NY時間の昨日、5月25日はMemorial Day(メモリアルデー:戦没将兵追悼記念日)でした。
Memorial Dayは、5月の最終月曜日で祝日となり、土日月と3連休。
南北戦争をはじめ、第一次世界大戦、第二次世界大戦・・・、戦争で亡くなったアメリカ軍の兵士、全ての戦没者を悼み、戦没者のお墓や記念碑が星条旗やお花などで飾り付けられます。
娘も学校でMemorial Dayについて学び、家の窓に星条旗を掲げました。
家から歩いて20分のところにあります、小さな記念碑にも星条旗やお花、そしてヴィンテージアーミーカーが飾られていました。
多くのアメリカ人はMemorial Dayに墓地や記念碑を訪れます。
そして、Memorial Dayは夏の季節の始まりでもあります。ニューヨーカにとっても例年、ピクニックやBBQ、海開きが行われることもありビーチと思いっきりレジャーを楽しんだり、追悼式やパレードの開催と人々にとって大切な祝日でもありますが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で自宅待機令(Stay at Home Order)が有効中、いつもとは違ったMemorial Dayです。
ニューヨーク州ではビーチへの入場者数を50%に制限し、6フィート(約1.8メートル)以上の距離をあけるソーシャル・ディスタンス、マスクの着用を求めつつも、メモリアルデーのビーチ開きが行われました。そのためビーチに行った人たちも多くいるようですが、第2波のリスクを懸念して自宅の敷地内で家族だけでBBQをしている人も多い印象です。私たちも家のバックヤードでBBQをしました。
NY時間の5月25日、NY州クオモ知事は、「本日はMemorial Dayである。コロナウイルスで亡くなった退役軍人を追悼するするとともに,アメリカの価値と原則を実践し,成長させ,前進させることにより全ての戦没者を追悼したい。」とメッセージを発しています。
今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で追悼式やイベントの中止、一部では規模を縮小した式典がインターネット配信と様子が異なるMemorial Dayとなりましたが、家に掲げられた星条旗を見るとみんなの思いは一緒なんだな、と感じます。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。