さらに、2003年にはキャメロン・ディアス(Cameron Diaz)、ルーシー・リュー(Lucy Liu)との共演による、アクション映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(原題:Charlie’s Angels: Full Throttle)に出演し、その出演を皮切りに映画界における確固とした知名度を獲得している。
ちなみに、この作品は2000年に放映された、同名テレビシリーズの映画版『チャーリーズ・エンジェル』の続編である。
また、ドリューは2009年には『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』(原題:Grey Gardens)のような作品に率先して出演し、同年2009年には自らの指揮による『ローラーガールズ・ダイアリー』(原題: Whip It)で監督デビューを果たしている。
さらに、ドリューは第2の仕事の矢として、自らの企画で業界からも注目を集めている“お手頃価格のコスメライン”「フラワー ビューティ(Flower Beauty)」を発表し、それだけでは物足りないかのように、さらにドレスからワインの企画まで数多くの副業に挑戦し続けている。
また、仕事のみならず、3回の結婚を通して私生活でも挑戦し続けるドリューは、“自らの愛の追求”には殊更余念がなかったようで、その恋愛遍歴を辿ってみると、1994年にはウェールズ出身のバーテンダー、ジェレミー・トーマス(Jeremy Thomas)と結婚、その10ヶ月後には破局を迎え、その後2001年にはコメディー俳優のトム・グリーン(Tom Green)と再婚、さらに2012年には俳優のウィル・コペルマン(Will Kopelman)と再々婚し、その後2人の娘、オリーブ(Olive: 7歳)とフランキー(Frankie: 6歳)を設けた後、2016年に離婚するという目まぐるしい結婚・離婚・再婚劇を繰り返している。
写真左から:ドリュー、キャメロン・ディアス、ルーシー・リュー。
その他にもドリューは若干16歳にして、ハリウッド・エージェントのリーランド・ヘイワード(Leland Hayward)の孫、リーランド・ヘイワード三世(Leland Hayward lll)と婚約し、その2年後の1992年から1993年までは、ミュージシャン兼俳優のジェイミー・ウォルターズ(Jamie Walters)と愛の遍歴を重ねている。
ちなみに、彼女はカート・コバーン(Kurt Cobain)とコートニー・ラブ(Courtney Love)の間に生まれた娘、フランシス・ビーン・コバーン(Frances Bean Cobain)のゴッドマザーでもある。
かつてのインタビューの中で「自らをどうしようもないロマンティスト!」と語るドリューだが、その彼女が“なぜ2度と結婚しないと決めているか”について次のようなコメントを残している。
「もうこれから先は、何があっても結婚だけは2度としないと心に決めているの。周りの人たちは“絶対”という言葉はあまり口にしないようが良いと忠告するけれど、でも私にとって結婚だけは何があっても絶対にあり得ないことなの。」
そして休む暇もなく、今年2020年はトーク番組『ドリュー・バリモア・ショー』(Drew Barrymore Show)に返り咲くドリューは、このニュース中心の番組に出演するに至った経緯について、「私は情報、ニュース、ポップ・カルチャー番組に夢中なの。自分でいろいろと情報を集めていると、見出しの裏に隠されているストーリーが浮き彫りになってきて、とにかく心がワクワクしてくるのよ。」と語っている。
そして何はともあれ、ドリュー・バリモアはこれから先もハリウッドの一の“最も論争を呼び起こし、愛されるスター”であり続けることは間違いない!
Words © William J Connolly / OK! Magazine
Photo © FayesVision / WENN.com
Photo © Nicky Nelson / WENN.com
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