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ユマ・サーマン:「いつも醜い子と言われながら生活するのはとても辛かったわ」
50歳を迎えたユマ・サーマンの栄光の日々を振り返る。

limited 2020.05.14

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50歳を迎えたユマ・サーマンの栄光の日々を振り返る。


ハリウッドデビュー以来35年の経歴を持ち、今年4月29日で50歳を迎えた女優、ユマ・サーマン(Uma Thurman)だが、その彼女のハリウッド以外の顔を想像するのはちょっと難しい!

世界的に名を知られていながら謙虚さを忘れないスターのユマは、自身の経歴を次のように紹介している。
「ある日、Aリストとして名前があがったかと思えば、次の日は忘れ去られる、さらには最低ランクのDリストに入るなど、ハリウッドで生きる女優として、今まで数え切れない浮き沈みを経験してきたわ。
だから、今までこうして女優として生き延びてくることができたのは、私にとって奇跡に近いことだと思っているわ。
それこそ、いつも危機一髪というような環境の中で仕事をしてきたような気がするの。だから、今こうしてハリウッドの映画業界の中に自分の居場所があること自体、奇跡としてしか言いようがないと思っているわ。」

まだ、世間知らずの15歳で演技の道に足を踏み入れて以来、数多くのことを見続けてきたに違いないユマは、父のロバート・サーマン(Robert Thurman)と母のニーナ・フォン・シュレプルゲ (Nena von Schlebrugge)との間に生まれ、兄弟3人と共に幼少期から15歳までをマサチューセッツ州、ボストンで過ごしている。

自身の子供時代を振り返り、次のように語るユマ!
「我が家はボヘミアン調で、社会の規範にとらわれない自由でエキセントリックな気風の家庭だったの。だから、学校では自分の居場所が見つからなくて、決して楽しい場所ではなかったわ。
とにかく、小さい頃からいつも“お前は醜い”と言われ続けて、ボストンを離れるまでの14年間、私は自分のことを本当に醜い子だと思い込んでいたの。
でも、顔のサイズも大きな鼻とバランスが取れるくらいの大きさになり、頬骨の位置も収まりどころが見つかったという感じで、私の容姿も成長するにつれて少しずつ変化してきたというわけ!
その当時の経験を通して、ちょっと開き直った言い方かもしれないけれど、私は“何があっても、人の言うことなんか気にしない”という割り切り方を学んだような気がするわ。」

そして、15歳で学校を中退し、モデルとしてデビューを果たした2年後、10代でスリラー映画『ミッドナイト・ガール』(原題:Kiss Daddy Goodbye)で女優として初の役を手に入れたエマは、若干18歳にして、当時のヒット映画『危険な関係』(原題:Dangerous Liaisons)で、ジョン・マルコビッチ(John Malkovich)演じる、セバスチャン(Sebastian)に誘惑されるセシル(Cécile)役を見事に演じている。

しかし、彼女は当時の自分を振り返り、次のようなコメントを残している。
「周囲の皆が期待するような、単なるセックスドールを演じることにとても抵抗を感じたのを覚えているわ。全く共感を感じない、セシル役を演じることで、あからさまなセックスイメージに麻痺される感覚に陥ってしまったような気がしたわ。だって、あの当時の私はまだセックスにも無知な10代だったんですもの。」

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彼女の代表作として知られる映画は、恐らくクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督による1994年のヒット映画『パルプ・フィクション』(原題:Pulp Fiction)で、その9年後に再び『キル・ビル』(原題:Kill Bill)で監督と共演したユマは、しばしばタランティーノのミューズ(女神)として噂されている。
しかし、ユマが撮影中に車の事故でけがをし、その後長い間、後遺症に苦しむことになったという事件から、2人の関係には亀裂が生じている。
ちなみに、監督はユマにスタントマンを使わずに演じさせたことを“人生最大の過ち”と言って今でも後悔しているという。

『パルプ・フィクション』と『キル・ビル』は共に、かつての映画界の大御所、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)率いるミラマックス(Miramax)社制作による作品だが、ユマは2018年、そのワインスタインに対してセクシャルハラスメントで勇気ある訴えを起こしている。

ちなみに、彼には23年の実刑判決が下されているが、その当時の様子を振り返り、次のように語るユマ!
「1990年の半ば頃、ロンドンのザ・サボイ・ホテル(The Savoy Hotel)で起きたことなのだけれど、彼は私が部屋の中に入るなり、私を押し倒して襲い掛かってきたの。今思い出しても卑猥な行動で、不愉快な思いでいっぱいになるけれど、結局彼は私の抵抗で自分の欲望を満たすことはできなかったわ。」

現在ユマには、かつての夫イーサン・ホーク(Ethan Hawke)との間に設けた娘のマヤ(Maya :21歳)がいるが、彼女は両親と同じ演技の道に進んでいる。そして、ユマは娘の指南役として、良きも悪しきもさまざまなアドバイスを送っているらしい!
ちなみに『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(原題:Stranger Things)に出演しているマヤはつい最近のインタビューの中で、両親との関係について次のように述べている。
「良いことから悪いことまで、いつも先輩の両親からの忠告に従ってさまざまな結論を下すようにしているわ。」

ユマとイーサンの間には現在18歳になる息子のレヴォン(Levon)も設けているが、2人は7年間の結婚生活の末、2005年に離婚している。そして、ユマはその当時の自身の心境を次のように述べている。
「だって2人の子供を設けるという決断は、そんなにたやすいものではないし、どのようにして子供たちにそのことを伝えたら良いのか本当に悩んだわ。でも、時間を掛けて何とか乗り越えることができたけれど、それはとても困難で、耐え難い経験だったわ。」

また、イーサン・ホークの他にもゲイリー・オールドマン(Gary Oldman)と結婚し、1992年に破局を迎え、その後フランス人投資家、アーパッド・ブッソン(Arpad Busson)と婚約したユマ!
その彼とは結局別れることになったが、2人の間には現在7歳になる娘のルナ(Luna)がいる。

現在は働くシングルマザーとして活躍するユマだが、その体験についてユマいわく
「それは、やはり大変なことよ。でも長年の経験から、子育ては短距離ランナーではなく、マラソンランナーに徹しなければならないということを学んだから、大丈夫! 私が育った環境とは全く異なる方法で子育てをしているけれど、どんなに大変なことがあっても、家族を持つ素晴らしさは何ものにも代えられないと思っているわ。」

Words © Katie Langford-Foster / OK! MAGAZINE
Photos © Wenn


END.
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