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OK! INTERVIEW☆ジェリ・ホーナー:“どこかで“私、私、私”という感覚が少しずつなくなるのね”(後編)
スパイス・ガ―ルズのメンバーとして世界を席巻したポップスターから主婦となったジェリ・ホーナーが復活。

limited 2019.05.09

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スパイス・ガ―ルズのメンバーとして世界を席巻したポップスターから主婦となったジェリ・ホーナー(Geri Horner)が復活。


現在彼女は、5月にキックオフし、オリジナルメンバー5人中の4人がイギリスとアイルランドで19日間に渡って行う、待望のスパイス・ガールズのツアーリハーサルも行っている。しかし親となった今はツアーを決定する際にも特別に考慮をしている。「ブルーベルが“ママに行ってほしくない”って言ったの。母親なら誰でも、常にジャグリングしてバランスを取っていることを分かってくれると思うわ。」とジェリは説明している。

ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)がサインをしなかったことで公演が脱線したとして非難はあったものの、実際に話を動かしたのはメル・C (Mel C: メラニー・C:Melanie Chisholm)だった。
「メル・Cの所に集まったときに、彼女はやりたくないって言った。」と話すジェリ。「でもエマは”自分の子供たちにステージに立つ母親の姿を見てほしい。“って言ったの。その言葉が響いたわ。挑戦して、何かを起こさなきゃって思ったの。」

また、ステファン・ベラフォンテ(Stephen Belafonte)と破局したメル・B (Mel B:メラニー・ブラウン:Melanie Brown)の傷を癒すためにもツアーを決定したという。
メル・Bが築く高い壁のせいで、2人の結婚生活の何かが間違っているとメル・Bが打ち明けられたかどうかを振り返って、ジェリは「彼女は時々とても保守的になって、とても脆くなるの。」と話している。

根っからのスパイス・ガールズであり、ワトフォード(Watford)出身の彼女は「メンバーが大好きだし、ファンや音楽に感謝しているの。」と話している。昨年彼女はグループの20周年記念の際に再結成が叶わなかったことについて、悲しいとコメントしていた。「自分と一緒にいたくないと思っているボーイフレンドといるようなもの。」と語り、「どこかのタイミングで、手放さなくちゃいけないの。」とも話している。

そのポジティブな態度によって、彼女はファッション界にフォーカスしたいというヴィクトリアの決定に現実的になることができた。「皆の違いを尊重しなければならないわ。皆それぞれが正しいと思うタイミングがある。」と説明している。

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「ヴィクトリアは正直だったわ。彼女にはクリスマスに会ったの。お互いにサポートするし尊敬もしているわ。」
メル・Bは、ヴィクトリアはサインをする予定だったと主張するものの、ジェリは「違うの。5人全員が揃うときはなかったわ。メルは自分が言い続ければ実現すると思ったの。」と明かした。

スパイス・ガールズのベイビー・スパイスことエマ・バントン(Emma Bunton)によると、“ツアー中またはツアー後”に、新たな素材を追加するかもしれないという、新アルバムについての話さえあるという。ジェリにとって、“ジンジャー・スパイス”としての役割に戻るのは簡単だった。
「私はピアノをもう一度始めて『スパイス・アップ・ユア・ライフ』(Spice Up Your Life)を学んだの。歌い出して、自然に体が動き始めたわ。それこそが楽しいことだし、醍醐味よね!」ところが、そんな母親をブルーベルだけは不思議に思ったようで「一人でダンスのリハーサルを始めたんだけど、娘は恥ずかしがってたわ。」とジョークを言っている。

ジェリは歴史におけるスパイス・ガールズの存在を誇りに思っている。今日の社会は、これまで以上に“ガール・パワー”と関連ありその必要性も増している。

少し前に、彼女はウィンストン・チャーチル卿(Sir Winston Churchill)について“オリジナル・スパイス・ガールズ”だと言及し、テリーザ・メイ(Theresa May)については、“自分の応援するもの”に対して“立ち上がっている”と称賛した。
しかしジェリが声を上げる強気なスパイス・ガールだとしても、彼女が優先するものは同じではない。

「昔はパフォーマンスをしたときにパワーのようなものを感じたけれど、自分のエゴは無くなったわ。」と認める彼女。「スターになりたいという気持ちが起こらないの。多分母親になったことと関係があるかもしれないわね。どこかで“私、私、私”という感覚が少しずつなくなるのね。」ただし、ツアーの日が迫るにつれ、ジェリのポップとパフォーマンスに対する情熱が、かつてのように燃えることは疑いのない事実だ。

FEATURE BY MICHELLE GARNETT
PHOTO © Lia Toby / WENN.com
PHOTO © WENN.com


END.
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