世界中を感嘆の渦に巻き込んだケイトの美しいウエディング・ドレス姿
数ヶ月に渡りベールに包まれた“秘密のウエディング・ドレス”だったが、
現代のプリンセスとして見事に美しい姿を披露したキャサリン(ケイト)
4月29日、長年に渡る交際の末、歴史的なウェストミンスター・アベイ(Westminster Abbey)で生涯の誓いを交わした、王位継承権第2位のプリンス・ウィリアム(Prince William)とキャサリン・ミドルトン(Catherine Middleton)!
アレキサンダー・マックウィーン(Alexander Mcqueen)ファッション・ハウス、クリエイティブ・ディレクター、サラ・バートン(Sarah Burton)のデザインによる、サテンとレースのウエディング・ドレスに身をまとい、シックな黒のロールス・ロイスから降り立ち、息を呑むように美しい姿を披露したケイト! それはまさに“ファッションの美”と、“ロマンティックな感動”を世界中が共有する一瞬であった!
当初は、ウエディング・ドレス制作の噂を否定し続けたデザイナーとそのチームではあるが、“世紀のドレス”をデザインしたサラは、次のような感想を述べている。「キャサリンと共にドレス作りに従事した経験は、一生に一度しかない本当に貴重なものだったわ! 伝統的なサテン素材に繊細なレース遣いを施したモダンなデザインと言うのがケイトの強い望みだったの。」
英国製レースとフランス製のシャンティリー・レースを織り交ぜたドレスは、レース自体の美しさを保つ為に30分毎に新しい針に変えて縫い込み、わずか1インチ(約2.5cm)の刺繍に1時間を要したと言う。そしてガウンの背には、58個のボタンが施され、全長9フィート(約2.7m)のシルクのチュール・ベールには、花模様の手刺繍を散りばめると言う贅を凝らしたデザイン! 更にベールの下には、エリザベス女王(Queen Elizabeth)以外は身に着けた事がないと言うカルティエ(Cartier)のヴィンテージ・ティアラが美しく輝いていた。
ちなみに美しいウエディング・ドレス姿を最初に見た瞬間、プリンス・ウィリアムはそっと花嫁に寄り添い「本当に美しいよ!」と囁いたとの事。
挙式後のケイトには、「ケンブリッジ公爵夫人キャサリン(Catherine, Duchess of Cambridge)」と言う正式称号が与えられた。