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 OK! インタビュー☆ジェシカ・ビール☆"ジャスティンと出会ってからはとても穏やかになったと思うわ!" (2012年9月号特集)

  2012.09.01

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OK! インタビュー


ジェシカ・ビール



“ジャスティンと出会ってからはとても穏やかになったと思うわ!”

 

 

 


JESSICA BIEL1.jpg映画「
トータル・リコール」の共演者とのファイティング・シーンやフィアンセ、ジャスティン・ティンバーレイクとの関係について胸の内を明かす、ジェシカ・ビール。




今までハリウッド映画業界の中で最も美しい女優の1人として注目を集めて来たジェシカ・ビール(Jessica Biel)! しかし、遂にそうした安易な評価を退けて、ジェシカは女優としての実績を着々と積み続けている。

 

つい最近、ヒッチコック(Hitchcock)のカルト・クラッシック映画「サイコ(原題:Psycho)」の中でヴェラ・マイルズ(‘Vera Miles)を演じ終えたばかりのジェシカだが、何にも増して紹介しなければならない映画は言わずと知れた「トータル・リコール(原題:Total Recall)」。ちなみにこの映画は1990年に紹介された、サイエンス・フィクション映画(SF映画)のリバイバル版で、US$200Million (約160億円)を投資したハリウッド大作! そして、アーノルド・シュワルツネッガー(Arnold Shwarzenegger)を一躍有名にしたクエイド(Quaid)役をコリン・ファレル(Colin Farrell)が演じている。又、この映画の話題の1つは、体力の限界に挑戦したジェシカと共演のケイト・ベッキンセイル(Kate Becknsale)とのマーシャル・アートを繰り広げた激しい闘争シーン!

 

 

 

 

 

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「ケイトと私は、互いを打ちのめすような男性同士の激しい闘争シーンと比べると、例えば顔の周囲にパンチを入れてお互いに傷つけ合わないような配慮をしながら、アクション・シーンを演じるようにしなければならなかったの。そして、お互いのパンチやキックが入る度に謝ったりしていたの。」と当時のアクション・シーンの撮影について語るジェシカ!

 

 

 

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映画の中で紹介される闘争シーンに備えてフィットネス・トレーナーの指導の下に鍛練を重ねたジェシカだが、つい最近フィアンセのジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)とプエルトリコ(Puerto Rico)で休暇を過ごす際に紹介された、美しく鍛えられたボディーは思わずため息が出るほど! そして、自身の肉体鍛錬について次のように語るジェシカ! 「時には夜の9時から10時ごろまでワークアウトに集中する事もあったわ。勿論、そんなに容易い事ではないけれど、やらなければならないとなったら、とにかく自分の目標に向かってやり通すだけ!」

 

 

 

 

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「トータル・リコール」の中では、コリン・ファレル演じるクエイドが記憶を失い、その失われた記憶を蘇らせる手助けをする地下組織メンバーの1人、メリーナ(Melina)役を演じたジェシカ、そして、かつてシャロン・ストーン(Sharon Stone)が演じたクエイドの妻役をケイト・ベッキンセイルが演じている。更に、ケイトの夫でもあるレン・ワイズマン(Len Wiseman)が監督を務めるこのSF映画は美しい女性同士が繰り広げる豊富なアクション・シーンも見所の一つ!

 

 

 

 

JESSICA BIEL2.jpgそして、最近長年の交際の末、婚約を交わしたジャスティン(31歳)との仲も注目を集めるジェシカ(30歳)だが、挙式の内容についてはあまり多くを語る事をしない彼女も「今はとても満ち足りた気持ちで一杯だし、とにかくロマンティックな婚約時代を出来るだけ引き延ばして楽しみたいと思っている所! それに挙式まではまだ沢山の時間があるような気がして、何もそんなに急ぐ必要はないと言うのが現在の正直な気持ちなの。」と“惚気(のろけ)”気味に現在の想いを語っている。

 

 

