@okj_webmagazine face book twitter
close
open








OK!J 限定記事
OK!J 限定記事

前の記事
次の記事

OK! INTERVIEW☆リチャード・ギア: 仏教が彼にもたらした心の平和:“教えは人生の全てに影響を与えてくれるよ” Vol.2
最大の教訓は忍耐と寛大さ! より高い意識とスピリチュアリティを得ることができると語る、リチャード。

limited 2019.06.20

OKJ.Richard Gere.2.1.jpg
最大の教訓は忍耐と寛大さ! より高い意識とスピリチュアリティを得ることができると、仏教とダライ・ラマの教えに従ってきたリチャード・ギア(Richard Gere)が仏教が彼にもたらした心の平和について語る。


━━仏教は、世界の見方をどのように変えたのですか?

僕が若かったとき、この世界についてとか、なぜ僕たちが存在するのかについて語られることは信じていなかった。自由を感じるには長い時間がかかったね。自分のキャリアの早い段階で、自分の成功に対してあまりにも懐疑的になっていて、成功に耐えられなかった。自分の外見が、僕のキャリアを牽引しているように見えるという事実も信じていなかったし、自分ができるはずのやり方で、注目やそのプロセスを楽しむ方法を見つけることができなかったんだ。

でも、時間の経過とともに教訓が得られるようになる。閉じこもることをやめて、心を開放し、より寛大な自分自身になるんだ。自分の周りの全てに感謝し、外の世界との関わり方を変えることを学ぶのさ。

そうして結局、僕は人との付き合いや、人との繋がり、人生を受け入れるということの美しさを分かり始めたんだ。これまで想像していたよりも、はるかにリラックスしているよ。穏やかな心を持つことができたら、そうすることはずっと簡単なのさ。


━━研究中に学んだ最大の教訓は何ですか?

忍耐...。忍耐と寛大さ。自分自身を世界に向けて開く唯一の方法は、師の前にひれ伏して、自分が自己啓発の道を歩み始めたばかりであることと、目の前にある長い道のりを喜んで受け入れるということだね。

つまり、「なぜ自分は怒っているのか、なぜ自分は辛抱強くいられないのか?」と自問しなければならないのさ。獲物を狙う獣に姿を変えるきっかけになる自分の中の、全てのメカニズムを解放することを学ばなければならない。

純粋な本能で自分自身を支配するような、原始的な認識の状態で生きる必要はないんだよ。僕たちは、全ての苦しみを取り除いてくれる、より高い意識とスピリチュアリティを得ることができるんだ。


━━仏教信仰で、有名人であるという事実には対応しやすくなりましたか?

(笑) 何事も楽に対応できるよ! 感謝して、人と付き合うことや繋がりを持つこと、孤独を感じるよりも人生を受け入れることの美しさを理解することができるようになったね。


━━かつての自分と、あなたが現在感じている気づきや見通しを振り返って、否定的になったことはありましたか?

過去は本当に振り返らないんだ。世界に対して真に心を開いて、周囲の全てのエネルギーや良いことを感じることができる域に達するためには、時には奮闘しなければならない。過去の自分についてはどうすることもできないからこそ、今の自分や、今日明日でどうやって人と付き合うかに全力を尽くすんだ。

些細な行動や、ホテルのクラークやお気に入りのカフェでのウェイトレスへの小さな笑顔も、僕の人生で美しく意味のある瞬間だよ。僕はその全てに感謝するように努めているし、自覚として、こうして人生を楽しむことができるまでに達することができたのは嬉しいよ。

OKJ.Richard Gere.2.2.jpg
写真左から:リチャードと昨年2018年4月にリチャードと結婚し今年2019年2月には男の子を出産した、スペイン人のソーシャライト/パブリシストの、アレハンドラ・シルヴァ(Alejandra Silva)。


━━ダライ・ラマ(14世)との個人的なお付き合いは、どのようにあなたに影響を与えましたか?

一言で答えるには非常に難しい質問だね。僕は自分の研究から多くを得て、法王(ダライ・ラマ14世)から学ぶことができた。彼が僕に与えた影響についてなら何日でも話し続けられるよ。
僕は自分のキャリアが始まったときから仏教の研究に関わっていたけれど、これらの教えを正しく理解し、自分自身を救うことができるように適応するのには長い時間がかかった。

ダライ・ラマの教えによって僕は発見と解放の道を歩むことができた。心を開き、寛大になることを学ぶのさ。彼の全ての教えによって僕は自分の人生を創造し、夫であり父であることの喜びを体験することができたよ。


━━ご自分の人生を振り返って、幸せな人生への旅路がなぜそんなに困難だったのかと考えることはありますか?

非常に時間のかかる、謙虚なプロセスだったね。暗闇から出てきて魂を開放するまでは、多くの暗くて醜い場所を通る、長い旅路の最終地点だよ。

それは、世界が自分にもたらすことにもっと感謝できるようになって、怒りや攻撃的な場所に自分を閉じ込める代わりに、自分が見つけることができる美しさ全てを引き出すことを意味している。
でも、なぜ自分がその道を早くに通ったのか、もしくは通らなかったのかを考えることはできない。僕は自分がそこを通ったことが嬉しかったね。もはや、自分自身で自分の行く先にもたらしたどんな障害にも気を取られることはないんだ。


━━本当により良い生き方を見つけたということでしょうか?

そうだね。自分の中に平和の源を見つけて、緊張の連続の状況の中で不満や不幸を感じることもなくなった。緊張感は不意に現れるけれど、何年も前から、その緊張感を取り除いて周囲を非難しないようにする方法を僕は分かっている。それでも怒るときには、それは自分自身に本当に怒っているのであって、それは破壊的な行動の形なのさ。

最終的に、どのように自分自身を内面から変えることができたかを理解して、全ての負のエネルギーの源が次第に消えていくのが分かるんだ。断然、はるかに良いよ。(笑)


━━父親としての時間の中で人生について学んだことを簡単に教えてもらえますか?

忍耐と開放、そして寛大さを学んだけれど、主には喜びという感情を理解したね。
人生そのものは喜びで、自分の周りに存在するものが人生さ。僕たちは自分の人生を生きるのに忙しくて普段は気にしないけれど、喜びというものはどこにでもあって、その喜びの中核は愛なのさ。愛する人たちと繋がる愛、あなたが一日の中で出会う人々への愛さ。僕はそういう美しい瞬間、全てに感謝する方法を学んだんだ。

INTERVIEW © WENN
PHOTO © C Smith / WENN.com
PHOTO © Oscar Gonzalez / WENN.com


Vol.3へ続く・・・。
CATEGORYから記事を読む