エリザベス・モス(Elisabeth Moss)は常に良質な素材を見つける才能に恵まれてきました。ジェーン・カンピオン(Jane Campion)と共演した『トップ・オブ・ザ・レイク 〜消えた少女〜』(原題:Top of the Lake)から、主演と監督を兼任した『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』(原題:The Handmaid’s Tale)まで、モスは真のハリウッドの実力者へと成長しました。
彼女はApple TV向けに企画・製作総指揮を手掛けた、緊張感あふれる展開が魅力的な全8話構成のシリーズ『原題:Imperfect Women』で、新たなドラマの領域に足を踏み入れます。
ケリー・ワシントン(Kerry Washington)とケイト・マーラ(Kate Mara)が共演し、アラミンタ・ホール(Araminta Hall)による2020年の同名小説を原作とするこのシリーズは、濃密なドラマとサイコスリラーが等しく融合した作品です。
『原題:Imperfect Women』は、オックスフォード大学在学中に出会い、ロサンゼルスで20年以上も友情を育んできたメアリー(Mary:モスが演じる)、エレノア(Eleanor)(ワシントンが演じる)、ナンシー(Nancy)(マーラが演じる)という3人の親友の複雑な絆を描いています。
しかし、ナンシーが殺害されると事態は崩壊し、メアリーとエレノアは取り乱して悲しみ、殺人犯を特定するために独自の捜査を始めます。
虐待的な夫の殺害を描いたシリーズ『ビッグ・リトル・ライズ』(Big Little Lies)の精神的後継作である『原題:Imperfect Women』は、メアリーとエレノアがナンシーに関する多くの衝撃的で暗い秘密を発見する様子や、彼女たちがナンシーについて、そしてお互いについてほとんど何も知らなかった様子を描き、異なるアプローチをとっています。
モスは、この本が出版された直後に読んで、すぐにシリーズ化したいと思ったため、シリーズの実現に尽力しました。
「本当の女性の友情を、正確かつ誠実に、生々しく、傷つきやすい形で描くというアイデアにすっかり夢中になりました。」とモスは語りました。
モスは5年前、ビジネスパートナーのリンジー・マクマナス(Lindsey McManus)と制作会社ラブ&スクアラー・ピクチャーズ(Love & Squalor Pictures)を通じてこの本の権利を取得し、その後Apple TVにそのアイデアを売却しました。

写真左から:エレノア役のケリー・ワシントン、メアリー役のエリザベス・モス、ナンシー役のケイト・マーラ。
「このシリーズ制作に最も惹かれたのは、女性同士の友情について、おそらくあまり語られることのない形で語れると思ったからです。友情の難しい部分、美しさ、素晴らしい点、かけがえのないもの、そして少し暗い部分や、特に20年以上続く友情の中で生まれる秘密についても語りたいのです。」
『原題:Imperfect Women』は3月18日にApple TVで、最初の2つのエピソードが初公開され、その後4月29日まで毎週水曜日に新しいエピソードが公開されます。
3人の主演女優(マーラのキャラクターは主に回想シーンで登場)以外にも、このシリーズには、メアリーの夫ハワード(Howard)役のコリー・ストール(Corey Stoll) (『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(原題:House of Cards))、ナンシーの夫ロバート(Robert)役のヨエル・キナマン (Joel Kinnaman)(『THE KILLING 闇に眠る美少女』(原題:The Killing))、シェリル・リー・ラルフ(Sheryl Lee Ralph)(『アボット エレメンタリー』(原題:Abbott Elementary))、アナ・オルティス(Ana Ortiz) (『アグリー・ベティ』(原題:Ugly Betty))、キース・キャラダイン(Keith Carradine)(『マダム・セクレタリー』(原題:Madam Secretary))、ウィルソン・ベセル(Wilson Bethel)(『オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル』(原題:All Rise))など、素晴らしいキャストが揃っています。
昨年完結した『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』での熱演で最もよく知られるモスは、『マッドメン』(原題:Mad Men)のペギー(Peggy)役でブレイクを果たして以来、観客から愛され続けています。
その後も、ジェーン・カンピオン監督の『トップ・オブ・ザ・レイク 〜消えた少女〜』シリーズ、『シャイニング ガール』(原題:Shining Girls)、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(原題:The Square)、『透明人間』(原題:The Invisible Man)などで活躍しています。
43歳のエリザベス・モスはニューヨーク市マンハッタンのアッパー・ウエスト・サイドに住んでおり、現在は第一子となる2歳の幼児の母親ですが、名前、性別、父親は公表されていません。
━━長年の制作期間を経て、『原題:Imperfect Women』がリリースされるのは嬉しいことですよね?
長くて大変なプロセスだったので、ようやく観客の皆さんにご覧いただける機会ができて本当にうれしいです…このプロジェクトは5年以上も、私の心の奥底から温めてきました。
しかし、2度の(映画業界の)ストライキ、パンデミック、そして私自身の撮影スケジュール、特に『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のもう1つの仕事との兼ね合いなど、様々な困難を乗り越えなければなりませんでした(笑)。
最終的に、すべてが素晴らしくうまくまとまりました。素晴らしいキャストを揃え、脚本も素晴らしく、あらゆる要素が私の願い通りにうまく収まりました。
Words © Jan Janssen / WENN
Photos © Nicky Nelson / WENN
後編へ続く・・・。




























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