USAでの大きな議論
USAで大きな話題となっている事に対してあなたはどう思いますか?
「果たして、ビデオ(PV)とセットの商品広告は、
ブリトニー・スピアーズのビデオの価値を下げる事になるのか?」
ビデオ(PV)とセットの商品広告は何も今に始まった事ではないが、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)の最新ビデオ「ホールド・イット・アゲインスト・ミー(Hold It Against me)」に関しては、まさにその意図が筒抜けである事は否めない事実である。 香水、メイクアップ商品、オーディオ商品、そしてデート・ウェブサイトに至るまで長々とクローズアップして紹介される露骨なマーケティング戦略に対して“ちょっとやり過ぎ”と感じているファンも多いはず!
業界の専門家は「これが高価なビデオ制作費を相殺する最も合理的な手段」とミュージック業界の厳しい現状を説明している。
高価な制作費の一部を 負担する役目を担ってくれるスポンサー
ポップスターのケイティ・ペリー(Katy Perry)の見解 (ツィッター(Twitter)を通して)
現在の音楽業界の台所状況にはとても厳しいものがあって、殆ど全てのポップスターは、ビデオの中で商品広告をして高額なビデオ制作費と相殺すると言う手段を歓迎しているはずよ。私の場合も過去にこうした合理的な手法で自分の想いに叶ったビデオ制作をした事があったわ。
ブリトニーは忠実なファンを欺いているのでは?
ポップイーター(PopEater)のコラムニスト兼、近々出版される書籍「セレブリティー・インク:インサイド・ザ・ビジネス・オブ・ビーイング・フェイマス(Celebrity Inc: Inside the Business of Being Famous)の著者、
ジョー・ピアッザ(Jo Piazza)の見解
ブリトニーのビデオは、彼女の昔のペプシ(Pepsi)広告と何ら見分けがつかなくなってしまっている。勿論、現在は音楽業界の経済事情が厳しい事は確かだが、でもスピアーズの会社はあそこまでやる程困っている事は無いと思うよ。
ビデオの中で自身のプロデュースによる香水「ラディアンス(Radiance)」の名を叫んで宣伝する事により、US$500,000 (約5千万円)の売り上げを上げたと言われている。