face book twitter
close
open




OK!J ニュース
OK!J ニュース

前の記事
次の記事

OK! INTERVIEW☆キャサリン妃も絶賛!ロンドンのスター猫“ボブ”が、映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(8月26日(土)日本公開)のプロモーションで、飼い主&原作者のジェームズ・ボーエンと一緒に来日!

news 2017.08.28

170828_01_1

☆ イギリスをはじめ全世界でベストセラーとなったノンフィクション小説をもとにした映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』。キャサリン妃も絶賛した話題作が、8月26日(土)に日本公開されました!路上演奏で日銭を稼ぎバスキングをしながらどん底の生活を送る青年が、怪我をしていた野良猫を助けた・・・はずが、救われたのは彼の方だった。ボブと深い絆で結ばれ、やがて希望を失っていた彼の人生にセカンド・チャンスが訪れる。そんな実体験を綴って現在作家となったジェームズ・ボーエンが、愛猫ボブを連れて映画のプロモーションで来日。本猫役で映画デビューを果たしたボブと一緒に、OK! JAPANのインタビューに応じてくれました。


━━自身のストーリーが映画になったことについて、原作者として、どう思いますか?

僕は撮影がスタートしてからずっとロケーション現場に行って、映画製作に関わってきました。そして、出来上がった作品を観て、感動しました。とても誠実で素晴らしい作品だったからです。たくさんの人がこの映画を観て、きっと何かを感じ取ってくれるだろうと思いました。ドラッグ依存症から抜け出せずホームレスに転落して人生に絶望していた僕が、ボブとの出会いで変わっていく姿を描いています。そこには希望や贖罪・・・、たくさんのメッセージが込められています。イギリスでは昨年公開されて、映画を観た皆さんそれぞれが、メッセージをしっかりと受け止めてくださって、本当に嬉しかったです。


━━ボブは本作で役者デビューを果たしましたね。ボブを最初に撮影現場に連れていった時は、どんな様子でしたか? 緊張しませんでしたか?

初日はたしか、コヴェント・ガーデンでの撮影でした。僕役のルーク(・トレッダウェイ)が、マークス&スペンサーという店の前で演じるシーンだったのですが、実際にこの場所で、僕はボブと一緒にバスキングをやっていたのです。ボブにとって慣れていた場所だったので、安心したのでしょうか。ナーバスな感じはまったく見られず、落ち着いていましたね。初日からボブはプロの役者でした!


━━最初から、すごいですね。ルークさんの肩に、ちゃんと乗って。

そうですね。撮影の直前までは、僕の肩に乗っかっていたのですよ。本番という時になってルークの肩に乗せてあげると、カメラの前でも怯えずに、しっかり安定していました。ワンカットの撮影が終わったら、「よくやったね!」とおやつをあげて、またすぐ僕の肩に乗せて・・・。ルークには感服しました。何もかも真剣に取り組んでくれて、素晴らしい俳優だと思います。


170828_01_2

━━普段のボブと撮影の時のボブ、変化は感じませんでしたか?

ほとんど変わらなかったと思いますね。僕の前にいるか、カメラの前にいるかの差だけで。映画のスクリーンを通して見ても、やっぱりボブはボブで。彼はもう、ナチュラルな演技力を持っている猫だから・・・。本当にマジカルな存在ですね。
現場で最高の演技を見せてくれました。ボブは冒険が大好きなので、撮影もまた一つの新しい冒険だと思っていたのではないでしょうか。


━━通常はアニマル・トレーナーがついて指導しますが・・・。

じつはボブの他に6匹、茶トラのボブによく似た猫が代役としてキャスティングされていて、映画には全部で7匹の猫がボブ役で出演しています。トレーナーの人は3人いましたが、彼らはボブ以外の6匹の猫についていました。ボブには僕が必要でしたから、やはり僕が現場でボブにいろいろなことを伝える必要があったのです。


━━ボブのトレーナー役も務めたというわけですね。

そうです。ボブのトレーナー、エージェント、マネージャー、ハンドラー役もすべて僕が兼任していました。ボブの父親と、それから使用人役も・・・(笑)。


170828_01_3

━━ロンドンのプレミアでキャサリン妃にお会いしたそうですね。

はい。映画を観に来て下さったこと自体、ものすごく光栄なことですし、素晴らしい特別な時間を過ごせました。キャサリン妃はボブの耳の後ろをなでて下さって、ボブも嬉しそうにニャ〜って鳴きました。僕は、ホームレスの社会復帰のさまざまなプログラムについてお話しさせていただきました。


━━ボブと出会った10年前の生活に困窮していた時と、ベストセラー作家になった今では状況が大きく変わったと思います。ライフスタイルやお金や物の価値観などは、変わりましたか?

