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Netflixで9月18日より配信開始している全8話の限定シリーズ『ブラック・ラビット』でニューヨークの高級ナイトクラブ「ブラック・ラビット」の社交的なオーナー、ジェイクを演じている、ジュード・ロウ(52歳)。

OK! インタビュー☆ジュード・ロウ:Netflixシリーズ『ブラック・ラビット』に主演(前編)

犯罪ジャンルへの進出は『ブラック・ラビット』が初めてとなる、主演とプロデューサーの両方で参加するジュード・ロウ。

ジュード・ロウ(Jude Law)がアンソニー・ミンゲラ(Anthony Minghella)監督の映画『リプリー』(原題:The Talented Mr. Ripley)でのカリスマ的な演技で国際的なスターダムを駆け上がったのは27歳の時でした。海運業の財閥相続人ディッキー・グリーンリーフ(Dickie Greenleaf)を演じた彼の演技は、人々の心を掴んだだけでなく、ハリウッドのトップスターへの仲間入りを決めました。

同時に、イギリスのマスコミのタブロイド紙のネタにもなりロウはやがてセックスシンボルとしての地位に反発し、容姿ではなく演技力を活かした役柄を求めるようになりました。

その後、『コールド マウンテン』(原題:Cold Mountain)、『クローサー』(原題:Closer)』、そして 2つの大作映画シリーズである『シャーロック・ホームズ』(原題:Sherlock Holmes)と『ハリー ポッター』(Harry Potter) (若き日のダンブルドア(Dumbledore)役) に出演し、ロウは主演男優としての新たなアイデンティティーを確立しました。

今回彼は、Netflixで9月18日より配信開始している全8話の限定シリーズ『ブラック・ラビット』(原題:Black Rabbit)で、新たなにダークな領域に足を踏み入れます。ロウにとって犯罪ジャンルへの進出はこれが初めてであり、シリーズ形式への挑戦は2度目となります。ロウは以前『ヤング・ポープ 美しき異端児』(原題:The Young Pope)に出演していました。

ロウは、ニューヨークの高級ナイトクラブ「ブラック・ラビット」の社交的なオーナー、ジェイク(Jake)を演じています。疎遠になっていた兄のヴィンス(Vince)(『オザークへようこそ』(原題:Ozark)のジェイソン・ベイトマン(Jason Bateman))が突然現れ、マフィアへの未払いの借金返済にジェイクの助けを求めると、ジェイクの人生は崩壊し始めます。

兄弟は借金を返済し、ジェイクのクラブがいわゆる敵対的買収の標的になるのを阻止するために、必死の闘いに挑むことになります。

ベイトマンとともに『ブラック・ラビット』の製作総指揮を務めるロウは、ニューヨークのバー、クラブ、レストランシーンの暗い側面を探るというアイデアに魅了されました。

「私はレストランをよく知っていて、よく通っていました。実際に行って、90年代に経営していた人たちとも知り合いでした。」とロウは語ります。「あの頃の雰囲気を再現するというアイデアがとても気に入りました。こういうレストランやバーで、日々繰り広げられる舞台裏の喧騒を再現したいと思ったんです。」

「こうした施設の表舞台に立つ人たちの表向きの姿と、舞台裏で実際に起こっていること、つまり金銭面と感情面を巧みに操る人々の姿。私は、そここそが物語にとって本当に豊かで実り豊かな場所だと思ったのです。」

若々しい容姿に恵まれた52歳のロウは、2015年に初めてカウンセリングを受けた40歳の心理学者フィリッパ・コーアン(Phillipa Coan)と結婚しています。ロウは以前、女優のサディ・フロスト(Sadie Frost)と結婚しており、23歳で第1子をもうけました。その後、リメイク版『アルフィー』(原題:Alfie)で共演した女優シエナ・ミラー(Sienna Miller)と大々的に報道された交際関係もありました。

ロウは、フロストとの結婚で生まれた3人(ラファティ(Rafferty)(29歳)、アイリス(Iris)(24歳)、ルディ(Rudy)(23歳))に加え、サマンサ・バーク(Samantha Burke)との間に16歳の娘ソフィア(Sophia)、元恋人キャサリン・ハーディング(Catherine Harding)との間に10歳の娘アダ・ロウ(Ada Law)、そしてコーアン(Coan)との間に名前非公開の2人の子供の父親を含む7人の子供の父親です。

━━『ブラック・ラビット』であなたが演じるジェイクというキャラクターをどのように表現しますか?

ジェイクは、成功したビジネスを築き上げ、人生初期の疑わしい選択から逃れるために懸命に努力してきた人物です。彼は大きく生まれ変わりました。しかし、そこに兄が現れ、彼の裏社会とのつながりがジェイクのこれまでの功績を全て危うくしてしまいます。2人は協力して、この大きな問題を解決する方法を見つけなければなりません。

兄弟の一方が他方よりも機能不全に陥り、もう一方の兄弟の生活を混乱させるといった問題が突然起こることは、ほとんどの兄弟姉妹にとって共感できると思います。

━━共演者のジェイソン・ベイトマンはあなたと共にシリーズの製作総指揮を務めただけでなく、最後の 2つのエピソードの監督も務めたそうですね?

彼の手腕に身を委ねると、とても大胆で心地よく、自信に満ち溢れた気持ちになりました。だから、とても幸せな経験でした。ジェイソンはシリーズに彼のダイナミズムと洞察力をもたらし、物語を格段に高めてくれました。締めくくりとして、とても力強い作品になりました。

それに、彼は素晴らしい仲間で、一緒にいてとても楽しい人です。こういう関係を見つけたら、それをずっと大切にしたいものです。何か良いものを見つけたような気分になります。

Words © Jan Janssen / WENN
Photo © Nicky Nelson / WENN

後編へ続く・・・。

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