OK! 懐妊オメデタ特集の撮影のため、のどかな田園地帯エセックス(Essex)に招待されたクロエ・マデリー(Chloe Madeley)とジェームス・ハスケル(James Haskell)! 間もなく両親となる喜びを胸にVIP招待を楽しむ2人!
(インタビュー当時)「ここ5ヶ月の間は、自分でも本当によく頑張ったと思うわ。」と語る、英国テレビパーソナリティでパーソナルトレーナーのクロエのコメントに「5ヶ月ではなくて、5年のような気がするよ。」と言って横やりをいれるジェームスだが、この憩いの場はクロエにとってまさに特別なものだという。
2人が互いにからかい合う姿は何とも言えず微笑ましいが、ラグビー界のスターであるジェームス(37歳)はさらに自身の心境について次のようなコメントを残している。
「ここ最近は、クロエの超タイトなドレス姿は、すっかりご無沙汰なんだ。でも、今のクロエの体形を見て、やっと“赤ちゃんが生まれてくる”という実感を持ち始めているところだよ。」
2月中旬、ジェームスとの間に今年の夏初めての子供が生まれてくるという嬉しいオメデタ発表をしたクロエ(34歳)だが、さらに懐妊に至るまでの苦難の長い道のりについて彼女は次のように語っている。
「そろそろ赤ちゃんが欲しいと思い始めたのは2019年のことで、ちょうどジェームスがリアリティーTV番組『アイム・ア・セレブリティー…ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア!』(I’m A Celebrity…Get Me Out Of Here!)の出演で、ジャングルの中で撮影していた頃だったのよ。だから実際に妊娠するまでには、それから2年という歳月が掛かったというわけなの。そしてなかなか妊娠に至らない状況に苦しんだというクロエは、当時の心境を次のように語っている。
「全ての女性がいつでも簡単に母親になることができると考えている人がいるようだけれど、それはとてもおかしな話だと思うの。だって、私の場合を含めて、妊娠のメカニズムはもっと複雑なものなんですもの。」
数ヶ月の間、避妊をしているわけではないのに、昨年の春になってもまだ妊娠しないという状態に少し不安を感じたクロエは、その当時の心境について次のようにコメントしている。
「何とか妊娠しようとしていろいろと調べて試してみたのだけれど、そのうち“不安が恐怖に”変わってきてしまったの。そして、何か大きな石の塊で頭を打たれたような衝撃で夜中にふと目が覚めるような毎日が続いた後、何が何でも赤ちゃんが欲しいという思いでいっぱいになってしまったというわけなの。」
その後、不安に駆られて検査のために病院へ足を運んだ結果、妊娠できない理由がはっきりと分かったというクロエ! しかし、医師の診断にも関わらず、どうしても子供が欲しいと願うクロエは夫と相談した末、IVF(体外受精)を通しての妊娠が唯一の残された方法ではないかという結論に達し、その方法に一縷の望みを託したという。でも、IVFや養子縁組による方法に頼らず、自然の形による懐妊という幸運を手に入れたクロエは当時の心境について次のように語っている。
「妊娠することが難しいと分かった後の数ヶ月間は本当に辛い毎日で、もう自分は母親になることができないという思いで、胸が張り裂けそうで辛い思いに陥ったことをよく覚えているわ。今振り返ってみると、あんなに強迫観念に駆られて情緒不安定になった自分がいるなんて信じられないけれど、でも周りの妊娠している女性の姿を見るたびに“もう私にはあり得ないことなのかもしれない”という思いが募って、本当に悲しい思いをしたことが昨日のように思い出されるの。だから自分の懐妊ニュースをインスタグラムで投稿したときも、周りの人たちが傷つくことがないように十分な配慮をしたつもりよ。」
その一方、男性のジェームスは、1日も早く父親になることを待ち望んでいると公言して、はばからなかったが、だからといってクロエのような恐怖や、自分に対する無言の圧力を感じたことは1度もなかったという。ジェームスいわく「僕は男だから、女性と同じような“妊娠年齢”と闘わなければならないという重圧を感じる必要もなかったし、そもそも自分の人生を素晴らしいものにしたいと思って子供をつくるような考えをしている人たちは結局、自分たちが思い描いているような人生を送ることができないケースをたくさん見ているしね。」
WORDS © GEMMA McCARTNEY
PHOTOS © LORNA ROACH
STYLIST: KATE BARBOUR, STYLIST’S ASSISTANT: KITTY BOWES, HAIR & MAKEUP: LYNDSEY HARRISON
Vol.2へ続く・・・。