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英国の人気テレビダンスコンテスト『ストリクトリー・カム・ダンシング』(Strictly Come Dancing)の審査員を務める、今年で40歳という節目の歳を迎えた南アフリカ出身のモッツィ・マビューズ(Motsi Mabuse)。

OK! 独占インタビュー☆モッツィ・マビューズ:「土曜日はショーガールを演じるけれど・・・でもいつもというわけではないわ!」Vol.2

40歳という節目の歳を迎えた英国人気番組『ストリクトリー』の審査員のモッツィがワークライフバランスの重要性について考え直す。

━━南アフリカにいらっしゃるご家族の皆さんはあなたが出演しているテレビ番組を見たりしているのでしょうか?

ドイツのテレビ番組に13年の間審査員としてテレビ出演しているので、元来見ることができるはずよ。でも言葉の壁が大きくて実際には見たことがないようなの。13年の間ずっとテレビに登場しているというのに、おかしな話よね!

━━ショーに出演するまでに密かに実行している“儀式”のようなものがあるのでしょうか?

出演前はとにかく、ビヨンセ(Beyonce)やティナ・ターナー(Tina Turner)のような“意志の強い女性”の音楽をガンガン聴きながら出番を待つことにしているの。なぜかというと“サタデイナイト”の番組に出場するためには、ショーに叶う女性のイメージまで自分を高める必要があるから! だって、おむつを替えている母親という“日常的なイメージ”を週末の余興に持ち込むことはできないでしょう。だから時々ショーの録画を見たりしていると、“あれはいったい誰かしら?”と思ったりすることがあるわけ! だってショーに出ている私と、毎日生活している現実の私との間には大きな隔たりがあるから!

━━どのように異なっているのですか?

私生活の私はショーに出演しているモッツィと比べると、エネルギーレベルがちょっと低くて、どちらかというと“自然の流れるままに”と考えるような傾向があると思うわ。土曜日の夜のモッツィはショーガールでいる必要があるけれど、でも毎日ショーガールでは身が持たない! だから、いつもはモッツィを地下室に閉じ込めて、週末だけまた戻ってきてもらうようにしているの。

━━新しいシリーズの『ストリクトリー』(Strictly)について、何か特別な準備をしていたのでしょうか?

『レッツ・ダンス(Let’s Dance)』(ドイツ版『ストリクトリー』として知られる番組)の最後のシーズンに出演しているときは、プレッシャーが大きいことが想像できたので、できるだけ規律正しい生活をするように心掛けていたわ。それが功を奏して全ての物事がスムーズに運んだので、まずは食生活から自分の精神状態を含めて今回も同じように自分を大切にした毎日を過ごしたの。そしてシーズンが始まって、それまでの “自分自身への挑戦”についてインスタグラムで紹介しているわ。メンタルコーチや食生活、それから1日の過ごし方までさまざまなトピックよ。

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━━インスタグラムを通してご自身のワークアウトを紹介していますね、その動機について少しお話ししていただけますか?

私のメッセージは“ねえ皆聞いて! 誰でも1日5分くらいは自分のために費やすことはできるはずよ。それがゴールでなくても、少し自分を大切にすることを考えてみたらどうかしら?”という軽い感じのものなの。例えば私の場合は、家族が目を覚ます前に起きて、ワークアウトをして、それから目を覚まして待っている娘と一緒に時間を過ごすという感じ! ちょっとした隙間時間を上手にやり繰りしているだけのことなの。

━━どのようなワークアウトをなさっているのでしょうか?

ダンスと、それにインスタグラムに紹介するワークアウト! そして、今はペロトン・バイク(Peloton bike)が大好きで、何とか挑戦しているところなの。フィットネス運動をしていると、食生活にも気を付けるようになって、いつもはチョコレートや甘い物で間食をしたり、夜にちょっとワインを飲んだりしていた習慣がほとんどなくなったの。

━━その結果、どのような変化に気が付きましたか?

まず体重が減ったけれど、私にとってはそれが目的ではなくて、ただ健康的な生活を送ることが大切だと感じるようになっただけのこと! それから今の自分を素直に愛せるようになったことも新しい発見だと思うわ。昔のモッツィはダンサーでアスリートというだけ! でも今は40歳という節目の歳を迎えた子供を持つ母親として、手の中にある自分の健康と幸せに感謝しているモッツィがいるというわけなの。

以前は私の体のマス・インデックス(身長と体重の関係から算出される、体の脂肪度を表す体格指数)はいつも低くて、精神的にも大きなプレッシャーを抱えていたの。今はアスリートらしい体型ではないかもしれないけれど、でも今までの人生の中でいちばん健康な自分だと自信を持って言うことができるわ。

━━『ストリクトリー』の仕事に関わっている間、お嬢さんをイギリスに連れてきているのですか?

今まではよくそうしていたわ。でもたった1日半家を離れるだけだから、これからは私がいない間はパパと子供の2人の時間を楽しんでもらおうと思っているの。私も睡眠不足が解消されるしね。

Words © Rianne Ison
Photos © David Cummings
Photographer’s assistant: Gabriel Hutchinson, Stylist: Hebe Fox, Make-up: Marcos Gurgel, Hair: Bradley Thomas Cahill using Color WoW dream Coat, Colour WoW Pop n lock and ghd max styler.

Vol.3へ続く・・・。

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