ダニエリン:“私はママみたいになりたいの”
アンナ・ニコル・スミスの娘が
モデル・デビュー☆
美しく大きな瞳と天使のような顔立ち、そして流れるようなブロンドの髪。ダニエリン・バークヘッド(Dannielynn Birkhead)は、2007年、薬物の過剰摂取により39歳の若さで悲劇的な死を迎えた母親、アンナ・ニコル・スミス(Anna Nicole Smith)とまさに瓜二つ。
そして今、6歳になった彼女は亡き母と同様、ゲス(Guess)のキャンペーンを通じ、モデルとしての一歩を踏み始めている。父親である39歳のラリー・バークヘッド(Larry Birkhead)によると、それは彼女が自ら選んだ事だという。「娘が“私がママのようにショッピング・バッグになるのはいつなの?”って1番初めに質問してきたのさ。」と語った。
アンナ・ニコルは、1992年にゲスの顔としてクラウディア・シファー(Claudia Schiffer)の後を継いだ。ラリーによれば、それが彼女の過去を偲ぶのに1番の出来事だと言う。「この写真は、本当に素晴らしい。彼女も誇りに思っているはずだし、泣けてくるよ。」と語った。
ダニエリンにとってモデル業は、忙しすぎるし早すぎるという人々の不安を和らげるために、ラリーはモデルの仕事は、1回きりだと説明している。
「これはどちらかというと、母親への追悼のようなものであって、周りはあれをさせろこれをさせろって言うんだけど、僕はいつも“ダメだ”と答えているんだ。あれはゲスという、母親のキャリアにおいても重要な部分だったから、積極的に受けたのさ。」
アンナ・ニコルの人生は悲劇の連続だった。2番目の夫であった90歳のJ・ハワード・マーシャル(J. Howard Marshall)の資産を巡る法的な争いや、同じく薬物の過剰摂取による当時20歳だった息子の死去。ラリーは、ダニエリンが一生安泰でいられるようにすることを約束し続けてきた。「過去に起きた事を教訓にして、必要なものを与えるようにしている。」とアンナ・ニコル・スミスはダニエリンの中に生き続けている、と信じてやまない父親のラリーは言う。「彼女の全てが、母親を思い起こさせるんだよ。」