クリステン・スチュワート&ロバート・パティンソン
不倫騒動を乗り越えて
ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)(愛称: ロブ(Rob))、のT-シャツを身に着てインタビューに臨んだクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)は「私達の仲は極めて順調よ!」と殊更“惚気る(のろける)様な発言”を繰り返すばかり! しかし、果たして2人は、クリステン(22歳)の“不倫騒動”を乗り越えて本当によりを戻したのであろうか?
現地時間の9月6日、「原題:オン・ザ・ロード(On the Road)」のトロント国際映画祭(Tronto International Film Festival)に出席し、一連の不倫騒動の後、初めてレッド・カーペットに姿を現したクリステン! そして会場に居合わせた“トワイライト(Twilight)”ファンの皆は、「今年11月にはヴァンパイア最終シリーズ「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2(原題:The Twilight Saga:Breaking Dawn -Part 2)」のプロモーションで彼に会う事になっているし、ロバートとの仲は極めて順調よ!」と言う彼女のコメントにホッと胸を撫で下ろしていたと言う。
しかし、ロバートの関係修復に自信を示すクリステンは、「表舞台に立っても気絶したりしないようにと自分に言い聞かせているの!」と語り、今から2人の関係が再び脚光を浴びる事に心なしか不安を感じているらしい!
そして、トロント国際映画祭に出席したクリステンは、その瞬間の気持ちを次のように表現している。「“トワイライト”のプレミア試写会に沢山のファンが詰めかける事は想像していたけれど、“オン・ザ・ロード”の試写会にあんなに数多くの人達が来てくれるとは思ってもいなかったわ。ファンから寄せられる支援の声を聞いていると、本当に心強い想いで一杯になるよ!」
しかし、会場では予想通り、クリステンを非難するファンの声も聞かれ、その場に居合わせた関係者は「クリステンは、特に顔色を変える事もなく、冷静に対応していたよ!」とコメントしている。
更に「オン・ザ・ロード」のプロデューサー、レベッカ・イェルダム(Rebecca Yeldham)は、クリステンを援護するかのように次のように語っている。
「自業自得とは言え、今回の事でクリステンがかなりまいっている事は確か! どんな状況の下でも、映画を通して心が繋がっていると思っているファンから“バッシング”を受けるのはきっとかなり辛かったに違いないわ。だって女優と言う仕事を離れたらやはり彼女も1人の人間ですもの!」
しかし、ファンの立場からして見れば、突然降って湧き出たようなルパート・サンダース(Rupert Sanders)との“キスシーン写真”を見て、怒りと言うよりは“何故?”と言う混乱した気持ちに陥った事も分からないではない!
更に、プライバシーを守る事を絶対とする彼女が、一連の騒動後“ロバートへの想い”を次のように赤裸々に語るのは、自身の罪悪感からくるものなのか? そしてクリステンは「ロブを心から愛している事を今更ながらに実感しているの。今ここに彼がいてくれれば良いのにと思っているわ! ロブの微笑みから体臭まで、何から何まで彼に夢中なの! きっと、これが本当に誰かを愛すると言う事なのね!」と、何時になく激しい愛のメッセージを送っている。
しかし、昨年のインタビューの中で、ロバートの関係について「私は一度自分の物だと思ったら、全てを自分のものにし続けなければならない様な我儘な性格の持ち主なの。手中に入れたものを手放すような行為は実に愚かな事だと思うわ!」と答えている。同じ女性から発せられる言葉としては多少ぎこちなさが感じられる事は否めないような気がするが!
又、ロバート(26歳)への切ない想いを激白するだけではなく、まだ不倫騒動が起きる前にインタビューを通して既に結婚している19歳年上の英国人監督の才能を褒め称えるクリステン!
そして、そのクリステンのコメントに応えるかのように、自身の妻と比較して次のようなコメントを残すルパート!
ちなみに、ルパートの妻は、モデルとして活躍するリバティ・ロス(Liberty Ross)で、皮肉な事に映画「スノーホワイト(原題:Snow White & the Huntsman)」の中では、クリステンの母親役として登場していると言う。
ルパート曰く「今回は、2人が一緒に撮影をするシーンは殆どなかったので、彼女達が互いを知り合う機会は殆どなかったんだ。でも“どこか容姿が似通っている事”、“誠実さ”、“己を知る強さ”、“頭の切り替えの早さ”など、数え上げればきりがない程、2人の間にはかなりの共通点がある事は確かだよ!」
ルパートとの不倫騒ぎの後、トロント国際映画祭でロバートへの想いを熱く語る、いつものクリステンとは思えないような言動に、ボディー・ランゲージ専門家のリリアン・グラス博士(Dr. Lillian Glass)は、そこにはクリステンの罪悪感が見え隠れしていると指摘し、更に「彼女が今回の自分の愚かな行動を恥ずかしく思っている事は一目瞭然! あの不自然な腕の動きや悲しそうな表情を見ていると、自分の気持ちが落ち着くまでの間、公共の場に出ない方が良いのにと思ったりするのは私だけではないと思うわ。」と説明している。
そしてロバートの心境について関係者は、「“自責の念に堪えない”様なクリステンの態度を見た時、ロバートがかつてのクリステンへの“愛”を思い起こしたのは当然の事だと思うよ。勿論、今回の事でロブは相当傷ついていたけれど、その一方でクリステンがどんなに辛い想いをしているのかと心の中で心配していた事も事実なんだ。そしてロブは、自身の憤懣やるかたない想いを拭い去る為に定期的に深夜のボクシング・レッスンに通い始めたと言う事だよ! 彼は、先週ジムに顔を見せた時は満足そうな様子だったけれど、自分の不満をぶち明けるには今の所、ボクシング・ジムに通うしか方法がないと自嘲気味に語っていたよ。」とコメントしている。
ちなみに、ロブがボクシング教室に通い始めたのはちょうど「ニュームーン/トワイライト・サーガ(原題: The Twilight Saga: New Moon)」の撮影が始まった頃だったと聞いているよ。」要するに彼の怒りはそう簡単には消えないと言う事なのかもしれない!
しかし、どうやらクリステンは「オン・ザ・ロード」の主人公、メアリーロー(Marylou)が愛する人を許すように、近いうちにロブが自分の過ちを許してくれると踏んでいるようだ。
クリステン曰く「誰かを愛すると言う事は、良くも悪くも全てを受け入れる包容力を持つと言う事だと思うの。」
又、脚光を浴びる人生にも警鐘を鳴らし、「いつもちょっと違った視野から物事を眺める必要がある」事を示唆しているクリステン!
最後にもう1つ面白い現象は、クリステンが自分の激情をうまく納められない様な時! そんな時はいつもロブが“安定剤”の役目を果たしているようだ!
そして2人の間に横たわる特別な感情について次のようにコメント残すクリステン!
「今まで色々な事があったけれど、どんな場合でもお互いに理解して慈しみ合う事が何よりも大切ではないかと思うわ。私達は心のどこかで不思議に惹かれ合う何かがあるの!」