「全日本EV-GPシリーズ」Rd5 2022年8月6日(土)レースレポート
◇袖ヶ浦フォレストレースウェイ ◇天候:晴れ/ドライ
◇車両:東洋電産リーフe+/Car No.88 ◇Dr.:レーサー鹿島
13シーズン目を迎えた電気自動車レース「全日本EV-GPシリーズ」第5戦が、8月6日(土)、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されました。
モーター出力とバッテリー容量に優る最高峰クラスのEV-1にはテスラモデル3が2台、EV-2クラスの#88東洋電産リーフe+レーサー鹿島は、昨シーズンから毎レース接近戦を展開しているEV-F(燃料電池車)クラスの#104トヨタMIRAIとのバトルが予想されました。
午前中の予選は、決勝レースへ向けたバッテリーの温度管理に主眼をおいて超スローペースで走行、最後尾7番手グリッドながらバッテリー使用をわずか3%に抑え、温度を上げることなく温存に成功しました。
午後3時45分、気温25℃/路面温度48℃のコンディションでレースがスタート。直後に3台をパスして総合3位の#104トヨタMIRAIを射程圏内へ。想定よりも若干ペースが速いため、中盤まではいつでも横に並ぶことが出来る位置でラップを重ね、終盤、MIRAIのペースが少し落ちてきたところからバトル開始。ストレート速度が互角なため、横に並んでも抜くには至らず、サイドバイサイドの攻防が続きました。
狭いコース幅を並走するシビアな戦いの中、リーフが得意とするタイトコーナーのイン側をきっちり守ってMIRAIをオーバーテイク、テールトゥーノーズのまま辛くも0.6秒差の総合3位でゴールしました。
第6戦は10月2日(日)に筑波サーキットで開催されます。テスト運用していた新しい冷却システムをバージョンアップして万全を期して臨む予定です。
【2022年レース結果】
Rd1:4月23日/筑波サーキット(55km):総合5位/クラス1位
Rd2:5月14日/富士スピードウェイ(55km): 総合5位/クラス1位
Rd3:6月26日/袖ヶ浦フォレストレースウェイ(55km): 総合5位/クラス1位
Rd4:7月17日/スポーツランドSUGO(55km): 総合3位/クラス1位
Rd5:8月6日/袖ヶ浦フォレストレースウェイ(60km): 総合3位/クラス1位
Rd6:10月2日/筑波サーキット(60km):
Rd7:10月16日/ モビリティリゾートもてぎ(55km):
- レーサー鹿島
Racer Kashima
BLOGGER PROFILE - 投稿アーカイブ
TOKYO FM他の局アナ、プロデューサーを経てマルチプロデューサーとして活動中。有名企業やブランドのプロデューサーとしては主に新規プロジェクト(new business development)を担当。持続可能で社会貢献度の高いビジネスモデルの構築がライフワーク。
幼少のころからクルマやレースに親しみ、大学在学中にレースデビュー。レーシングカートチャンピオン、フォーミュラトヨタ、F3などを経て、2001年からは米国ロサンゼルスを拠点にINDYライツなどに挑戦。参戦中の全日本EV(電気自動車)GPでは5度のタイトルを獲得。クルマ、オートバイ、レース文化の訴求もライフワークのひとつ。
プロデューサーを務めるフルオーケストラ「ORCHESTRA POSSIBLE」は、医療に従事する方々への思いを込めて、医療ドラマの名曲公演“音楽は心のくすり”を公式YouTubeで無料配信中。
タイトルのDOUBLE TIMERは、日本と世界、オンとオフ、右脳と左脳・・・ふたつのタイマーを有効的に使い分け人生を謳歌しよう!という自身のライフスタイルのテーマから。
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MAGNI SFIDA 1100, YAMAHA YZF R6 RACER
◆1968年12月16日生/RH+A/176cm