 “永い春”を経て婚約を交わしたカップルだが、その交際の秘訣についてジェシカは、次のようにコメントを残している。
「お互い“目をつむる所”を心掛けていないと息が詰まって長続きしないと思うの。私にとっては、人生の伴侶となる男性を心から愛して、お互いに楽しい時間を共有出来る事、そして何よりも“相性が合う”と言う事がパートナーに望む1番大切な要素だと思うわ。まだ自己が確立されていない若い頃は、交際相手の性格、趣味、ライフスタイルについても敏感過ぎて、相手への要求が多すぎる面が沢山あったと思うの。でも年を経て数々の経験を重ねるに連れて、徐々に自分に自信が持てるようになって来た事を実感しているわ。精神的な自立は、私にとって最も大切な要素の1つで、それがなければただ相手に依存する生き方になってしまうと思うの。それは私が望む人生ではないし、色々な経験を通して、そうした事に気付いて成長できた事に心から感謝しているわ。」

 

 

 

 

 

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そこでOK! は、ハリウッドSF大作「トータル・リコール」の秘話、映画出演にまつわる肉体の鍛練、共演のコリン・ファレル、そして“愛によって変えられた自身の側面”など、ジェシカにその素顔についていて語ってもらう事にした。

 

 

---「トータル・リコール」は“女性が男性より強い”と言う意味で、どうやら私達の将来を示唆するような映画のようにも思えますが・・・。

(笑) さあ、それはどうかしら? 心身ともに完璧に対応できる能力を備えると言った点ではむしろ“対等”と言った方が良いと思うわ。

 

 

 

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---では、近いうちに女性が男性を仕切るような世の中になるとお考えですか?

そうね。あらゆる面に於いて女性も徐々に男性と対等に能力を発揮出来るような世の中に変わってきていることは確かだと思うわ。もしかすると、その内、女性が世界を動かすような時代が来るのかもしれないわね(笑)

 

---あなたはハリウッド業界で最も鍛えられた肉体を備えた女優の1人として知られていますが、その事が「トータル・リコール」のような映画でアクション・シーンを演じるのに役立っていると思いますか?

ワークアウトなどで常に身体を鍛えていると、自信を持ってアクション・シーンを演じる事が出来るし、そうした演技が映画を鑑賞する人達をより納得させる事は確かな事だと思うわ。勿論、それだけではなく、危険を犯さない為にもアクションの振り付けや、細かい動きを教えてくれるスタント・トレーナーとの訓練は必要不可欠な要素なの。
 

 

 

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---多額の予算を投じて撮影するハリウッドのサイエンス・フィクション映画に出演する事については、どのようにお考えですか?

それはとても驚くべき事が沢山あって、例えばこの映画がCGI (コンピューター・グラフィック・イメージ)で編集される過程をつぶさにみて、その作業自体が将にアートその物だと言う事を実感させてもらったわ! それに以前の作品とは多少異なったイメージのリバイバル版を制作する監督のレン(ワイズマン)と一緒に仕事をする事にもとても興味があったの。きっと今回のリバイバル版の方がもう少し暗いイメージで、私が演じるメリーナとクエイドとの関係が微妙に描写されているの。だから、前回の作品に比べると多少感傷的なイメージが強い作品になっているような気がするわ。

 

 

 

 

JESSICA BIEL3_2.jpg---コリン・ファレルとの共演については?

彼は、いつも皆に優しく接してくれて、周囲の雰囲気を明るくしてくれる達人だと思うわ。実は私がこの映画に参加したいと思った理由の1つは、俳優として様々な才能を兼ね備えているコリンと一度は共演してみたいと思ったと言う事もあるの。お互いに“この作品に出演出来ることを光栄に思う”と言う共通した認識を分かち合っていた事も一緒に仕事をしていてとても楽しかった理由だと思うわ。

 

 

---ジャスティンが「トータル・リコール」の撮影現場に足を運んだ事は?

勿論、近くまで訪ねて来てくれたけれど、撮影現場までは来なかったの。きっとクールな車で来なかったから、恥ずかしかったのかもしれないわね!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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---2人のプライバシーが注目を集める事に関しては既にもう既に慣れてしまったのでしょうか?

