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OK! INTERVIEW☆キーラ・ナイトレイ:『原題:コレット』:“女性にはコレットのような女性のヒーローが必要なの”(後編)
「私たちは歴史上の多くの女性たちの人生や業績にインスパイアされなければならないわ」と語るキーラ。

limited 2019.02.19

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映画『原題:コレット』でフェミニストの先駆けとなったフランス人小説家、コレットを演じ「私たちは歴史上の多くの女性たちの人生や業績にインスパイアされなければならないわ」と語るキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)。


━━観客はこの映画を見ると、当時の社会のオープンさに感銘を受けたり、私たちがその頃からどう後退したように見えるのでしょうか?

当時と現在と比較すると、私たちがはるかに禁欲的になったことは明らかね。当時の人々はその時代の精神に敬意を払っていたようで、とても自由気ままにセックスとアルコールに耽り、非常に開放的で寛容だった。

私たちは実際にそれ以上の進歩を遂げてはいなくて、いまだにセクシュアリティとジェンダーに関する同じ問いについて議論しているわ。それもまたコレットが並外れた存在だった理由の一つだと思うし、1890年代後半と1900年代の女性の喜びについて書かれていたその考えは今もなお革新的なものなの。


━━コレットは、女性に対する態度や、女性のセクシュアリティがどのように認識されていたかに関して、非常に影響力のある人でしたね。

ベル・エポックの時代はタブーを大きく崩壊させた時代で、コレットはその運動の立役者だった。私たちは1960年代に性の革命が起こったと思っているかもしれないけれど、実際には1940年代と1920年代が、その壁が崩壊していた初期の時期としてあった。
でも、それは住んでいた場所に依存するものだったの。イギリスはその頃ビクトリア朝時代だったけれど、フランスは全く異なる種類の進化を経験していたのよ。


━━映画の準備の一環としてコレットの作品に没頭しましたか?

ええ。私が発見したのは、彼女が非常にはっきりとした意見を持っていたということで、彼女を演じる面でとても助かったわね。そうすることで、彼女の人生における怖いもの知らずな生き方を受け入れることができたわ。

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━━初期の頃の作品の大部分を自分のものとしたという支配的な夫ウィリーの傲慢な影響の下で、コレットはどのように感じていたと思いますか?

彼らの関係は魅力的なものだったの。2人は有名なカップルだったということを理解することが重要ね。彼はパリで最大のスターだったし、信じられないくらい本当に魅力的でカリスマ的だったから、誰もが彼に引き寄せられてしまった。コレットが彼と恋に落ちるのも簡単なことだったの。彼が関係を売り込み、才能を搾取したことは事実だし、彼は最初の4作品を自分のものにしたけれど、初めの頃は彼女のメンターで、コレットが小説を書き始めたのも彼の影響だったの。

コレットは、結婚当初は彼の支配下にあったけれど、彼女には、自分自身の考えを示して彼の下から離れ、自分らしい女性になる時間が必要だった。そしてそれこそまさに、彼女が彼を去った後にしたことなのよ。


━━コレットとウィリーはお互いを愛していたのでしょうか?

彼らは一緒に過ごした7年間、お互いをとても深く愛したわ。2人がどれだけお互いを強く想っていたかは、2人が交わしたラヴレターが語っているの。

彼らの結婚はオープンなもので、コレットはかなり早い段階でウィリーが遊び人だということを知ったというのは事実だけれど、彼女も自分がしたいことをしようと決心したというのも真実だった。だから、ある意味彼らの関係が彼女の独立心に弾みをつけたの。そして結局女性のエンパワメントが彼女の旅の終わりの一つだったのね。

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━━コレットはあなたが出演した時代劇の一つですが、あなたはいつもこの種の映画に惹かれてきましたね。

いつも歴史小説に惹かれてきたわね。過去を探検するのが大好きなの。時代劇のキャラクターになるのは楽しいし、現代の物語を演じているときとは違って、別の時代を自分が再び生きているような全く違った感情を抱くわ。現実逃避の感覚が私に時代劇をやらせていて、大抵そういうキャラクターとの方がより強く結びつけるの。

それに、強くて独立した女性を演じるチャンスをくれるのは、こういうタイプの映画だけということもあるわね。暴力にさらされたり、受け身なガールフレンドや妻として女性が描かれているスクリプトをたくさん読んできたわ。少なくとも私が出演してきた時代劇は、本当にパワフルで魅力的な女性についてのストーリーを伝えることを可能にしてくれるの。


━━あなたはまた全く異なる種類の映画『くるみ割り人形と秘密の王国』に登場していますね。(インタビュー当時)特にホリデー前に公開されるのでファミリー映画としてヒットすると思いますが、クリスマスやプレゼントを買ったりするのが待ちきれないタイプですか?

本当に大好き! デコレーションが好きで、クリスマスの時期になると皆がいつもより幸せになる感じが大好きよ。贈り物をするのも大好きね。もらった人の表情を見るのが本当に楽しいの。それに、皆が知らないところで贈り物をするのもいいと思うわ。誰にも言わずに、誰かをただ笑顔にしてあげるの。

大抵私は本をあげるんだけれど、いつもショッピングはギリギリ。全てが揃うのはだいたい最後の1〜2週間ね。


━━『くるみ割り人形と秘密の王国』に関わりたいと思った主な魅力は何でしたか?

シュガープラムの精を演じすることにノーとは言えないわ。とても繊細な作品にたくさん出ていたので、全く違うことをしてみたかったの。


━━娘さんともっと一緒に過ごすために、演技からは1年離れていましたね。感覚はすぐに戻りましたか?

私は働く母親の娘として育って、母親が働く姿を目にすることが自分と自分の感性にとって、どれだけ大切なことだったかは分かっているわ。
自分の娘にも私が愛してやまないことをしている姿を見てほしいと思うの。彼女が選ぶフィールドが何であれ、子供を持つこともできるし、キャリアを追求することもできるということを知ってほしいと思っているわ。

INTERVIEW © WENN
PHOTOS © FayesVision / WENN.com
PHOTO © Adriana M Barraza / WENN.com


END.
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