1921年に設立された現存するイタリア最古参のモーターサイクルブランドMOTO GUZZIのアドヴェンチャーモデル「V85 TT TRAVEL」は、初めてなのに“前にどこかで会ったことありますよね?”的な懐かしさを感じさせるフレンドリーなオーラを醸し出しています。
数ある最新アドヴェンチャーモデルの中でも、昔ながらのシンプルなオートバイも好きな私のようなライダーの心に刺さる、どこかレトロなデザインに親しみを感じます。特に丸目2灯のヘッドライトは秀逸ですね。
MOTO GUZZI最大の魅力でもある、馬のイナナキを思い起こさせるエンジンの振動は、速度が上がるにつれてシルキーに。仲の良い馬とお出かけしている気にさせてくれます。
とても背が高そうに見えて身長176cmの私には十二分に足つきがよく、見た目よりも低重心でストリートでは深いバンクも可能。230kgオーバーの数値よりも軽く感じ、今回はトライできませんでしたが、オフロードでも軽快に走ってくれそうです。
両サイドの専用設計のパニアケース、右側はヘルメットが入る37リットル、左側も27.5リットルと大容量で、何よりそのデザインが素敵。こういったところへのこだわり、手を抜かない姿勢がさすがイタリアン、MOTO GUZZIらしさですね。
わずか約40分でしたが、二日くらい共に旅したような感覚を覚える楽しいテストライドでした。
このオシャレ感、ポテンシャル、幸せが、¥1,595,000で得られるというのも驚きです。
- レーサー鹿島
Racer Kashima
BLOGGER PROFILE - 投稿アーカイブ
TOKYO FM他の局アナ、プロデューサーを経てマルチプロデューサーとして活動中。有名企業やブランドのプロデューサーとしては主に新規プロジェクト(new business development)を担当。持続可能で社会貢献度の高いビジネスモデルの構築がライフワーク。
幼少のころからクルマやレースに親しみ、大学在学中にレースデビュー。レーシングカートチャンピオン、フォーミュラトヨタ、F3などを経て、2001年からは米国ロサンゼルスを拠点にINDYライツなどに挑戦。参戦中の全日本EV(電気自動車)GPでは5度のタイトルを獲得。クルマ、オートバイ、レース文化の訴求もライフワークのひとつ。
プロデューサーを務めるフルオーケストラ「ORCHESTRA POSSIBLE」は、医療に従事する方々への思いを込めて、医療ドラマの名曲公演“音楽は心のくすり”を公式YouTubeで無料配信中。
タイトルのDOUBLE TIMERは、日本と世界、オンとオフ、右脳と左脳・・・ふたつのタイマーを有効的に使い分け人生を謳歌しよう!という自身のライフスタイルのテーマから。
◆『FMドライバーズミーティング』
~1999年スタート、著名人やセレブをゲストにカー&オートバイライフをトーク~
〇TJS@ロサンゼルス 土曜19:00~/日本時間日曜12:00~
(TJS公式サイト経由で、世界中で聴いて頂けます!)
〇K-MIX/FM山口/radiko.jp 日曜18:00~
〇radiko.jp(日曜18:00~)
◆愛車:FERRARI F355, ALPINA B3S, YAMAHA YA-1, TRIUMPH T120 BONNEBILLE,
BMW R60/2, SUZUKI GSX1000S KATANA, DUCATI 900 MHR,
MAGNI SFIDA 1100, YAMAHA YZF R6 RACER
◆1968年12月16日生/RH+A/176cm