
昨年50歳の節目の誕生日を迎えたキャサリン・ゼタ=ジョーンズが語る自身初のデザインによるファッショナブルシューズ!
アカデミー賞助演女優賞を受賞、かつ大英勲章CBE受勲者、そしてファッションの達人として知られる
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)!
昨年50歳の節目の誕生日を迎えたキャサリンだが、その活躍ぶりは年齢に関係なく、とどまるところを知らない。俳優、マイケル・ダグラス(Michael Douglas)との間に生まれた、息子のディラン(Dylan:20歳)と娘のキャリス(Carys:17歳)と共に家族4人で幸せな毎日を楽しむキャサリンは、“今が一番幸せなとき!”と公言してはばからない。
ウェールズ出身のキャサリンは、ハリウッドで成功を収めるのみならず、つい最近は自身のファションレーベル「カーサ・ゼタ=ジョーンズ(Casa Zeta-Jones)」を携え、起業家としての活動も始めている。
ちなみに、カーサ・ゼタ=ジョーンズはビューティーからインテリアに至るまで幅広いライフスタイル商品を取り扱っていて、現在はイギリスのヴィーガンシューズブランド「バタフライツイスト(Butterfly Twist)」とのコラボレーションで、カーサ・ゼタ=ジョーンズのシューズ販売を展開している。
今年7月に販売開始したフラットシューズについて、“履き心地の良さと無限の可能性をイメージしてデザインしている”と語る、映画『シカゴ』(原題:Chicago)で知られるスター、キャサリンだが、大胆なデザインでありながら、普段使いにも通用するシューズには、まさに彼女の熱い思いが込められている。
ロックダウンの最中、フラットシューズに慣れてしまい、ヒールシューズが履けなくなってしまった女性にとって、このファッショナブルなフラットシューズは、ちょっとした街へのお出かけにもピッタリでおしゃれなデザイン!

そこで今日はキャサリンに、彼女の新しい人生の冒険、死ぬまでにやりたいこと、そして今までの自身の生き方から得た人生の教訓について語ってもらうことにする。
━━新しいブランドの立ち上げ、おめでとうございます。なぜ、シューズのデザインという冒険をしたいと思ったのですか?
小さい頃からいつもファッションに関心を持っていて、祖母や母から教えてもらった裁縫を楽しみながら、いつも何か新しい物をデザインしたり作ったりしていたの。だから、シューズのデザインは私にとって、その夢を叶えてくれる自然の成り行きだったのだと思うわ。今まで私が手掛けたデザインには全て私の情熱がたっぷり込められているの。
だから、そうした自分の思いを“美しさと華やさ”を兼ね備えながら、“誰でも手にできる価格帯”の作品たちに託して、ブランドという形で表現してみたいと思っていたというわけなの。
━━なぜ、バタフライツイストというブランドとシューズのデザインを結びつけることに関心を持ったのでしょうか?
元々、バタフライツイストのブランドが大好きで、いつかこのブランドとタイアップして今までとは一味違う新鮮な作品作りをしてみたいと思っていたの。それに、このブランドは世界展開していて、どこの国に住んでいても手に入るという点でも、私が考えるビジネス展開の条件に叶っていたのよ。だからカーサ・ゼタ=ジョーンズは世界中どこに住んでいる女性でも手にして楽しむことができるブランドというわけ!
機能を重視した履き心地抜群のシューズでありながら、デザイン性も重視した、とてもユニークな作品で、私がデザインしたシューズをたくさんの女性たちが日常的に気軽に楽しんでくれることを願っているわ。とにかく、ちょっとしたショッピングにも、お洒落なディナーのお出かけにも、多目的の用途に叶うクラシックなシューズというのが特徴なのよ。

━━きっと、たくさんの美しいシューズをお持ちなのでしょうね?
その質問は主人にしてみて(笑)! 彼は私にいつも“一体何足のシューズが必要なの?”と聞いてくるの。
そして、私の答えはいつも決まって一つ! “あら、十分なんていう数はあるのかしら?”多分、他の多くの女性と同様に、私は“シューズフェチ”で、フラットシューズからヒール、そしてスニーカーまで、シューズの魅力に取りつかれているの!
━━このコレクションは100%ヴィーガンで、倫理的なメッセージが込められているようですが、なぜそのことがあなたにとって重要なのでしょうか?
そう、確かにバタフライツイストはヴィーガンブランド! でも、正直言ってバタフライツイストと一緒に仕事をする以前、最初にこのブランドのシューズを履いたとき、私は“ただバタフライツイストが好き”というだけで、ブランドの由来については知識がなかったの。
現在ではヴィーガンは“時代を先取りした贅沢な素材”として知られていて、皮革レザーとヴィーガンレザーの違いは見た目からでは分からないと思うわ。
そして、そうしたヴィーガンコンセプトは今を生きる女性たちにとってますます大切なメッセージになってきていると思うの。私自身、倫理観を備えながらファッショナブルな感性を生かした作品作りに貢献できることをとても光栄に思っているわ。

━━昨年50歳になられたと伺っていますが、今までの人生の中で得た一番大きな学びを挙げるとしたら?
いざ、50歳という節目の歳を迎えて感じていることは“年齢はただの数字でしかない”ということ!
決まり文句のように聞こえるかもしれないけれど、それが今の私の実感なの。だって、50歳を迎えた今が私にとって一番充実して幸せなときだから!
年齢を重ねることで手に入れる至福の極意は“何でも馬耳東風で受け流すことができるという点”で、若い頃はむきになって問題にしていたことも、歳を重ねるごとに気にも留まらなくなってくるの。それに、はっきりと“ノー”を言えるようになって、人生の優先順位の付け方が、より簡単で明瞭になるということもあるわね。
私の場合は、自分が本当に望んでいないこと、そして家族と一緒に過ごす時間がなくなることに対しては、絶対に“ノー”で、それは私にとっては自分を解放することにも繋がっていると思うわ。
━━女優としてのキャリアを積み重ねる中で、死ぬまでにやってみたいことは?そして、一緒に共演したい人や、演じてみたい特別なストーリーは?
私は昔から“読書の虫”で、今まで読んだうちの何冊かの本を土台に、映画やテレビシリーズ制作に取り組んでみたいと思うストーリーがあって、今その実現に向けて動き始めているところなの。
それから、“これから先、一緒に共演してみたい俳優は?”という質問に関して言えば、これが私の答え!
“今まで数多くの素晴らしい人たちと共演させてもらったけれど、もちろん、私が敬愛してやまない、マイケル・ダグラスとは、また一緒に仕事をしてみたいと思っているわ。”
「カーサ・ゼタ=ジョーンズ X バタフライ(Casa Zeta-Jones X Butterfly)」コレクションは
Butterflytwists.com(英語版)を通して、オンラインショッピングで購入可能。価格は£55~(約¥7,000~)
Interview by Butterfly Twists
Edited by Lauren Goodwin-Grafton / OK! Magazine
END.
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