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OK! INTERVIEW☆クリス・ヘムズワース: 映画『原題:Bad Times at the El Royale』:“これまでやってきた全てと比べて異質と感じてほしかった”(前編)
本作で自身のキャリアの中でも最も風変わりかつ印象的な演技を見せたクリス。

limited 2019.02.07

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映画『原題:Bad Times at the El Royale』で自身のキャリアの中でも最も風変わりかつ印象的な演技を見せたクリス・ヘムズワース。


映画業界の中でも最もハンサムな男性の一人であるクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)は、数十億ドルの興行収入を挙げる『アベンジャーズ』(原題:The Avengers)フランチャイズの主要プレーヤーの一人で北欧神話の神、ソー(Thor)として、特に女性ファンから大勢の支持者を獲得している。

しかしヘムズワースは、ジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)、ジョン・ハム(Jon Hamm)などの印象的なアンサンブルキャストを誇るダークな犯罪スリラー『原題:Bad Times at the El Royale』(アメリカ公開:2018年10月12日)に出演し、よりアヴァンギャルドな領域にチャレンジしている。2012年のホラー映画『キャビン』(原題:The Cabin in the Woods)で、監督兼ライターのドリュー・ゴダード(Drew Goddard)とはすでにコラボレーションを果たしているヘムズワースは、2018年最も大胆な映画作品の一つに参加する機会を得た。

「エージェントから、これまでに読んだ脚本の中でも最高のものを読んだと聞いたんだ。」と話すヘムズワース。「その脚本はドリュー・ゴダードによるものだと言われて、ドリューと以前に仕事をしたことがあった僕は彼の大ファンだったから、エージェントに "その脚本はどこ?僕も読みたい"と尋ねたんだ。
そうして脚本が送られてきてから読んでみたら、素晴らしい話だと思ったよ。飛行機に飛び乗って、別のレベルに自分自身を引き上げ、自分の居心地の良いゾーンを抜け出せるようなプロジェクトを掴まなければならないと思ったんだ。それこそこの種のチャンスがきたときに自分が演技から得られるスリルの一部なんだよ。」

ネバダ州レイク・タホ(Lake Tahoe)にある安ホテル、エル・ロイヤル(El Royal)に滞在する7人の奇妙な交流を中心に描かれる物語の中で、そのほとんどを上半身裸で過ごす堕落したカルトリーダー、ビリー・レイ(Billy Ray)を演じたクリスは、奇抜かつ新たな芸術領域に挑戦している。各ホテルのゲストは、過去の暗い秘密からの救済を求めており、本作でクリスは、自身のキャリアの中でも最も風変わりかつ印象的な演技を見せている。

一方で、タイトルは未定のアベンジャーズシリーズの最新作の撮影も終えているクリス。また、こちらもタイトルは未定だが、彼がジェームズ・T・カーク( James T. Kirk)の父親役を再演する『スタートレック』(Star Trek)シリーズの続編の撮影にもすぐに入る予定だ。

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35歳のクリス・ヘムズワースは、オーストラリアで生まれ育ち、オーストラリアで人気のソープオペラ『ホーム・アンド・アウェイ』(原題:Home and Away)で初めて演技の定評を得た。
2007年にロサンゼルスに移った後、一度は仕事を見つけるのに苦労した彼だが、最終的に『マイティ・ソー』(原題:Thor)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(原題:Thor:The Dark World)、『アベンジャーズ』(原題:The Avengers)、そして『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(原題:Avengers:Age of Ultron)でブレイクを果たす。
彼はまた、偉大なレーシングドライバー、故ジェームス・ハント(James Hunt)を演じた『ラッシュ/プライドと友情』(原題:Rush)での演技で高い評価を得ており、マイケル・マン(Michael Mann)によるスリラー『ブラックハット』(原題:Blackhat)では、コンピューター・ハッカーとして活躍している。

ヘムズワースと彼の美しい妻でスペイン出身の女優エルサ・パタキー(Elsa Pataky)(『ワイルド・スピード MEGA MAX』(原題:Fast Five)や、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(原題:Fast & Furious 6)などに出演)は、最近、今年公開の歴史ドラマ『ホース・ソルジャー』(原題:12 Strong)に揃って出演。彼らはオーストラリアのバイロンベイ(Byron Bay)にある7百万ドルの物件で、6歳の娘のインディア・ローズ(India Rose)と、4歳の双子の男の子、トリスタン(Tristan)とサーシャ(Sasha)と共に生活をしている。

━━クリス、『原題:Bad Times at the El Royale』はかなり話題になっていましたが、とてもダークな作品ですね。本作についてはどう思われますか?

僕はいつも退廃的な映画の大ファンだったんだ。脚本を読んですぐに、これはジェイムズ・エルロイ(James Ellroy)やアガサ・クリスティ(Agatha Christie)などの偉大な犯罪小説のスタイルに対するオマージュだと分かったよ。素晴らしいジャンルで、常に見ている人を驚かせてくれるし、決して予想していなかった方向に行ったりひねりがきいているんだ。

結局のところ、この7人の見知らぬ者たちは、何かを探し求め、何かから逃げていて、自分が何者であるか、そして世界での居場所を探そうとしているんだよ。


━━あなたが演じるキャラクター、ビリー・レイをどのように表現しますか?

彼は人の心を操るのがとても上手で、自閉症のサイコパスであり、自分では人助けとか、人に答えを与えていると主張するけれど、それは彼の自我を強めるための単なる機会なんだ。

それに危険な男の匂いがしていて、この男については明らかに性的なものを感じる。彼は恐らくセックス依存症でそれを制御することの中毒でもある。だから彼は着ているシャツを開けてほとんどの時間を過ごすのさ。それは彼の自信の表れであって、パワーを主張する彼なりの方法なんだ。


━━本作にはとても印象的なキャストが揃っていますね。それもこのプロジェクトにあなたを導いた要素の1つでしたか?

それは素晴らしいキャストだったね。全ての出演者について耳にしたり、自分で彼らの仕事を目にしたことがあって、僕がファンだった人たちなんだ。誰もがこのパズルに不可欠なピースだったし、一人がボールを落としたり、現場に現れなかったり、110%の力を出さなかったりすると、うまくいかなかっただろうね。僕は皆が自分たちの持っている全てを喜んで提供してくれたことに、とても感謝しているよ。僕がこれまでしてきた撮影の中でも、最もコラボレーティブで楽しいセットの一つだったね。

INTERVIEW © WENN
PHOTO © Lia Toby / WENN.com
PHOTO © Tony Oudot / WENN


後編へ続く・・・。
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