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 OK!JAPAN NEWS アンジェリーナ・ジョリー来日記者会見レポート

  2010.07.27

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OK!JAPAN NEWS アンジェリーナ・ジョリー来日記者会見レポート

 

Angelina Jolie2.jpg日(7月27日)の正午、新作映画「ソルト(Salt)」(フィリップ・ノイス(Phillip Noyce)監督)のPRの為、映画「チェンジリング(changeling)」以来1年半ぶりの来日となる、OK!JAPANでも絶大なる人気を誇るセレブ、本作主演のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)(35歳)の来日記者会見が都内某ホテルにて行われた。

 


「また日本にくる事が出来て嬉しいです。毎回素敵な経験をしているのですが、今回は4人の子供と一緒に来ました。子供たちは“ポニョ”と“トトロ”の大ファンなので、昨日は“キディランド”でグッズを探して遊びました。これからも素敵な経験をたくさんしたいと思っているので、日本には何度でも来たいと思います。」

 

と、白く透き通るお肌にあの素晴らしい笑顔で挨拶をしたアンジェリーナ。

 

本作のPRの為に世界中を飛び回り多忙なスケジュールをこなしていると思われるアンジェリーナではあったが、常に明るい雰囲気で1人1人の質問に丁寧に答えてくれた。

 

 

 

 

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読み応えたっぷり!

OK!JAPANの読者必見!

 


アンジェリーナが語る

「新作映画」「美の秘訣」「プライベート」

 

 

 


---かなり激しいアクションにチャレンジしていたが、怖いと思った事はありますか? 何かエピソードがありましたら教えて下さい。

「スタントは、もともと大好きで、高いところも好きなので怖いとは思いませんでした。事故と言う程でもない小さな事故ですが、銃を持って横向きに室内に入っていくところで額を机にぶつけてしまいました。念のため病院で診察しましたが、特に問題はありませんでしたので撮影を続けました。」

 

 

 

 

 

 

 

Angelina Jolie8.jpg---この作品を選んだ一番の理由は何ですか?
「映画「チェンジリング」は、非常にエモーショナルな作品。その後、双子を妊娠して出産しましたが、子供と一緒にいると母性愛が溢れてきて柔らかな気持になっていました。そんなときにこの脚本を読んだのですが、とてもアグレッシブでアクティブな内容で、当時の柔らかな気持ちとバランスがとれるなと思ったので選びました。」

 

 

 

---続編についてお伺いさせて下さい。続く場合、どんなアクションシーンや変装をしてみたいですか?
「イヴリン・ソルト(演じたスパイ容疑がかかってしまうCIA女性職員の役名)は、いろんな顔をもっている女性です。それにアクションなのに深い過去があり、俳優として演じがいがありました。続編の話はまだでていませんが、もしあるとしたらぜひ出演したいと思います。今回ご覧になった方々の声を聞きながら創るのも良いと思いますね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

Angelina Jolie7.jpg---はじめて脚本を読んだ時、この結末を予想できましたか?
「最初に脚本を読んだとき、主人公は男性として描かれていました。最後のシーンで妻と子供に「I LOVE YOU」と告げる展開で、潔白をはらすため逃げ回っていたという設定だったのですが、主人公を女性である自分が演じることになり、自分も含めて脚本を練り直してラストを決めました。ちなみに男性の主人公だったときは、「イヴリン」ではなく「エドウィン」という名前でしたね。」

 

 

---実際にあり得る話だと思いましたか? またつい先ごろ、アメリカで実際に何年も潜伏していたロシアの女スパイが逮捕されましたが、このニュースを聞いた時の感想はどうだったのでしょうか?
「脚本が現実に即しているかというよりも、映画にリアリティーを感じていただけるという点が大事だと思っています。この映画をご覧になったCIAの方でも50%の方は実際に“ある”と言い、50%の方は“ない”言うくらい論議されるところではあります。事実に即しているということよりも、起こり得る可能性があるということが大切ですね。また実際の事件のニュースを聞くと、やはりあり得る事だと強く感じましたね。」

 

 

 

 

 

 

 

Angelina Jolie6.jpg---美しさの秘訣、特に唇の美しさを保つ秘訣は?
「これは遺伝だから(笑)。唇は生まれつきなので・・・。でも、美しさは人生幸せに生きていれば自然にあらわれるものだと思います。好きなことをして、愛する人と過ごし、そういった環境に身をおいていることが自然に表に出てくると思います。今朝も子供たちと過ごしてとても幸せな気持ちになりました。そういうことが大事だと思います。」

 

 

