━━イギリスのリアリティテレビシリーズ(『ザ・リアル・ハウスワイブス・オブ・チェシャー』(The Real Housewives of Cheshire))に出演したことであなたの人生はどのように変わったと思いますか?
私の毎日の生活は、あくまでもサッカー選手の妻として回っているの。でも、ちょっとおしゃれをして夜のお出かけに顔を出したりすると、周囲の人たちから「タニヤ、愛しているよ!」と声を掛けられることもあったりするのよ!
━━いつも、そのような歓迎を受けるのですか?
そうね、いつも励ましの声をもらっていると思うわ。そうでなければきっと悲しくて泣いてしまうもの。でも一回だけ私が妊娠中に、ある人からお腹の中にいたラルフィーが死んでしまえばよいというような意地の悪いコメントをSNSを通して投稿されたことがあったの。
もちろん、そういう場合は嫌なコメントを編集したり、その他さまざまな対処方法があるのは分かっているけれど、あの時は“不意を打たれた”ようで、そう楽観的に捉えることができなかったの。
でも、それはよく考えてみると、あくまでも彼らの問題であって、私の問題ではないと思うの。そういうことを言う彼らの方がどこかおかしくて、助けが必要なのだと思うわ。
━━そのひどいSNSコメントに答えたのでしょうか?
いいえ、あの投稿には答えなかったわ。ほとんどの人たちは何らかの反応をみせるかもしれないけれど、でもそれを待ち受けている人はちょっとした注目がほしいだけで、そういう人に向かって何か言い返したたりすると、それこそ“思う壺”にはまるだけですもの。
━━『ストリクトリー・カム・ダンシング』(Strictly Come Dancing:イギリスのダンス番組)のようなショーへの出演依頼を受けたことはありますか?
いいえ、まだそのような話がきたことはないわ。でも息子たちがもう少し大きなって、私の手を離れるようになったら、将来的には機会があれば是非やってみたいと思っているわ。とにかく、子供たちは今サッカーに夢中になっているのよ!
━━今一番、出演してみたいと思っている番組の名を挙げてみてください。
私はダンスが大好きなの。でも例えばダンス番組『ダンシング・オン・アイス』(Dancing On Ice)などは“ブーツを履いてナイフの上を歩いている”ような感じがして、とても怖いと思うわ。それに私は昔からちょっとしたことでもすぐにけがをしてしまうような人だから、きっとスケートで自分の鼻を切ってしまうような気がするの。
それに、庭園から聞こえてくる騒音は怖いけれど、リアリティ番組「アイム・ア・セレブリティー…ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア!(I’m A Celebrity…Get Me Out Of Here!)」にも関心があるわ。
━━『ストリクトリー・カム・ダンシング』のジンクスのようなものを心配するようなことはありませんか?
私は大丈夫よ。でも私は焼きもちやきだから主人には絶対にやらせないわ。
━━これから先、あなたがやってみたい夢は?
シングルマザーたちを訪ねて励ますツアーを組みたいと思っているの。ただ今はコロナ禍で、それも難しくなってしまったけれど。
それから、来年は40歳になるのだけれど、ハワイにも行ってみたいわ。年齢のことに関して言えば、30歳になったときはとても不安な気がしたけれど、今40歳を迎えるようになって、むしろ開き直ったような感じがするの。
それよりも早く年を取って子供たちに老後の世話をさせてみたいと思ったりもしているのよ。
━━また、撮影の世界に戻って、幸せに感じていますか?
息子たちは今が一番わんぱく盛り! とにかく公園で遊んだりして常にエネルギーを発散していないと、フラストレーションを感じてしまうようなの。息子たちは、あちこち忙しく走り回る野生動物のようなものよ!
だから今は少しの時間でも子供たちから離れて、自分の時間を持てるようになっただけでも最高の気分よ!
━━今回のシリーズには何が待ち受けているのですか?
皆で集まって再会を祝福し合うの。そして最初のとんでもないにぎやかなディナーパーティーが始まるというわけ!
それに今回のシリーズから新しいハウスワイフにリストラ・アダムス(Lystra Adams)が登場することになっているの。彼女は本当に素敵な人で、私のお気に入り! だって、私が彼女のことについて何を言っても、一言では語り尽くせないような人なんですもの。とにかく、彼女が部屋に入ってきただけで、部屋中がとても満たされた雰囲気になるのよ!
━━以前、共演のドーン・ワード(Dawn Ward)について、何とか仲直りをしたいと言っていましたが、その後2人の関係はどのようになっているのですか?
そう、確かにそのように言って再会したけれど、結局また大げんかになってしまったの。だからもう彼女とは一線を画して、2度と議論をしないことに決めたというわけなの。幸いにもコロナの問題があって会う必要もなくなったので、ホッとしているわ。
━━また再び友情を温めることができると思いますか?
もう過ぎてしまったこと! でも先のことは誰にも分らないかもね。
━━そうですね。ところで、ハンナ・キンセラ(Hanna Kinsella)が懐妊したと聞いていますが、あなたからはどのようなアドバイスを与えたのでしょうか?
確か「1人分の食事で我慢して、2人分は食べないこと。さもないと太り過ぎて立ち往生してしまうわよ。」と言ったような気がするわ。とにかく今は赤ちゃんが生まれてくるのが待ち遠しくてたまらないの。だって、このような時だからこそ、明るいニュースを耳にしてみたいと思わない?
Interview © Rianne Ison
Photos © Mirrorpix
END.