健康面や環境面や経済面などの多くの分野で常に世間を賑わす“食”に関するトピック。
ここ数年前くらいから、大豆やえんどう豆や小麦などの植物性タンパク質を加工した“Plant Based Meat”の“植物肉”や、牛や豚などの家畜を殺さない為に“クリーンミート”と呼ばれる家畜から採取した細胞を培養した“培養肉”のいわゆる‟人工肉”について研究や商品化が世界中で活発となっています。
その背景には、世界の食糧危機問題として将来の食肉生産事情や、健康意識の高まりや地球環境を考え、ヴィーガン(Vegan:完全菜食主義者)としてのライフスタイルの急増などの理由があります。アメリカではお馴染みのファーストフードチェーンなどで既に“植物肉”のハンバーガーが販売されていますし、一般的なスーパーマーケットでも約$10~“植物肉”が販売されており、気軽に購入できます。
お肉大好きな我が家では、特に“植物肉”を購入することもなかったのですが、主人がたまに外食で“植物肉”を食べて美味しいというので、私もスーパーマーケットで、2009年に設立し2019年5月に米国ナスダックへ株式を上場した植物肉ベンチャーのBEYOND MEAT(ビヨンド・ミート)のヒット商品の‟植物肉”パテ、BEYOND BURGERを購入してみました。
初めていただく“植物肉”。焼いていただきました。お味は・・・“本物のお肉みたい”と聞くこともありますが、私的には食感や柔らかく本物のお肉のように感じますが、味は“本物のお肉”とは違ったお味という印象です。エンドウ豆を多く使っているとのことで、独特なにおいが気になる感じでした。“本物のお肉”の味の代わりとして頂くということでなければいいのかな・・・。
将来“人工肉”を頻繁に食するようになることが避けられないのであれば・・・“培養肉”の方もチャンスがあれば頂いてみたいと思います。ブームだからということではなく、将来的な食肉生産事情や環境のことを考えると、“人工肉”の更なる開発や商品化は必要不可欠のように感じます。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。