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OK! INTERVIEW☆ロビン・ライト:『ハウス・オブ・カード 野望の階段』第6シーズン:“ショーの完結に対する喜びで涙したり飛び上がったりしたわ”(前編)
満足のいく『ハウス・オブ・カード』の世界観で第6シーズンを終えられることに胸を高鳴らせたロビン。

limited 2019.01.31

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Netflixのシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の最終シーズンとなる第6シーズンが満足のいく『ハウス・オブ・カード』の世界観で終えられることに胸を高鳴らせている、クレア・アンダーウッド役のロビン。


ロビン・ライト(Robin Wright)は、キャリアの頂点を迎えている。
他に類を見ないNetflixのシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(原題:House of Cards)の最終シーズンとなる第6シーズンでは、ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)演じるフランク・ウッド(Frank Underwood)が大惨事に遭遇している隙に、ロビンの演じるクレア・アンダーウッド(Claire Underwood)がついに大統領となる展開となった。スペイシーのセクシャルハラスメントに対する訴えで信頼を失うなか、クレアが国をリードするように、ロビンもまた、第6シーズンを続投するようネットワークを説得する戦いを導いた。

「『ハウス・オブ・カード』に罪はないのに...なぜ中止するの? 2,500人が仕事を失うことになっていたかもしれないの。彼らは何も間違ったことをしていないのに...不公平だわ。」夏の初め、Netflixの幹部とシリーズの続投に向けて、今後の運命を決定付ける議論をしながら戦ったことを明らかにしたときにそう語ったロビン。
「ショーを完結しなければならないと信じていたし、自分たちの約束を守るべきだと思っていた。番組を愛してくれている人のためにも、なぜ中止しなければならないの?」

オリジナルシリーズのクリエイター兼、以前の現場責任者であったボー・ウィリモン(Beau Willimon)から引き継いだ、シリーズの現場責任者フランク・パグリース(Frank Pugliese)とメリッサ・ジェームズ・ギブソン(Melissa James Gibson)は、スペイシーの突然の離脱が、必ずしもクレアが既にシリーズの中心人物であったフランクに取って代わる準備が整っていた、という事実を変えたわけではないと後に語っている。

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「本当のところ、口火を切った話があったんだ。結婚についての話で、彼らのパートナーシップに何が起こっているのかという話だった。」とパグリースは説明する。
「第5シーズンはクレアが“私の番”と言って終わりを迎えていて、彼女の話しをしないことは不可能に思えた。だからどんな条件だったとしても、我々は彼女のストーリーを伝えなければならなかった。」

シリーズにレギュラー出演しているパトリシア・クラークソン(Patricia Clarkson)もまた、ハーヴェイ・ワインシュタイン(Harvey Weinstein)に関する意外な新事実の発覚に続いたスペイシーのセックス・スキャンダルを受けて、ロビンが『ハウス・オブ・カード』の復活において重要な役割を担ったことを認めており「ロビンは、このショーが中止になることで報酬を失う人たちが生活を守れるよう、全責任を負ったのです。新シーズンは本当に素晴らしいものになると思います。」と話している。

第6シーズンでは、フランクが地獄を終のすみかとして幸せに暮らしていることが明らかになるだけではなく、新たな脅威や様々な陰謀がクレアの周りに現れ、クレアは自身の存在を主張しながら大統領としての座を擁護しなければならない状況から始まる。
ダイアン・レイン(Diane Lane)は、クレアのライバルとして登場した主要キャストメンバーの一人で、シリーズ・レギュラーのマイケル・ケリー(Michael Kelly)が演じるアンダーウッドの腹心、ダグ・スタンパー(Doug Stamper)とトム・ハマーシュミット(Tom Hammerschmidt)役のボリス・マクギヴァー(Boris McGiver)も復帰をしている。

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ロビンは第6シーズンのエピソードとシリーズ全体の結論を導く機会を与えられた立場にもあった。長年に渡り、彼女は9つのエピソードをディレクションしていたものの、テレビの歴史において時代の終わりを自分なりに描くことはより特別なことだった。
「演出という美味しいデザートを一度味わうと、文字通り啓示のように感じられる。」と話すロビン。「演技というモノづくりを通じて自分の全人生を目撃してきたこととは全く違う舞台に足を踏み入れたの。」

「私は演技と同じくらい演出が大好き。全てが自分次第だからとても難しいけれど、いつも監督になることを夢見てきたの。ストーリーテリングに入り込んで、自分のクリエイティビティをエピソードの展開に織り込むことができるということには、本当に夢中になるわ。それに自分のアドバイスやアイデアに俳優たちが従うことを見ることができて、自分の目の前でそれを目撃するというのは、とても価値があることね。」

「昔から、映画業界で働く女性たちは、永久に男性監督が主流の男の世界だという現実に直面してきたの。そういう業界が私たちの知っている業界だった。でもついに自分がリーダーシップをとるのよ。ディレクターになることは、とても素晴らしいこと。」

彼女は、自身のキャリアの大部分でディレクターへの畏敬の念を持っていたことを認めた上で、映画やテレビシリーズの制作に携わる多くの技術的要素や、芸術的要素からは排除されていると感じていた。
「カメラの後ろにいる方が断然良いわ。30年間演技をしてきたけれど、孤独よ。本当に孤独で、制作の全てに関わりたいと思っていたの。」

「カメラ部門、サウンド部門、アートディレクションに関わる人たちは、何年も映画やテレビを作ってきている。私は無料で映画学校に行かせてもらっているようなもの。いつだって大切にされてきたし、ディレクションにおいては皆が家族なの。全員がこの建物の建築家で、一人でやっているわけではないの。他の人とモノづくりをするのがただ大好きだわ。」

INTERVIEW © WENN
PHOTO © AEDT / WENN.com
PHOTOS © FayesVision / WENN.com


後編へ続く・・・。
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