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映画『アド・アストラ』のプロモーションでブラッド・ピットが来日!
9月20日より公開中の『アド・アストラ』で主演と製作を務めたブラッド・ピットが来日! 都内で行われた記者会見とジャパンプレミアに登場!!

news 2019.09.20
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ブラッド・ピットが演じるのは、地球から43億キロ離れた太陽系の彼方で消息を断った父を探し、父の残した謎を究明する旅に出る宇宙飛行士ロイ・マクブライド少佐。そのミッションを、リアルな宇宙描写と深遠な人間ドラマとともに見事に描ききったSF映画で、トミー・リー・ジョーンズが演じる父との関係も見どころです。先に第76回ベネチア国際映画祭で上映され、“ブラッド・ピット史上最高の演技“と、世界中のメディアが絶賛。アカデミー賞有力と言われる傑作を携えて来日しました。

会場は映画にちなんだ日本科学未未来館。笑顔で登場したブラッドは、「東京は大好きな街です。できれば地方にも行ってみたいと思っています。京都とか伝統ある街並みも好きで、竹林も見たいですね。日本の文化が大好きで、和食からジーンズまで、質の高さに感心しています。今は、鯉にとても興味があります。」と約2年4ヶ月ぶり、12回目の来日を楽しそうに語って、記者会見が始まりました。

自ら代表を務める製作会社PLAN Bは、『それでも夜は明ける』(13)、『ムーンライト』(16)、『バイス』(18)などオスカー作品を輩出し続けています。今回プロデューサーと主演という大役を務めたことについてーー。
「プロデューサーも演技も両方やるというのは、責任も増えることです。チームで協力して作品を作るので、ある意味スポーツと似ているかもしれません。毎日が挑戦の連続で、とてもエキサイティングでした。今回、昼間は俳優、夜はプロデューサーをするというのが、僕のスタイルだったんです。撮影後も音楽や編集、すべてに関わるので、まるでルービック・キューブをやるような感覚でした。物語を紡ぐ作業すべてが、大好きなんです。」と、語ってくれました。



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数多くの作品に出演してファンを魅了しているブラッドですが、宇宙飛行士という役は、初めての挑戦となります。
「宇宙を舞台にしたエンターテインメントを作る上で、今までにないことに挑戦したかったんです。すでに素晴らしい作品が多く存在する中で、やるならこれまでと全然違うものを作って、このジャンルに貢献したかった。そんな企画を、友人のジェームズ・グレイ(本作の監督)が持ってきてくれたんです。」とコメント。
「ジェームズには、今回の僕の演技はかなり静かだから、もし退屈だと感じたら遠慮なく言ってくれと伝えました。
彼は正直で素直で、僕に道筋をしっかり示してくれる、とても信用できる人です」と、強い信頼関係で結ばれている監督との共同作業を振り返ります。

こうして出来上がった本作を見て、まず釘づけになるのが、没入感のある壮大な宇宙空間の映像。月や火星、海王星…、本物の宇宙を体感するような驚異の映像に圧倒されます。「なるべくCGに頼らないで自然に見て感じられるものにしたかったのです。実際の映像と最低限のCGを組み合わせて撮影しました。そのおかげで、臨場感とリアリティがあるものになったと思います。」さらに自身の撮影エピソードについて、「宇宙服を着ながらピーターパンのようにワイヤーに吊るされたときは、大変でした。これが僕の一番のチャレンジでしょう。どこまで吐かずにやれるか、テストしたんですよ。」と笑いながら、ジョークを交えて明かしました。

そして本作の大きな魅力は、ロイを演じるブラッドの繊細な感情表現ですが、作品と役をどう捉えたのでしょうか。
「この映画は『オデュッセイア』のような自分を探す旅を描いているんです。人間という存在の謎を象徴しているのが宇宙だと思います。ロイの人生はうまくいかず、自分の存在感を見つけられなくなっていて、太陽系の果てまで行って自分を見つめ直します。彼は長年ずっと、喪失感や後悔、自分への疑念を封じ込めて生きてきたのですが、そこで自分自身と向き合わなくてはいけなくなるのです。押し殺してきた感情や葛藤、自身と対峙する1人の男の自己発見の物語を描く上で、宇宙そのものがメタファーになっています。」



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この作品の見どころを「人間の葛藤にスポットを当てて、人間のいろんな側面を映し出していることです。」と語るブラッド。「そこが映画の持つ本当の力であり、だからこそ私は映画製作を続けたいのです。ロイという人間を演じることは簡単ではありませんでしたが、満足のいく作品になったと思います。」気になる俳優業をセーブするという報道についても、「今まで通り、プロデュースも俳優業も、僕自身が心惹かれるものには挑戦していくつもりです。」と、真摯に答えてくれました。

会見の終盤に特別ゲストとして日本人宇宙飛行士のパイオニア、毛利衛さんと山崎直子さんが登場。ブラッドは目を輝かせて、宇宙から見た地球の感想など2人に質問をして会場を沸かせました。

翌日は、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアが開催。屋外のブルーカーペットにつめかけた1000人のファンと報道陣の歓声と拍手に迎えられて登場したブラッドは、サービス精神全開でセルフィーやツーショット撮影、サインに、キラースマイルで応じます。通行人にも手を振る神対応に、会場のボルテージは高まる一方。その後、館内の舞台挨拶に登壇し、日本のファンに向けて「ユニークで特別な作品をぜひ大きなスクリーンで見てほしい」とアピールしました。
本作のテーマを「親子の関係を理解すること。自分自身を理解すること。この映画はアドベンチャー作品でもあるけれど、本当は自分自身を探す物語だと思います。」と語ったブラッド。最後にファンに向けて、「人に優しくしましょう!」というメッセージを送り、大歓声と拍手に包まれる中ステージを後にしました。



Text:Keiko Maruyama
アド・アストラ(原題:Ad Astra)
2019年9月20日(金) 全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

Text:Keiko Maruyama
アド・アストラ(原題:Ad Astra)
2019年9月20日(金) 全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

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