お金がある事は、悪くはない事だと思います。僕は当時、本当にギリギリの生活をしていました。今は収入が増えてもシンプルに暮らしています。家を購入しましたが、ローンですし、ごく普通の家です。テレビや家具など、必要なものを買いましたが、高価なものは家にはありません。地味な生活です。価値観という部分では、基本的には変わらないと思います。


━━ボブは、この暮らしをどう感じているでしょう? 

そうですね、ボブはちょっとしたセレブ気分を味わっているかもしれないですね。有名になって、映画にも出演したし。安全な家の中で自由に遊べるようになりましたし。美味しいフードもたっぷり食べられて。1人で外に出るとキャットナップ(猫誘拐犯)に遭遇する恐れがあるので今は家猫となりましたが、ボブはこの生活に、とても満足しています。外出する時はいつも僕と一緒ですし。


━━なるほど。そんなボブとの関係に変化はありましたか?

10年前に初めて出会った頃から変わっていません。ボブの愛情表現も、まったく同じです。それは、素敵なことですよね。僕の生活や気持ちは良い方向に変わったけど、ボブとの関係は変わらない。ボブは僕のソウルメイトで家族。ボブにとって僕の存在がすべてで、僕にとってもボブの存在がすべてなのです。毎朝起きるたびに、ボブに感謝しています。頬をつねって、「夢じゃない。これが自分の人生なんだ」って、ボブとの暮らしを実感しています。


━━ボブが、人生を良い方向に導いてくれたのですね。今はどんな仕事をしているのか、教えてください。

ボブを主人公にしたアニメの企画があって、その製作に関わっています。今年の終わりくらいにリリースできればいいなと思っていて、まずインターネットのシリーズとして始める予定です。それから、ボブのコミックブックやキャラクター商品開発も展開できればと思います。
それ以外の時間は、ほとんどチャリティに費やしています。動物愛護とホームレスの支援は、僕のライフワークになっていて。ボブを一緒に連れてチャリティ・イベントでスピーチしたり、メディアにホームレスや動物虐待の現状を訴えたり、寄付をするなどの活動をしています。


170828_01_4

━━将来、たとえば10年後に自身がやりたいこと、ボブに願うことはありますか?

仕事では、今製作しているアニメを長く続けたいですね。本もまた書きたいです。プライベートでは、いつの日か結婚して子供とか・・・。ボブにはとにかく、できる限り長く健康でいてほしいと願っています。


━━ボブとの出会いは運命だったと思いますか?

はい、そう思います。運命に導かれて出会うことができました。カルマなのか、魔法なのか・・・。妖精の粉を少しかけてもらったのかもしれませんね。


━━もしボブと出会っていなかったら? 今どうなっていると思いますか?

生きていないかもしれません。本当にカオスとしか言えないような、どん底の生活を送っていたので。ボブと出会ったことで変われたし、毎日そのことに感謝しています。だって、彼のおかげで今こうして、東京に来られたわけだし!ボブは僕の守護天使なのです。


━━猫は9回生まれ変わると言われますが、ボブの前世は何だったと思いますか?

きっと人間だったと思います。ボブは人間の生まれ変わりだと信じています。僕がどこかで出会ったことのある人かも・・・。もしかしたら僕の方が猫で、ボブが人間だったのかもしれません。ボブは、すごく落ち着いていて、何か悟りがあるような面持ちで、ミステリアスな存在なのです。


━━ボブにいつもどんな言葉をかけていますか?

「愛してるよ。君は特別だよ」と言っています。ボブもそれに応えて、愛情を示してくれます。


━━最後に、OK! JAPANの読者にメッセージをお願いします。

表情豊かなボブの魅力が詰まっているこの映画を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。人生に絶望していた僕は、ボブに出会ったおかげで救われました。そして愛とユーモア、希望、生きる喜びを知ることができました。そんな僕の想いが、皆さんにも伝わることを願っています。


Interview&text:Keiko Maruyama


ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(原題:A STREET CAT NAMED BOB)
8月26日(土)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
配給:コムストック・グループ
© 2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.

CATEGORYから記事を読む