---冷酷な役柄と優しい母親としての実生活、スイッチの切り替えはどのようにされていますか?
「ブラッド・ピッド(Brad Pitt)と仕事は順番に受けることにしているのですが、撮影中はブラッドが学校の後のお迎えに行ってくれて、子供たちと一緒に現場に来てくれます。子供たちは、現場でアクションの道具や偽物の血で遊ばせてもらっていたり、変装したママを見ては驚く、そんな感じでした。私はどんな役柄を演じていても、第1に母親であることを忘れません。そんな気持にしてくれるのはブラッドだからなのです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

Angelina Jolie9.jpg---憧れの女性はいますか? そして、役を選ぶ時の基準は何かありますか?
私の母親はシングルマザーで、愛情に溢れた強い女性です。やはり最も敬愛する女性は母親ですね。
国際舞台で活躍するジェーン・グドール(Jane Goodall)さん、日本人女性では、緒方貞子さんに憧れます。
役を演じる基準ですが、肉体的にも感情面でも学ぶところや成長できるところのある役柄を選ぶようにしています。」

 

 

---ではこの作品でどんな成長があったと思いますか?
「子供を産んだ後、体のためにもチャレンジした役どころではあります。ストーリーのポイントは、規則に従うように生きてきた女性が、いろんなことを自分で考えて選択して、本当の自分自身を見つけるというところ。これまでもそのことは意識してきましたが、それを改めて自覚する、学ぶ機会になりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Angelina Jolie4.jpg---この映画を観た子供たちの反応はいかがだったでしょうか?
「子供たちは、まだ幼いので母親が殺されそうになるものは・・・、見せられないと思い、まだ全編は見せていません。ですが1度息子のマドックス(Maddox)を驚かせたことがあります。もともと軍人の姿が好きなマドックスですが、ゲームで遊んでいるところを連れてこられて、男装した軍人姿の私といやいや握手していました。全く、私とは気づいていなかったんですね。そこで「ハニー、ママよ!」と言うと「ええー!!!」とすごく驚いていました(笑)。 その後、変装を取るシーンの撮影があって、彼も現場で見ていたのですが、今は覚えているかはわからませんが、その時はとってもショックを受けていましたね。」

 

 

---普段からサプライズをよくするのですか?
「家では、ふざけるタイプなんですよ!! 子供たちには、変わったお母さんだと思われているんじゃないかな(笑)。」

 

 

 

 

 

 

 

 

Angelina Jolie11.jpg---CIAは夫婦関係に緊張感が生まれる仕事、と実際のCIAの方に聞いたそうですが、俳優夫婦とどちらが緊張感があるものだと思いますか?
「・・・。ブラッドがどのように私をリラックスさせてくれるのか、という話じゃだめかしら(笑)。 ・・・それの質問には、お答えできないわ(笑)。」

 

 

---次回作の映画「ザ・ツーリスト(原題: The Tourist)」での役柄は? ジョニー・デップ(Johnny Depp)と共演した感想はいかがでしょうか?
「ヒーローとヒロインが活躍し悪役と闘います。楽しい映画になる事は間違いないわ。ジョニーは、とっても素敵な人よ。どんな言葉でも説明しきれないほどの素敵な人。そして面白い人でもあるの。家庭を大事にしていて素晴らしい人だわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そして、会見の最後に女優の黒木メイサが花束プレゼンターで登場!

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「逢えてとても嬉しいのですが、手が震えてしまうし、直視も出来ません。」と答えたアンジェリーナの大ファンの黒木メイサさん。

 

 

 

Angelina Jolie1.jpg日本人女性の印象は?」という黒木さんからアンジェリーナへの質問に、「プロモーション活動やイベントを通して日本人女性と接してきましたが、世界のジャーナリストと比べても、すばらしく知的な質問をされますので、日本人女性は知的でエレガント、という印象ですね。」と答えた。

 

 

日本のテレビや映画で活躍中の黒木メイサの印象について尋ねられるとアンジェリーナは、「素晴らしい女性という印象です。こうやって会いにきてくれたことを名誉に思います。ありがとう。」と答え、数秒間、抱擁し合い、揃って退場した。

 

 

世界中の注目の的であり、女性達を中心に人々が憧れるアンジェリーナ・ジョリー。
彼女の作品への意気込み、母親として、そして女性としての日常などを語るその姿は、自信と慈愛に充ち溢れ輝いていた。その彼女の価値観や人生観などを基本とした彼女自身の口から発する言葉やストーリーは、どれをとっても興味深いものであった。
 

 

 

 

 

 

 

 

main_salt.jpg「ソルト」

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

7月31日(土)より、丸の内ピカデリー1ほか全国夏休みロードショー

公式サイト:http://salt-movie.jp/

 

 









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