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ウィリアム王子とキャサリン妃のパキスタン王室外交訪問 Vol.3
キャサリン妃の美しい装いを含めるケンブリッジ公爵&公爵夫人ロイヤルツアーの一部始終。

news 2019.11.26

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ウィリアム王子(写真右)と豪華なスタイルを披露するキャサリン妃(写真中央)のパキスタン王室外交訪問。


まばゆいばかりに美しい公爵夫人

英国王室男性として初めて伝統的なパキスタン民族衣装を身に着け、パキスタン記念館で豪華なレセプションを開催したウィリアム王子(ケンブリッジ公ウィリアム王子(Prince William, Duke of Cambridg))だが、彼の衣裳をデザインしたナウマン・アルフィード(Nauman Arfeed)は「ウィリアム王子は伝統衣装の着こなしをよく心得ていて、とても着心地が良さそうだった。」と彼のファッションセンスを高く評価!

また公爵のシェルワニ(Sherwani)に合わせ、パキスタン国旗の象徴色“グリーン”をイメージしたジェニー・パッカム(Jenny Packham)の豪華なドレスを見にまとったキャサリン妃(ケンブリッジ公爵夫人キャサリン(Catherine, Duchess of Cambridge))はまばゆいばかりに美しいガウン姿を披露し、周囲の注目を一身に集めていた。

駐パキスタン英国大使が催す、歓迎レセプション会場にカラフルな装いで到着したウィリアム王子とキャサリン妃だが、サセックス公爵夫妻(The Duke and Duchess of Sussex)をはじめ、新しい世代の王室はかつてのきらびやかな印象から、どちらかというと“地道で庶民的な”ライフスタイルを心掛けているようにも見える。

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そして、かつてテロやヘイト運動で愛する人たちを失くした犠牲者の想いを偲び、ウィリアム王子は次のようなオープニングでのスピーチを披露している。
「“Assalam o Alaikum”、これはアラブ語で“幸せをあなたの下に”という意味の言葉です。私たちは二国間の信頼と親交を下に、いま世界で起きている差し迫った地球温暖化問題に共に手を携え、闘っていかなければなりません。」

ダイアナ妃の足跡を追って!

かつて故ダイアナ妃(ウェールズ公妃ダイアナ:Diana, Princess of Wales)が好んで身に着けていた伝統的なチトラリ(Chitrali)ハットをかぶり、ヒマラヤを訪問したキャサリン妃は1991年に同地を訪れている今は亡き義理の母ダイアナ妃の姿を思い出させてくれる。

そして、チトラリハットの上の羽飾りは“自由”の象徴を表しているという。

ヘリコプターで到着し、伝統的なハットとショールをプレゼントされたカップルだが、キャサリン妃の白い刺しゅう入りのコートはメーガン妃(サセックス公爵夫人メーガン(Meghan, Duchess of Sussex))のスタイル趣向とは微妙に異なっているように見える。

ヒンドゥークシュ山岳地帯の人里離れた地域を訪問し、数百人の住民たちから歓迎を受けた2人はダイアナという名の女性と会い、その女性の祖母がかつて故ダイアナ妃と会い、孫娘にあたる自分にダイアナのという名を与えたというのだが、何と彼女はさらに自分の息子をウィリアム王子と呼んでいるという、面白くも心温まる逸話を披露されている。

2人は3000年以上の歴史を持つカラシュ(Kalash)族の文化を学び、伝統ダンスが紹介される前に地元の人たちとの語り合いを楽しんだ。2015年に起きた大洪水災害でブンブレットという村全体が被害に遭って流されてしまったという話に耳を傾けるウィリアム王子は被害訓練の必要性を感じ、さらに住民の声に耳を傾けていたという。

またチアティボ(Chiatibo)氷河の氷が溶け始めている現実を自身の目で垣間見たウィリアム王子は、「更なる教育、認識、そして政治的な方策がとられなければいけない。」と、地球温暖化現象への強固な対策の必要性を改めて語っている。
そして、地理学専門家は現在の地球問題についてジョークを含めて次のように語っている。
「若い世代はこの問題に真剣に取り組み始めています。私の恩師であるウォーレン博士(Dr Warren)は、時を経た将来、私がこの氷河地帯に戻ってくれることを願っている。」

さらに、キャサリン妃もウィリアム王子の地球温暖化問題の取り組みに敬意を表し、「自分も彼の志を支えていきたい。」と語っている。
この訪問では、ケイトの革性の作業用ベストを含めて、2人は共にカジュアルで地味目なファッションを楽しんでいたようにみえる。

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伝統を守るカップル

ラホール(Lahore)訪問の間、バードシャーヒー・モスク(Badshahi Mosque)にも立ち寄った2人だが、この宗教の聖地は、かつて2006年にウェールズ公チャールズ王子(Prince Charles, The Prince of Wales)、1991年に故ダイアナ妃、そして1961年にエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が訪問しているという。

キャサリン妃はここでもマヒーン・カーン(Maheen Khan)のデザインによる、グリーンのサルワール・カミーズ(Shalwar Kameez)にヘッドスカーフとしてデゥパッタ (Dupatta)を身に着ける装いを選んでいる。

ちなみに、このマヒーン・カーンはクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)主演による『スノーホワイト』(原題: Snow White & the Huntsman)の衣裳を手掛けたデザイナーで、キャサリン妃はツアーに出る前にロンドン、チェルシーのオニター(O'NITTA)でこの衣装と出会い、今回のツアーに最適な1着と考えたのだという。

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目立たない暗めの色のペディキュアを塗った足元のキャサリン妃はウィリアム王子と共に宗教間対話に参加し、クルアーン(Qur’anic)祈祷に耳を傾けていたという。

そして、この日の2人の訪問地は“シャウカットハーナム記念病院(Shaukat Khanum Memorial Cancer Hospital)”で、この病院はイムラン・カーン首相(Prime Minister Imran Khan)の母が癌にかかった後にイムランによって設立されたもので、ダイアナ妃も、1996年及び、1997年と2回に渡りこの病院を訪問している。

キャサリン妃はおもちゃのティアラを頭に飾り、ウィリアム王子と共にベッドサイドでメイクビリーヴ(夢をかなえる)ティーパーティーを開いて、若い癌患者たちを励ましている。ウィリアム王子もまたホジキンリンパ腫を患っている幼い男の子とおもちゃのフィッシングゲームを楽しんでいる。彼らはアーシム・ユスフ(Dr. Aasim Yusuf)博士によって敷地内を案内されたのだが、故ダイアナ妃がこの地を訪問した際も同様に敷地内をの案内係はアーシム・ユスフが買って出たという。

Report by Michelle Garnett
Photographs © Ian Vogler / Mirrorpix


END.
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