや不安から彼女を守ろうとする一方で、フラワー・ビューティー(Flower Beauty)という自身のコスメティック・コレクションを立ち上げたドリューは、オリヴィアには自分の過去を隠すつもりはないと語っている。
「自分自身を誇りに思えるなら、今の自分へと導いてくれた道のりを恥ずかしがることはないんだって、彼女に絶対に教えるつもりよ。それに、私には道しるべがなかったからこんな風に生きてきたけれど、その事を誇らしく思うし、今後の人生で後悔するつもりもないっていうことも伝えるわね。娘には手を取ってくれる人がいるわけだから、私のような道は歩ませないけれど。」