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OK! INTERVIEW☆ケンダル・ジェンナー:ケンダルの世界:“私は有名に育てられてラッキーだった” Vol.1
1憶人を超えるインスタグラムのフォロワーを持つスーパーモデルのケンダルが語る、“苦悩”、“プロ意識”、”成功“…。

limited 2019.04.11

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1憶人を超えるインスタグラムのフォロワーを持つスーパーモデルのケンダル・ジェンナーが語る、“苦悩”、“プロ意識”、”成功“…。


ケンダルの世界

1憶人を優に超えるインスタグラムのフォロワー、急成長するモデルとしてのキャリア、そして2,250万ドル(約25億1,116万円)の年収と、非常に恵まれた環境で特別な待遇を受けてきた23歳のケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)。しかし、超がつくほど有名でお金持ちのカーダシアン(Kardashian)&ジェンナー家の保護の下で育った彼女が、時には彼女の判断における過ちを和らげるような、ある種の社会化プロセスを経験することはありませんでした。

モデル仲間やブランドのスポークスパーソンである姉妹の中でも、恐らく最も美しいケンダルは、過剰なほど露出の多い家族の一員となることは、特有のリスクも伴うということを示してきました。ティーンエイジャーの頃に旋風のようにモデルの世界に入った彼女は、実世界での生活がどのようなものであるかという、一般的な認識が習慣的に欠けている若い女性にみられる兆候を全て抱えています。特に7歳から自分の家族のリアリティショー『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』(原題:Kardashians Keeping Up with the Kardashians) の中で育てばなおさらです。

彼女の偏狭な生活観をさらに複雑にしているのは、そういった意識の欠如に加えて、近頃のメディアに対する知識について家族によって外界から保護されていることで非常に欠如しているという事実です。

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始まりは、視聴者からの抗議により放映が取りやめとなった2017年のペプシによる不適切なコマーシャルの放映でした。スーパーモデルであるケンダルが、世界に平和をという抗議行動に加わるためにグラマラスな撮影を恐れることなく飛び出し、警察官にペプシの缶を与えた後に抗議活動の参加者とハイファイブ(ハイタッチ)をして彼らとの連帯感を見せつけるという内容です。ケンダルは自分自身が(明らかに)気付かぬうちに白人の特権に対するスポークスマンになることを許容したとして、このコマーシャルに対して非常に多くの、かつまっとうな反発が相次ぎ、ケンダルはソーシャルメディア上で笑い者となり罵声を浴びることになりました。

「明らかに、誰かを傷つけるつもりではなかったの。正直、ただ隠れたわ。自分が誰かを傷つけたという事実が私を傷つけたの。」とケンダルは説明しています。
「怒鳴られたこともあるし、ケンカになったこともあるけれど、ここまでのことは無かった。ああいった状況に事前に準備しておくなんて不可能…でも誰も私の所に説明しに来なかったわ。“自分で理解してる。”って感じだった。私はバカじゃないし、自分で見れば分かるもの。」

この一件に関しては、結局のところ、契約を結んだのは彼女の母親でありマネージャーであり、カーダシアン&ジェンナーチームの責任者であるクリス・ジェンナー(Kris Jenner)で、多くの非難はコンセプトを考えた広告代理店や、広告を承認した数十億ドル規模のソフトドリンク企業ペプシの高給な企業マーケティング担当役員に向けられるべきものです。

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このPRにおける大惨事の後には、2018年9月号に掲載されたラブマガジン(LOVE magazine)のインタビューの中での彼女の軽率な発言が、仲間のモデルやメディアコミュニティーからの怒りを買い、前年と同様にケンダルのイメージに大きなダメージを与えました。

「初めから、どのショーに出演するかは厳選していたの。」と話すケンダル。「1シーズンに30ものショーに出演したり、とにかく何でもやっているようなモデルたちとは違う。彼女たちの活躍を祈るわ。」

過剰とも思えるくらいの彼女の素直な発言への反撃は、圧倒的なものでした。インタビュー全体を読み、ケンダルのコメントを引用するには確実に必要とされる文脈を考えれば、自分が同じように人生の厳しさを経験するとは思えなかったと話すことで、有名でなくともはるかに勤勉な多くのモデル仲間に非常に皮肉な賛辞を贈っていたことは明らかです。彼女のPRチームはその後すぐに、ケンダルは純粋にまた深い意味はなくファッションショーの世界で、その狭き門を最大限に活用するために、どれだけの努力をしなければならないかということに驚いている、というコメントを発表しダメージコントロールを行いました。

「(ケンダルは後に)中には1シーズンに80近くのショーに出るモデルもいることを知りました。彼女が言いたかったことは、それが彼女たちのやり方であり、“彼女たちに成功してほしい”ということです。ケンダルは彼女たちの勤勉さと献身を称えています。それは彼女たちの功績です。」

INTERVIEW © WENN
PHOTOS © Ivan Nikolov / WENN.com
PHOTO © Patricia Schlein / WENN.com

Vol.2へ続く・・・。
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