写真上:第84回アカデミー賞の“脚色賞”受賞者のプレゼンテーターを務めたアンジー。
2012年、第84回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式会場で
アンジェリーナ・ジョリーのセクシーなポーズを真似てからかうジム・ラッシュ
全く信じられないような話ではあるが、どうやらアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)は、アカデミー賞授賞式会場で笑い物にされたようだ!
全ての始まりは司会のビリー・クリスタル(Billy Crystal)が“アカデミー脚色賞”のプレゼンテーターとしてアンジェリーナを“元祖・ドラゴン・タトゥーの女(The Girl with the Dragon Tattoo)”として紹介した所から始まった。
ブラック・ベルベットのアトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)のイブニング・ガウン姿でステージに上がったアンジーは片手を腰に置き、ドレスのスリットから片足を一歩前に出して、セクシーなポーズを取ったが、イブニング・ガウンを美しく見せようとするアンジーのもくろみは却って逆効果だったようで、アンジーの大胆でわざとらしいポーズは却って周囲の失笑を買う事になってしまい、どうやら“脚色賞”受賞者のジム・ラッシュ(Jim Rash)もその事に気付いていたようだ。
写真左から:ナット・ファクソン、アレクサンダー・ペイン、ジム・ラッシュ。
そして「ファミリー・ツリー (原題:The Descendants)」でアレクサンダー・ペイン(Alexander Payne)やナット・ファクソン(Nat Faxon)と共に見事、脚色賞を受賞したジムは、ステージの上でアンジーのポーズを真似してアンジーの奇をてらった演出をからかったりしていたと言う。
更に事態を悪くしたのは、この事はアンジーが“脚色賞”受賞者のプレゼンテーターとしてまだステージに上がっている最中に出来たハプニングだった事!
そこでアンジーは、嘲笑の的となったポーズを取り止めて何とか最悪の事態を切り抜けたようだ。アンジーの苦境を観客席から眺めていたパートナーのブラッド・ピット(Brad Pitt)の顔を確認した訳ではないが、一重に彼が怒っていない事を願うばかりである。
果たして、アンジーのポーズは観衆の笑いを誘う程、場違いな印象を与えたのであろうか? そうではなく、セクシーなドレスをより美しく見せる為のアンジーのサービス精神旺盛な最高の演出なのではないだろうか。