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日本公開2025年3月7日の待望の魔法映画『ウィキッド ふたりの魔女』の主演の二人。写真左から: 北の善い魔女グリンダとなる若い女性ガリンダ・アップランド役のグラミー賞受賞者のアリアナ・グランデと、悪名高い西の悪い魔女となるエルファバ・スロップ役のエミー賞受賞者のシンシンシア・エリヴォ。

OK! インタビュー☆アリアナ・グランデ&シンシア・エリヴォ:「世の中の流れの良いタイミングに合った」(前編)

映画『ウィキッド ふたりの魔女』のアリアナとシンシアがなぜそのテーマが今重要なのか、ミュージカルが2人の心にこれほど大切なのかを語ります。

「開発地獄」と言われた20年を経て、ついにミュージカル『ウィキッド ふたりの魔女』(原題:Wicked(Wicked – Part 1)(アメリカ公開:2024年11月22日)(日本公開:2025年3月7日)の映画化が実現しました。そして、すでに今年最も話題になった映画でもあります。

この作品は、後に北の善い魔女グリンダ(Glinda)となる若い女性ガリンダ・アップランド(Galinda Upland)役にグラミー賞受賞者のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)、そして悪名高い西の悪い魔女となるエルファバ・スロップ(Elphaba Thropp)役にエミー賞受賞者のシンシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)が主演し、同名のブロードウェイ舞台ミュージカルを2部構成で翻案した作品の第1部です。

31歳のアリアナと37歳のシンシア、そして『ブリジャートン家』(原題:Bridgerton)のジョナサン・ベイリー(Jonathan Bailey)や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(原題:Everything Everywhere All at Once)のミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)などのキャスト陣とともに、すでにこの映画を「映画の傑作」や「他に類を見ない必見のイベント」と評するレビューが出ています。

ZoomでOK! や他のメディアと『ウィキッド ふたりの魔女』について語り合った際、アメリカのスターのアリアナと、ロンドン生まれのシンシアは、この映画がなぜ話題になるのか、そしてストーリーに正義をもたらすために、どれほどの努力をしたのかを語りました。

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━━こんにちは、お二人さん。『ウィキッド ふたりの魔女』と、大人気のオリジナル作品『オズの魔法使い』(原題:The Wizard of Oz)との初めての出会いについて教えていただけますか?

アリアナ:私は幼い頃からずっと『オズの魔法使い』の大ファンでした。ドロシー(Dorothy)の小さなドレスを着ていました。不思議なことに、私はそのドレスに『スクリーム』(原題:Scream)のマスクを着けていました。

それはここでは関係ありませんが、テレビの前に座ってジュディ・ガーランド(Judy Garland)(ドロシー役)を研究していました。彼女がどのように歌い、どのように腕を組んでいるかを研究していました。それは私にとって、いつも逃避でした。私たちはいつもオズの魔法使いの世界が大好きでした。

シンシア:『オズの魔法使い』は私が小さい頃、いつも土曜日に見ていた映画でした。6歳くらいのときに見始めたと思います。音楽が大好きでした。私は長い間、ジュディ・ガーランドの大ファンです。彼女が『虹の彼方に』(原題:Over the Rainbow)を歌っている『Judy At Carnegie Hall』のレコードを今でも聞いています。

そして『ウィズ』(原題:The Wiz)が放送され、私もドロシーだと認識しました。ダイアナ・ロス(Diana Ross)がドロシーを演じた場面は、私が本当に理解されていると感じた瞬間の1つでした。私もそれにとても共感しました。

━━ブロードウェイで『ウィキッド』(原題:Wicked)を初めて見たのはいつですか?

シンシア: 23歳くらいまで演劇学校に通っていました。20歳から23歳までは、ショーを見なくても曲を歌っていたので、ショーを見る頃には音楽を熟知し、その歌声にはすでに親しみを感じていました。ようやく劇場でそのミュージカルを見たとき、私はすでに恋に落ちていました。

アリアナ:私が初めて『ウィキッド』の舞台を見たときは、私は10歳で、幸運にもブロードウェイのオリジナルキャストを見ることができました。母と一緒にいたとき、彼らは資金集めのためにブロードウェイ・ケアーズ/イクィティー・ファイツ・エイズオークション(Broadway Cares/Equity Fights AIDS auction)をしていたのを覚えています。

彼らは舞台裏に行ってキャストに会うチャンスをオークションにかけようとしていて、私は何度も手を挙げました。舞台裏に行ってみんなに会えたのは本当に幸運でした。それは人生を変える瞬間でした。

Words © Adam Tanswell / OK! Magazine
Photos © Phil Lewis / WENN

後編へ続く・・・。

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