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2026年6月26日に日米同時公開された、クレイグ・ギレスピー監督の『スーパーガール』でヒロインのカーラ・ゾー=エル / スーパーガールを演じる、オーストラリア人女優ミリー・オールコック(26歳)。

OK! インタビュー☆ミリー・オールコック:ハリウッドの新スーパーガール(前編)

根底にある欠点や反抗的な精神を描写した、DCコミックのヒロインのスーパーガールを演じるミリー・オールコック。

4年前、比較的無名だったオーストラリア人女優ミリー・オールコック(Milly Alcock)は、HBOの『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』(原題:House of the Dragon)で若きレイニラ・ターガリエン(Rhaenyra Targaryen)王女役に抜擢され、大きなブレイクを果たしました。

これが彼女のキャリアにおける次の飛躍のきっかけとなり、DCコミックのヒロインを映画化した最新作であり、2026年6月26日に日米同時公開された、この夏最も期待されている大作の1つである『スーパーガール』(原題:Supergirl)の主役に抜擢されました。

彼女のキャラクターは、昨年のヒット作『スーパーマン』(原題:Superman)のリブート版(デヴィッド・コレンスウェット(David Corenswet)主演)で初めて登場し、映画の終盤に酔っ払ったカーラ(Kara)がカメオ出演し、より「パンクロック」なバージョンのキャラクターの舞台を整えました。

オールコックは、1984年のオリジナル映画『スーパーガール』で同役を演じたヘレン・スレイター(Helen Slater)、そして2015年から2021年まで続いたテレビシリーズ『SUPERGIRL/スーパーガール』(原題:Supergirl)で主演を務めたメリッサ・ベノイスト(Melissa Benoist)の足跡を辿っています。

DCスタジオのCEOであるジェームズ・ガン(James Gunn)は、脚本が書かれる前から、オールコックを新フランチャイズの顔として選びました。

彼はスーパーガールを、仲間のスーパーヒーローであり、いとこでもあるスーパーマンのような伝統的な純粋なスーパーヒーローとは対照的に、「頑固で、はるかに世慣れたキャラクター」にしたいと考えていました。DCスタジオは、このスーパーガールの再構築が、現代の若い女性視聴者に響くことを期待しています。

オールコックはシドニーで育ったため、スーパーヒーロー映画をあまり見たことがありませんでしたが、ガンがスーパーガールの根底にある欠点や反抗的な精神を描写したことから、カーラ・ゾー=エル(Kara Zor-El)、つまりスーパーガールというキャラクターに共感しました。

「彼女はだらしなくて、物事を正しい方法で処理できないときもあるんです。」とオールコックは語ります。

「スーパーガールは、私たちのほとんどがグレーゾーンに生きていることを理解しています。ほとんどの状況は白黒はっきりしているわけではありません…でも、彼女の道徳観や心のあり方は、誰もが共感できるものです…だから、私は彼女のそういった側面を受け入れ、発展させることができると確信していました。」

オールコックの『スーパーガール』における興味深い新要素の1つは、監督のクレイグ・ギレスピー(Craig Gillespie)(『フレンズ&ネイバーズ』(原題:Your Friends and Neighbors)、『ベター・シスター』(原題:The Better Sister))が、ブロンディ(Blondie)のリードシンガー、デボラ・ハリー(Deborah Harry)のアンセム的なヒットシングル『コール・ミー』(Call me:元々はジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)が1980年の映画『アメリカン・ジゴロ』(原題:American Gigolo)のオープニングテーマとして作曲したもの)をキャラクターのインスピレーションとして採用したことです。

そして、映画の大半で、オールコック演じるスーパーガールは、いとこのスーパーマンが着ている伝統的な青い「S」の文字が入ったコスチュームではなく、ブロンディのTシャツを着ています。「使用許可が下りる前から、私たちが考えた唯一のTシャツだったんです。」とギレスピー監督は説明します。

ピーターシャム(Petersham)地区で育ったミリー・オールコックは、家賃を払うためにベビーシッターとして働いていたシングルマザーの娘です。オールコックは、自身の幼少期を、シドニーのボヘミアンなインナーウェスト地区の典型的なものだと語っています。

オールコックの演技への情熱は幼い頃から明らかでしたが、ニュータウン舞台芸術高校(Newtown High School of the Performing Arts)での学業面での苦労もまた、彼女にとって困難の種でした。

彼女は、従来の学校環境では自分の脳の働き方が「違っていた」と率直に語っています。母親の「盲目的な自信」と、働くことへの現実的な本能に後押しされ、2019年のオーストラリアのテレビシリーズ『原題:Upright』への出演が決まった後、最終学年で中退するという大胆な決断を下しました。

26歳のオールコックは、ロンドンで「静かな生活」を送っており、地元のパブによく通っています。彼女は自身の成功の秘訣は粘り強さだと語り、「これは偶然ではありません。幸運でもありません。努力の賜物です。」と述べています。

━━あなたの描くスーパーガールは、視聴者がこれまで見てきたスーパーガールとどれくらい違うのですか?

最初に彼女に会うとき、彼女はかなり混乱しています。人々が期待するようなスーパーヒーローとは全く違いますし、いとこのスーパーマンとも似ていません。彼女はこれまでの経験と失ったものすべてによってトラウマを抱えています。

ですから、最初に彼女に会うとき、彼女は人生を前に進めるのに苦労しています。これはスーパーヒーローというジャンルに対する新しい解釈です。彼女は忘れるために酒を飲み、トラウマと向き合わなくて済むように激しくパーティーをします…。

この映画は、これまでとは全く異なる人生を送っているカーラを描き、これまで以上に複雑な人物像を彼女に与えています。

Words © Jan Janssen / WENN
Photo © Nicky Nelson / WENN

後編へ続く・・・。

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