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OK! INTERVIEW☆ロビン・ライト:『ハウス・オブ・カード 野望の階段』第6シーズン:“ショーの完結に対する喜びで涙したり飛び上がったりしたわ”(後編)
満足のいく『ハウス・オブ・カード』の世界観で第6シーズンを終えられることに胸を高鳴らせたロビン。

limited 2019.02.05

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Netflixのシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の最終シーズンとなる第6シーズンが満足のいく『ハウス・オブ・カード』の世界観で終えられることに胸を高鳴らせている、クレア・アンダーウッド役のロビン・ライト(Robin Wright)。


52歳のロビンは、彼女自身が信じてやまないように、満足のいく、ぞっとするような殺人的な『ハウス・オブ・カード』の世界観で第6シーズンを終えられることに胸を高鳴らせている。

「NetflixとMRC(制作会社)がファンの皆さまにショーの本当の意味での終わりをもたらして、いつものように幕を閉じることを決定したことはとても嬉しかった。私たちは初日からの軌道にまだ乗っていたし、クレアはいつだって初の女性大統領になる予定だったの。」と語った。

また「私たちはそれが最終章になることは分かっていたわ。彼女がどのように大統領の座を手にしたのかについては、常に疑問が残っていた。もしもヒラリー(ヒラリー・クリントン:Hillary Clinton)が勝利していたら、クレアはもっと正当に票を獲得したでしょうね!! (笑)」

ドナルド・トランプ(Donald Trump)の当選と米国政治への奇妙な影響も、本シリーズが、一種の度を越えた政治的不正やホワイトハウスで起きている現実世界でのショーよりも奇妙で過酷な風潮を作り出すことをより困難にしていた。

「『ハウス・オブ・カード』は、政界の現実を代替する世界。多くの面で非常に劇的だけれど、他の点においてはそんなことはないの!」と説明するロビン。
「毎シーズンでの私たち会話の大半は、行政のクレイジーさをどのように上回ることができるのかということ。誰のことを言っているかは分かると思うけれど、どうすれば私たちが読むクレイジーなニュースの一歩先を行けるかを考えていた。でもああいうニュースを上回るのは難しかったわ。」

『ハウス・オブ・カード』のクレア・アンダーウッドとしての彼女のキャリアにおける並外れた成功は、彼女自身の子供たちが大人になり家を出て行く、というロビンの人生におけるもう一つの変化の要素とも呼応していた。

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「『ハウス・オブ・カード』は良いタイミングだったの。子供たちの母親として自分の人生を楽しんだし、自分ができるほど仕事はしていなかった。それに子供たちの父親(元夫のショーン・ペン(Sean Penn))と私は、子供たちを可能な限り(サンフランシスコ近郊の)ハリウッドから離れた場所で育てる決断をしたの。」

「でも子供たちと一緒に過ごした全ての瞬間はその価値があるものだったわ。今子供たちは自分の人生について自分の道を見つけているし、私は色々なプロジェクトに取り組んで、自分がしたいことを考えることができるの。」

「結婚して2人の子供を見ていると、自分の人生は本当に忙しくて、必ずしも自分がしたいことについて考えられるわけではないわ。母として、私は2人の小さな子供たちの人生を可能な限り美しくする義務を感じていたけれど、それが私の焦点だったし、後悔はしていません。」

「ただ、子供が家を出て行った後の違いは、今度は自分自身と自分のニーズを見据える時間があること。自分を見つめ直すプロセスを初めて、目が覚めて、自分を見つけるようになるの。私は数年前からその道を歩んできて、ついにたどり着いた気がするわ。」

興味深いことに、ロビンは、自分のキャリアにおいてこの1年以上に働いたことはないと話している。「大統領になったり、政界にいる男性全員に対抗することで断然忙しくなったの。 新しいキャラクターも2人登場させて、1人はダイアン・レインが演じているわ。その敵対関係がどのように展開していって、クレアがソロアーティストとしてこの新しい旅を経験するかが分かるわよ。」

ロビンのクレア・アンダーウッドとしてのパフォーマンスの最大の特徴の1つは、シリーズの様々な場面でキャラクターに男性と女性の両方のエネルギーを取り入れたことだ。ロビンはこのことについて

「私は特定の女性をイメージしたわけではないの。なぜなら彼女は一種の男性の代用だから。私たちの仕事の仕方には男性と女性という大きな違いがあり、クレアは両性の最高形なの。男性の本能で仕事をし、コミュニティビルダーという女性の側面も持っています。その二面はどのように一緒に作用するかを分かっていて、仕事をやり遂げる方法も分かっている。男性のやり方とは違う方法でね。」

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しかし、自身の人生においては、昔からの内向的な性格との戦いもあり、今日の彼女ように、スタジオやプロデューサーとのやり取りではそれほど強引にはなりたくなかったというロビン。彼女のシャイさは、テキサス州ダラスで成長し、頻繁に学校を変えていたことに機縁している。その後、彼女のモデルとしてのキャリアが10代で始まったときも、彼女は再び転々とすることになり、自分のホームと呼ぶことのできるような決まった場所はなかった。

「私は子供のように本当に恥ずかしがり屋で、不安だったわ。」と認めるロビン。
「2歳のときに両親が離婚した後は引っ越しを繰り返して、新しい学校や新しいクラスメートに対応しなければならなかったけれど、友達を作ることが難しくて、不安な気持ちをさらに強くしたの。」

「14歳のときにモデルを始めたけれど、常に旅をしていて、パリや日本などであちこち動き回って仕事を探しながら生活していた。落ち着いた人生ではなかったし、大抵の人が自然に持てているような安心感を覚える場所にいたこともなかった。いつだって私にとってはより難しいことだったの。」

メディアに出たがらないことで有名で、私生活について多くの事を語りたがらないロビンだが、今年の夏、2年に渡って交際していたフランス人のボーイフレンド、クレモン・ジロデ(Clement Giraudet)と、ドローム(Drôme)谷の小さな町にある、ラ・ロシュ=シュル=ル=ビュイ(La Roche-sur-le-Buis)でのプライベートセレモニーで結婚をしたニュースが出た時にも、多くの目をかいくぐっていた。

ゲストリストは、最も親しい友人約50人程度だったと推定されていて、結婚式の後のパーティの構成は、60年代をテーマにしたボヘミアンなガーデンパーティ。ロビンはスクープネックに半袖の白レースのロングドレスと頭にはバンダナを巻き、クレモンは、白いシャツの上に茶色のベスト、黒いズボン、サンダル、帽子の装いだった。

『ハウス・オブ・カード』が終わった後には、映画でのキャリアにおける新たな章を心待ちにしているロビンだが、セットで過ごす最終日は誰にとっても胸が詰まる想いだと認めている。

「ほろ苦かった。」と、最終日について語るロビン。
「一緒に働いていた人たちが大好きだった。自分の家族のように本当に親密に結ばれていたの。家を出て行くような気持ちで、本当にエモーショナルだった。私たちが完璧に実現しなければいけなかった。ショーの完結に対する喜びで、涙したり飛び上がったりしたわ。」

INTERVIEW © WENN
PHOTOS © Pat Denton / WENN.com
PHOTO © FayesVision / WENN.com


END.
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