多量の鎮静剤投与がマイケルの死因と言う公式発表
8月28日、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の死が 殺人によるものかどうかの裁定が下された。
ロサンゼルス郡検死官事務所は、マイケルの死の少し前に彼にプロフォノールを与えた、マイケルの主治医、コンラッド・ムレイ医師の殺人容疑に対し、マイケルの死因はドラッグの処方箋と、それによる急性のプロフォノール中毒によるものと言う結論を発表した。
調書によると、ムレイ医師は警察の調べに対して、マイケルは死の直前にも自身が“ミルク”と呼ぶ強力な麻酔剤を打つよう、何度も懇願したと語っている。ムレイ医師は、それまでもマイケルの不眠症を緩和させる為に、バリウム、ロラゼパム、ミダゾラムのような多種の鎮静剤を投与する事で対応してきたと言う。
ロサンゼルス警察署は、ムレイ医師を殺人容疑で調査したが、法律の専門家は、かつてのマイケルの麻薬歴や健康問題を考慮すると、ムレイ医師を起訴する事は難しいのではと語っている。同医師の弁護士によると、ムレイ医師は6月25日に50歳の若さで急死したマイケルの死に関して調査官の質問に全てを正直に答えたが、それに対して検察当局はマイケルの検死解剖結果の全てを公表している訳では無いと言っている。
又、今回の調査結果に対してマイケルの家族は「ジャクソン一家は検死官による調査結果及び、然るべき法律の下、公正な結論が出る日を待ち望んでいる。」と言うコメントを発表している。