いつまでたっても“慣れっこ”になると言う事はないような気がするわ。でも今では“禅”の精神を取り入れて、出来るだけ自然体で受け止めるように努力しているの。何故仕事を離れた所でごく普通の生活をしている私達の写真を撮る必要があるのか、時々疑問に思ったりするけれど、この業界で仕事をすると言う事は、ある程度のプライバシー侵害に関しては容認せざるを得ないのかもしれないわね。それに、自分でコントロール出来ない事にいちいち目くじらを立てて、イライラしていても始まらない事だといつも自分に言い聞かせているの。とにかく、プライベートな写真を撮られる事が嫌だったら、あまり目立つような公共の場所に出入りする事は避けるべきだし、とても不条理な話だとは思うけれど、この業界で仕事を続ける限り、仕方が無い事だと多少の事は諦めているわ。

 

 

 

 

 


 

 

JESSICA BIEL4.jpg---挙式の日が近づくに連れて心配になってきたりする事は?

ウエディングに関しても特にこれと言った特別なプランを立てている訳ではないし、心配する事は何もないのよ。もう少し時期が迫ってきたら多少不安になったりする事があるかもしれないけれど、今はロマンティックな婚約時代を楽しんでいると言った感じなの。

 

 

 ---婚約してから何か変わった事は?

彼との一体感が増して、とても安定した穏やかな気持ちになったと思うわ。勿論これから先まだまだ色々な経験をしながら学ぶべき事は沢山あると思うけれど、とりあえず今の所は自分が望む人生を歩んでいると実感しているの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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---今後ジャスティンと映画で共演する可能性は?

彼は、どんなジャンルの作品もこなす多彩な才能を持ち合わせている役者だと思うし、もし、お互いが納得する作品なら考えられる事だと思うわ。でも繰り返すようだけれど、すべての面で理に叶った選択でなければね。それに私自身、いつも近い関係にあるパートナーと一緒の仕事は、慎重に考えなければならないと思っているの。でも、もし共演の機会があれば、お互いに相反する役どころを演じてみるのも面白いかもしれないわね!

 

 

---仕事を離れた時のお二人の関心事は?

私は新しい場所へ“旅をする”のが大好きなの。例えば、ニューヨークやロンドン、それにどこかエキゾティックな場所で撮影をする時などは、その合間に街を散策して楽しんだりしているわ。誰にも気付かれずに1人で街をブラブラしていると、とても自由で気ままな空間を楽しむ事が出来るの。

 

 

 

 

 

 


 

JESSICA BIEL6.jpg---いつも鍛えられた美しいボディー・ラインを維持する為にワークアウトを怠らないと伺っていますが、楽しみながらワークアウトをしているのでしょうか?

若い頃に比べるとヨガに費やす時間が多くなったけれど、でもフィットしたボディー・ラインを維持する為にランニングやウェイトも勿論取り入れているわ。10代の頃からしている事を続けているだけの事だし、運動をした後の爽快感や成果を実感出来る事はとても素晴らしい事だと思っているわ。

 

 

---“世界で最もセクシーな女性”の1人としてご自分の名前が挙がる事に関して、どのようにお考えですか?

(笑) 勿論、毎日の弛みない努力の成果が認められて、そうした賛辞の言葉を受ける事に悪い気がしないのは当然の事だと思うわ。それにその努力が女優としての仕事に貢献する事が出来れば、一石二鳥の効果! 勿論鍛えられた容姿がただ単に娯楽の一部として捕えられる危険性もあるけれど、鍛えられたセクシーな外見がより多くの仕事のオファーを手入れる事が出来るのは確かかもしれないわね。

 

 

 

 

 

 

 

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---今後も“セクシー・シーン”が注目されるような映画出演の依頼を受けるおつもりですか?

昔と比べると、減ってきていると思うわ。2009年の映画「原題:パウダー・ブルー(Powder Blue)」でストリッパー役を演じた事はあるけれど、その時は“力強さを持った”脚本の内容が気に入ったから仕事を引き受けたの。自分が納得する役どころだったら、女優としてヌード・シーンを演じる事も決して厭わないつもりよ。



---いつも疲れを感じさせない、精力的な女優活動を続けていらっしゃるようですが・・・。


私自身、この仕事に携わって快適な生活が出来る事をとても幸運に思っているし、決して傲慢に今の環境が当たり前の事だと考えたりしてはいないわ。実は私は10代の頃、余り学校に適応する事が出来ない生徒だったの。勿論、今でもまだ自分に自信がない所はあるけれど、でも“自信がない”と言う部分は本来の私の性格の一部なのかもしれないわね。









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