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OK! インタビュー☆オーリー・オラートン:「毎日精神的な苦痛と戦っているんだ!」
イギリスのリアリティー準軍事訓練テレビ番組『SAS:Who Dares Wins』のスター、オーリーが打ち明ける“ストレス対処の秘訣”を公開!

limited 2020.09.03

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イギリスのリアリティー準軍事訓練テレビ番組『SAS:Who Dares Wins』のスター、オーリー・オラートンが打ち明ける“ストレス対処の秘訣”を公開!


世界的な医療サービス企業、シグナ(Cigna)は、現在、イギリス国中に伝染性のストレスが蔓延していると警告している。ロックダウンが原因で国民の73%がストレスを感じ、全国民の25%が自分たちの精神面の健康について誰にも相談したり、話しをしたりすることができない状況に陥っているという。

この危機を止めることができるだろうと思われるのが、 SAS(英軍特殊部隊)の特別部隊兵士でイギリスのリアリティー準軍事訓練テレビ番組『SAS: Who Dares Wins」』(フー・デアーズ・ウィンズ)の人気者、オーリー・オラートン(Ollie Ollerton)で、オーリーは、退役後の鬱と不安との戦いについて、自身の経験を詳しく語っている。

現在、ラウラ・ガンダー(Laura Gander:40歳)と婚約中のオーリー(47歳)は、“助けを求める10年前から自身が抱えるストレスをずっと隠し続けていた”ことを認めている。
そして、自らのメッセージを通して、自分たちの精神衛生により一層気を配り、必要に応じて周囲の人たちの助けを求めること勧めている。

ではここでテレビを通して強靭な男を演じるオーリーに、彼自身のストレス、精神的危機からの脱出方法、そしてどのようにしたら負から正への逆転に転ずることができるか、などのヒントを明かしてもらうことにする。


━━オーリー、なぜストレスについてイギリス国民に教訓を与える手伝いをすることにそんなに情熱を感じているのですか?

僕自身が精神的な問題を抱えていて、実際に現状から乗り越えようとするまでに10年以上の歳月が掛かってしまったんだ。だから、何か対策を考えなければならないということに気が付くまでに、他の人たちには僕と同じような苦しい体験をしなくても済むようにしてほしいと思っているんだ。


━━何があなたの精神状態を狂わせてしまったのでしょうか?

2000年に軍を退役した後、全く空っぽの状態になってしまったんだ。周りに仲間や同僚がいなくなって、ネットワークのサポートもなく、毎日の生活のリズムと目的が突然消えてなくなってしまったような感じで、まさにロックダウンと同じような状況!

多分外から見ていると、僕はいつも笑っていて、幸せそうに見えたかもしれないけれど、心の中は痛みで張り裂けそうで、結局はお酒でその寂しさや痛みを紛らせようとしていたんだろうね。それまでの僕はどんな問題があっても、そうした状態を決して認めたくない、いわゆる強がりで、典型的なアルファ男(群れを支配する雄)だったと思うよ。

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━━何が変化のターニングポイントだったのでしょうか?

2012年に幼児売春と子供の奴隷化から子供たちを解放するという活動目的でタイを訪問したことがあって、その活動を通して今までの自分の人生では決して感じたことがなかった、人を助ける圧倒的特別力というか、何か特別な感覚を手に入れることができたんだ。
そして、帰国してから自分の人生を真剣に変えようという努力をしながら分かったことは、心身ともに自分を鍛えることがいかに大切かということだったんだ!


━━では、現在はどのようにストレスにうまく対応しているのですか?

まずは毎日規則正しいリズムで生活することから始めたんだ。毎日朝5時に起きて、ターメリック((turmeric:ウコン)、カイエンペッパー(cayenne pepper)、レモンを混ぜたホットウォーターを飲んだ後、20~30分くらいのメディテーション(瞑想)。 そして、その後7㎞のランニングをしてから、僕の1日が始まるというわけ!

そして、もう一つ分かったことは、ほとんどの人たちは自分がコントロールできないことからストレスを感じていて、その解決策は自分が不安に思っていること全てをまずはリスト化して、その中で自分の力ではどうしようもできないことを削除していくこと。そういう方法を試していると、自分のストレスが即座に緩和されてくることに気付くと思うよ。


━━確かあなたはお酒を飲むことをお止めになりましたよね?

そう、僕もパートナーのラウラも今はお酒を飲まないようにしている。そして、そのことが僕の人生を素晴らしい方向に導いてくれたのだと思っているよ。最初は約2年半の禁酒の後、8ヶ月間またお酒を飲む生活に戻ったのだけれど、結局は自分にとって良くないことだと再認識して、また元の禁酒生活に戻ったんだ。
僕はどちらかというと過激な性格だから、それまでは酔うためにお酒を飲むようなことが多かった。でも、お酒を断ってからの僕はより充実した、幸せな生活を送っているよ。

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━━今でもまだ不安のために、時々目まいを経験するようなことはあるのでしょうか?

もちろん、それはまだあるよ。僕の精神状態は、まるでローラーコースターのようで、それは毎日が戦いのようなもの! だから、自分の精神の健康には気を付けるようにしなければと、いつも肝に銘じているんだ。それでも、まだ時々そのときの精神状態が肉体に影響することもあって、呼吸が乱れたりすることもあるよ。
でも軍の訓練の中でボックス“呼吸(Box Breathing)”法も学んでいるから大丈夫!

このボックス呼吸法は、①4秒間かけて息を吸い込む。②4秒間、肺の中に息が入った状態を保持する。③4秒間かけて息を吐き出す。④4秒間の間、肺の中に空気がない状態を保持する。というもので、コルチゾール(coltisol)というストレスに関係するホルモンを調整してくれるんだ。


━━今は男友達とストレスについて話しをするようなことはありますか?

もちろん! 僕がこのシグナ(Cigna)に関わるようになった大きな理由は、このシグナが、友達や、自分が愛する人たち、そして同僚たちと現状を伝え合うことができるような仕組みを持っているからなんだ。だから『SAS: Who Dares Wins』の男友達とは、いつもお互いの状況を確認し合っているよ!
今もちょうどフォクシー(ジェイソン・フォックス:Jason Fox)から“元気?”というテキストメッセージが入ってきたところ。そういう意味では僕たちは皆で助け合っている仲間だと思うよ。


━━あなたが人生で幸せだと感じるときについて、少しお話しいただけますか?

今僕が享受している“愛する人との幸せな生活”、“現在携わっている仕事”、“他の人たちの人生をより良く変えるお手伝いができること”。
今までの自分の経験の中から、僕は“周囲の人たちに幸せをもたらしたいと思ったら、まずは自分が幸せにならなければならない。”ということを学んだのだと思っているんだ。
全ての物事は頭の中から始まるわけだし、だからこそ、いつも“健康で幸せな心の状態”を保つことが大切なのではないかな? そして、それさえあれば、物事は全て収まるべき所に収まると信じているんだ。

オーリーは現在シグナ(Cigna)と協力しながら、イギリス国民に向けて、常に自分のストレスレベルに気を付けること、そしてお互いに連絡したり確認し合ったりすることの大切さを自身のメッセージとして配信し続けている。さらに詳細を知りたい人たちはcignacheckin.com(英語版)を参照。

WORDS BY OLIVER GRADY /OK! Magazine
PHOTOS © Battle Ready
PHOTO © Channel 4 SAS: Who Dares Wins


END.
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