NY時間の昨日、3月5日。現在Jacob K. Javits Convention Centerで開催中(3月5日〜7日まで)のヘアーケア・ブランドやネイル・ケア・ブランド等の美容メーカーの出展ブースが並び、キャリア構築やスキル向上を目的に全米のサロン・オーナーや美容専門家が来場する大規模なビューティーの見本市のIBS(International Beauty Show)New Yorkと、同日同時開催のスパやエステなど美容に特化した展示会、ニューヨーク最大のスパショーとされる International Esthetics, Cosmetics & Spa Conferences (IECSC)New Yorkに行ってまいりました。(過去の関連ブログ記事:2022年3月13日-IBS newyork & IECSC)
サロンまたはスパのオーナーや美容師免許を所持している人など、美容業界やスパ業界の関係者のみ入場できる展示会で、1日の入場料は$79~となっており、IBS New Yorkと、IECSC New Yorkに自由にアクセスできます。昨年の1日の入場料は$85~となっていたので少し安くなっています。会場に入る為に必要なバッジを得るために長蛇の列が出来ています。人気のイベントです。
昨年のIBS New Yorkの開催は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、出展ブース数や来場者数は通常の開催よりも少なめな印象でしたが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受ける前と同じように戻った印象で、出展ブース数約500、来場者数は、約7万人を予想しています。
IBS New Yorkは、美容の専門家の深い情熱に力を与え、活性化させる体験型イベントです。 美容のプロとサプライヤーがつながり、ビジネスを成し遂げるための最も魅力的で記憶に残る場所であり続けています。 スキンケアからネイルケア、ヘアケア製品、衛生に関連するものまで、あらゆるものを含む広い範囲の美容およびサロン製品をもたらす、アメリカ最大のプロのみ、一般には公開されていない、プロの美容業界向けの最も長く続いているショーです。
各ブースに設置されたサロンスペースでは、プロフェッショナルのアーティストの方が新製品の使い方などを直接教えてくれます。
男性向けにヘアーカットはもちろん、シェービングをしている“Barber”ブースもあります。
会場内の一部に設置されたステージでは、スペシャリスト、業界のアイコンによるレクチャーなど多くの教育クラスを無料で受講することができます。
有料でメイクアップ、まつげ、ネイルアート、ヘアテクニックなどの触覚的な教育体験が出来るワークショップも充実しています。外見だけではなく、コスト削減テクニックや、難しいクライアントへの対応や、燃え尽き症候群の防止などのセミナーも開催しています。
ネイルケア、ヘアアクセサリー、シザー、コスメ、ドライヤーなどを来場者が直接購入できるブースも多くあります。
IECSC New Yorkは、スパとウェルネスの専門家が東海岸で製品を探索、発見、購入する絶好の機会です。 このイベントは、最先端の教育とダイナミックな展示フロアを提供し、スパのオーナーやマネージャー、エステティシャン、美容師、マッサージ セラピスト、メイクアップ アーティスト、メディカル エステティシャンがビジネスを行う機会を提供しています。 スパとウェルネスの専門家は、ビジネスを成長させ、競争の激しい業界の最前線に立ち続けるためにIECSCに厚い信頼を寄せています。
IBS New York同様に会場には多くの人が集まり活気があります。
会場内のあちこちで、最先端の美容マシーンが披露されています。エイジングケアや、シミ対策・・・フェイシャルだけでなく全身対応のマシーンが多く揃っています。
まつげのエクステを施術するブースも多く人気でした。
どこのブースも気軽に体験できる雰囲気で、どこのブースも賑わっていました。フェイスマスクをしながら会場内を歩く人も多く目にしました。
今回、私は中国で生まれのカッピング(吸い玉)療法のお試し施術ブースで肩半分を施術していただきました。広いブーススペースに何台ものカッピングマシーンが並び、来場者の方が座って試しています。初カッピング、カッピングの前に肩をマッサージして頂いたのですが、相当コリがひどいらしく、硬い・・・硬すぎると何度も言われました・・・。カッピングの吸引力は特に痛くありませんでしたが、短時間でお肌が丸い濃い紫色になっていました・・・。気持ちよい!?という感じではありませんが、肩こりが改善されたか、数日様子をみてみたいと思います。面白い経験でした。ありがとうございました。
多種多様のセミナーやステージが開催され、多くの来場者の方々が真剣に聞き入っていました。みなさん、大きなバッグに沢山の製品を購入して入れていました。日本から出展していたブースもあり、お話をお伺いすると、「すごく売れている!」 とイベントに参加したことを喜んでいたのが印象的でした。
来場者の多くの方が自身のSNSにリアルタイムに新商品のプロモーションやセミナーの様子などをアップデートしていました。約191億ドル規模とされるスパ市場、活気ある会場内の様子に納得します。
個人的に日本製のコスメだけではなく、保湿力が高かったり、コンセプトが面白かったりするので、アメリカのオーガニックスキンケア製品なども気に入って一緒に使っています。会場内を埋め尽くす、新作の美容アイテムやスパアイテム・・・日進月歩する業界のパワーを今年も感じました。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。