「全日本EV-GPシリーズ」Rd3 2021年6月6日(日)レポート
「予選、決勝ともに昨年の記録を更新!」
◇筑波サーキット/天候:くもり/路面:ドライ
◇車両:Car No.88 東洋電産リーフe+/Dr.:レーサー鹿島
12シーズン目を迎えた電気自動車レース「全日本EV-GPシリーズ」の第3戦が、茨城県のつくばサーキットで開催されました。
EV-2クラスの#88東洋電産リーフe+レーサー鹿島は、昨シーズン、サスペンションメーカーのTEINが専用開発したサスペンション、チーム母体の東洋電産で行った冷却システムの改良などが功を奏し、モーター出力とバッテリー容量に優るテスラを中心としたEV-1クラスに割って入り、2度の総合3位表彰台を獲得するなど躍進、EV-2クラス全勝でタイトルを手にしました。
過去2戦同様、新型コロナウィルス感染拡大の影響などで、事前エントリー17台のうち5台が欠場し、EV-2クラスは#88東洋電産リーフe+の1台のみ。一方、最高峰のEV-1クラスには過去最多7台のテスラ・モデル3、ポルシェ・タイカンが参戦、また、EV-F(燃料電池車)クラスには初代チャンピオンのレーシングドライバー、飯田章選手が新型MIRAIをデビューさせました。
#88東洋電産リーフe+レーサー鹿島は、自己ベスト1分11秒026のタイムで、テスラ勢、ポルシェに続く予選9位のポジションからスタート。3周目までは飯田選手の新型MIRAIがテールトゥノーズで追走してきましたが、4周目以降は徐々に引き離して単独走行へ。ゴール直前にバッテリー温度をレッドゾーンへ入れるギリギリのハイペースでゴールしました。
なお、ポールポジションから後続を引き離し続けたディフェンディングチャンピオン、TEAM TAISAN東大/テスラ・モデル3の地頭所光選手が開幕から3連勝を果たしました。
コロナ禍の脅威で不安な日々が続いていますが、第4戦以降も可能な限り挑戦を続けていきます。引き続き応援をお願い致します。
【2021年レース結果】
Rd1:4月10日/富士スピードウェイ(55km):総合7位/クラス1位
Rd2:5月5日/袖ヶ浦フォレストレースウェイ(55km):総合7位/クラス1位
Rd3:6月6日/つくばサーキット(55km):総合9位/クラス1位
Rd4:7月4日/スポーツランドSUGO(55km)
Rd5:8月8日/ツインリンクもてぎ(55km)
Rd6:10月3日/筑波サーキット(60km)
Rd7:10月31日/袖ヶ浦フォレストレースウェイ(60km)
- レーサー鹿島
Racer Kashima
BLOGGER PROFILE - 投稿アーカイブ
TOKYO FM他の局アナ、プロデューサーを経てマルチプロデューサーとして活動中。有名企業やブランドのプロデューサーとしては主に新規プロジェクト(new business development)を担当。持続可能で社会貢献度の高いビジネスモデルの構築がライフワーク。
幼少のころからクルマやレースに親しみ、大学在学中にレースデビュー。レーシングカートチャンピオン、フォーミュラトヨタ、F3などを経て、2001年からは米国ロサンゼルスを拠点にINDYライツなどに挑戦。参戦中の全日本EV(電気自動車)GPでは5度のタイトルを獲得。クルマ、オートバイ、レース文化の訴求もライフワークのひとつ。
プロデューサーを務めるフルオーケストラ「ORCHESTRA POSSIBLE」は、医療に従事する方々への思いを込めて、医療ドラマの名曲公演“音楽は心のくすり”を公式YouTubeで無料配信中。
タイトルのDOUBLE TIMERは、日本と世界、オンとオフ、右脳と左脳・・・ふたつのタイマーを有効的に使い分け人生を謳歌しよう!という自身のライフスタイルのテーマから。
◆『FMドライバーズミーティング』
~1999年スタート、著名人やセレブをゲストにカー&オートバイライフをトーク~
〇TJS@ロサンゼルス 土曜19:00~/日本時間日曜12:00~
(TJS公式サイト経由で、世界中で聴いて頂けます!)
〇K-MIX/FM山口/radiko.jp 日曜18:00~
〇radiko.jp(日曜18:00~)
◆愛車:FERRARI F355, ALPINA B3S, YAMAHA YA-1, TRIUMPH T120 BONNEBILLE,
BMW R60/2, SUZUKI GSX1000S KATANA, DUCATI 900 MHR,
MAGNI SFIDA 1100, YAMAHA YZF R6 RACER
◆1968年12月16日生/RH+A/176cm