ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は元夫の新作映画で主演を務めていますが、この役を引き受けたことに後悔はないと言います。同女優は、元夫のベン・アフレック(Ben Affleck)がプロデュースし、2人がまだ幸せな結婚生活を送っていた頃に撮影された新作『原題:アンストッパブル』(Unstoppable)に出演しています。
しかし、彼女たちは今年8月に結婚2年目にして離婚を発表しましたが、55歳のジェニファーは役を引き受けて良かったと思っています。
ビバリーヒルズ(Beverly Hills)のフォーシーズンズホテルでOK! や他の国際メディアの取材に答えた彼女は、「これまでのキャリアを振り返ると、(役を演じる際に)もっと慎重に選ぶべきだったと思うときもあります。この監督を待つべきだったとか、あれやこれややるべきだったとか、でもこれは私の旅です。これが私の歩みであり、私がやってきたことであり、すべての選択は自分でした。そして、うまくいくものもあれば、うまくいかないものもあるけれど、それは問題ではありません。」と語ります。
「要するに、私はあれらすべてをやらせてもらって、本当に楽しかったんです。私が作った50、60本の映画の中で、『ああ、あれはやらなかったかも。あれは面白くなかった。』と思ったのは、たぶん1、2本くらいです。でも、それはほんのわずかです。0.001%くらいです。残りは、また全部やりたいです。」
ベン(52歳)も同様に、ジェニファーを主役に起用したことに後悔はないとしています。結局のところ、当時は2人の別れを予想できなかったのです。そして、彼女の演技を「素晴らしい。」と称賛しています。彼女は、片足で生まれたにもかかわらず、数々の逆境を乗り越えてスポーツの夢を追いかけたレスラー、アンソニー・ロブルス(Anthony Roble)の母親、ジュディー・ロブルズ(Judy Robles)を演じています。
この映画は実話に基づいており、ジェニファーは実際のジュディーと密接に協力し合って、完璧な演技を披露しました。
「ジュディーは私に自分の経験について、とてもオープンに話してくれました。」とジェニファーは言います。「つらいときも、幸せなときも。ご存知の通り、彼女はまだかなり若かったんです(息子を産んだとき)。アンソニーを産んだとき、彼女は16歳だったので、彼女自身も子供っぽかったんです。こうしたことすべてが、このキャラクターに影響を与えています。」
「彼女はとてもオープンに話してくれたので、彼女が話してくれたことをたくさん取り入れて脚本に盛り込むことができました。最初に脚本を読んだとき、これはアンソニーの物語だと思いました。でも、彼女と会って、2人が一緒にいるのを見て、そして彼女が話してくれたことをすべて聞いて、これは彼らの物語だということに気付きました。彼は、自分が今の自分になり、止められない存在になったのは、彼女のおかげだと思っています。」
「そしてアンソニーが言うように、我々は皆何かと格闘しています。マットの向こう側には常に、向き合わなければならない何かがあります。」
16歳の双子、エメ(Emme)とマックス(Max)の母親であるジェニファーは、役作りにあたり、親としての自身の経験を生かしたと語ります。
「もちろん、母親になったことで、より理解が深まりました。」と彼女は言います。「もし私が母親ではない役を演じていたら、私とはまったく違う演技になっていたかもしれません。でも、母親であること、そして子どものために最善を尽くし、子どもを自分よりも優先することがどういうことかを理解しているという点では、私たちは明らかにつながっていました。」
Words © Lisa Jarvis and Adam Tanswell / OK! Magazine
Photos © Nicky Nelson / WENN
後編へ続く・・・。