ヴィッキー・パティソン(Vicky Pattison)は、自他ともに認めるほどの緊張感を乗り越え、今年の『ストリクトリー・カム・ダンシング』(Strictly Come Dancing:英国のTVダンスコンテスト)で、自信に満ちた素晴らしいダンスを披露するようになりました。
そして、ヴィッキーの元気いっぱいなエネルギーに完璧にマッチし、思いやりのあるプロのパートナーであるカイ・ウィドリントン(Kai Widdrington)は、彼女が「最後までやり遂げる力を持っている」と心から信じていると語っています。
華やかな OK! の撮影中、温かく率直な話し方をするヴィッキーを「今年のセレブリティーグループの心臓部」と呼んでいる彼は、明らかにすでに勝利を感じている様子です。
すでにかなりの道のりを歩んできました。昨年8月に実業家のエルカン・ラマダン(Ercan Ramadan)と結婚した37歳のヴィッキーは、伝説のダンスフロアに足を踏み入れて以来、深刻な不安に悩まされてきました。
しかし、彼女は「ようやく状況が好転しつつあります。」と嬉しそうに語り、周りの人たちが少しでも勇気を持てるよう、少しでも刺激になればと願っています。
彼女は、今年の土曜の夜に何かまったく違うことをすることができたかもしれないと、クスクス笑いながら認めています。(ヒント:それはおむつ交換です。)
「今年の初めに、エルカンに『ストリクトリー』か『オネスティ・ボックス』(The Honesty Box)の第2シリーズに出演するか、子供を作るか、どちらかを選ぶって言ったの。『ストリクトリー』の出演依頼を受けたとき、彼は大喜びでした!」と彼女は笑います。
ヴィッキーは、自分が『ストリクトリー』の有名番組に参加して以来、一緒に過ごす時間が減ったことを率直に認めながらも、自分がすべてをこなしている間、彼がどれほど思いやり深く接してきたかを見て、彼が素晴らしい父親になるだろうと確信しました。

「だから、来年は間違いなく子供を持つ予定です。彼は今、それを楽しみにしていると思います。私がもう少し家にいる時間が増えると思っているでしょうし、彼はそれをとても喜んでいると思います。」と彼女は言います。
彼女は最近、夫と家で過ごす日曜日が今は「神聖な時間」だと告白しました。では、エルカンと愛犬2匹と離れている今、彼女はどのように過ごしているのでしょうか?
「エルカンと犬たちのいる家に帰れるのは本当にありがたいです。」と彼女は言います。「頭の中でぐるぐる回っている不安から抜け出して、家族と一緒にいられる。そういう瞬間が必要です。」
エルカンは最近(インタビュー当時)、キプロスにいる家族に会うために飛行機に乗り、1週間をキプロスで過ごしました。彼が彼女のライブを見逃したのはその時だけでした。彼の不在は彼女に大きなショックを与えました。
「彼には出て行ってと言ったんです。『家に帰って疲れたって愚痴を言って、それから寝るだけ』って。でも、彼が出て行った瞬間、どれだけ彼がいなくて寂しかったか、どれだけ彼を必要としていたかに気付きました。彼は私の心の支えで、すごく甘やかしてくれるんです。」
「彼は毎朝、電解質とコラーゲンを補給して、撮影現場に行く準備をさせてくれます。夕食に何が食べたいかメッセージを送ってくれて、最高の犬の父親でいてくれます。今、まさに伝統的な意味での役割逆転が起こっているんです。これは進歩的で、それを実現できるのは特別な男性なんです。」
サウサンプトン(Southampton)生まれのカイは、9歳でダンスを始め、ちょうどテレビドラマ『ストリクトリー』が初放送された年でした。
ヴィッキーのパートナーであるエルカンとも素敵な絆を築いています。どうやら2人は、エルカンのそっくりな弟と一緒に、ほとんどの時間をサッカーの話で過ごしているようです。

「カイとエルカンはちょっとしたブロマンス((bromance)(brother(兄弟)とromance(ロマンス))みたいな関係なの。」とヴィッキーは教えてくれました。「彼は私の家族や友達に大人気で、私は彼の素敵なガールフレンド、クロエ(Chloe)が大好きよ!」
2人はダブルデートの話までしていましたが、毎週新しいダンスを習わなければならないので、それはほぼ不可能だと気付きました。
「このプロセスを始めた頃は、すごく盛り上がっていたんです。」とヴィッキーは認めます。「ダブルデートだって?! そんな時間がある人はいないでしょ!」
カイは、ハート・ラジオのプレゼンターであるヴィッキーと出会う前は、彼女がダンス初心者だということ以外、何の先入観も持っていなかったと認めます。彼女の成長ぶりを、彼は明らかに喜んでいます。
「最近のダンスで彼女がどれだけの成果を上げたかを見せたら、きっと信じなかったことでしょう。でも、今更やめる必要はありません。最後までやり遂げようじゃありませんか。」と彼は自信たっぷりに言います。
ヴィッキーも同意見で、最初のグループダンスで拍手さえタイミングよくできなかったときのことを思い出すと「信じられない」と言います。それ以来、彼女は美しいアメリカンスムースを踊りシェリル・コール(Cheryl Cole)の『Fight For This Love』に合わせたカップルズチョイスダンス、そして難関として知られるサンバまでも踊ってきました。
「ああ、サンバ。もし7週間前に私がサンバを好きになるって言われたら、嘘つき呼ばわりしていたと思います。でも今はこうしています。サンバが大好きな大のジョーディ(Geordie)(2011年から2014年までMTVの番組『ジョーディ・ショア ワイルド・ジョーディのニューカッスル・ライフ』(Geordie Shore)に出演していたことにより)と彼女は笑います。
Words © Shelley Spadoni / OK! Magazine
Photos © Matt Monfredi / OK! Magazine
後編へ続く・・・。




























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